『図解 日本の城 普及版』(西東社)
「歴女」という言葉が流行語大賞にノミネートされるなど、細く長く続いている歴史ブーム。中でも戦国時代は人気を呼んでいます。
私も戦国史は好きですが、そのきっかけは小学生の頃に城郭に興味を持ったことでした。
日本建築の美と技術が集結された城郭に魅せられる人は多いのですが、これから城郭について知ってみたいと思っている人に入門書としてまずお薦めしたいのが、西東社から出ている『図解 日本の城 普及版』です。
城郭の発達と、その魅力である天守、石垣、縄張りなどの歴史と発展を図解でわかりやすく示してくれます。
日本を代表する城郭(松本城、姫路城、江戸城、名古屋城、大坂城、熊本城、宇和島城、彦根城、金沢城、会津若松城、松江城、岡山城、高知城)、東日本の代表的な城郭(五稜郭、小田原城、犬山城など)、西日本の代表的な城郭(二条城、和歌山城、福岡城、首里城など)の縄張りの特徴と歴史をこれ一冊で知ることが出来ます。
その他に城を知るための書籍やウェブサイトの紹介コーナーも充実したものでお薦めです。
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