パーヴォ・ヤルヴィのアンコールの定番 シベリウス「悲しきワルツ」
現在、私が最も注目している指揮者は、エストニア出身でアメリカ育ちのパーヴォ・ヤルヴィです。1962年生まれの今年49歳。指揮者としてはまだ中堅の年齢ですが、フランクフルト放送交響楽団(hr交響楽団)音楽監督、パリ管弦楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン芸術監督という3つのポストを兼任し、エストニア国立交響楽団の音楽顧問も務めているという超売れっ子です(その他にもシンシナティ交響楽団の桂冠音楽監督の称号も持っています。ただ今シーズンはシンシナティ響は指揮しない模様)。実力も超一級で、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンと録音した「ベートーヴェン交響曲全集」はCDとDVDの両方で出ていますが、21世紀に入ってからの「ベートーヴェン交響曲全集」としては最上級のものだと思われます。
そんなパーヴォ・ヤルヴィのアンコールの定番がシベリウスの「悲しきワルツ」。パーヴォ・ヤルヴィの来日公演には何度も接していますが、「悲しきワルツ」は毎回演奏されます。
パーヴォはエストニア国立交響楽団を指揮して「悲しきワルツ」を録音していますが、今回は、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンを振った映像をお楽しみ下さい。
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