笑いの林(43) 劇団アニメ座ネタバトル~夢の超人タッグ編~
2014年10月20日 新宿文化センター小ホールにて
午後7時30分から、新宿文化センター小ホールで、劇団アニメ座ネタバトル~夢の超人タッグ編~を観る。
劇団アニメ座の座員達が、今回は劇ではなく、漫才で競うというイベント。漫才コンビは登場順に、こりゃめでてーな・伊藤&セブンbyセブン・玉城、キャベツ確認中、天津・向&桜 稲垣早希(ムカサキ)、マリリンジョン&キャベツ確認中・キャプテン★ザコ、セブンbyセブン・玉城&がっき~、ドラゴゲリオンZ(R藤本&桜 稲垣早希)、若井おさむ&キャベツ確認中・しまぞうZ、R藤本&マリリンジョイ、こりゃめでてーな伊藤&がっき~。2番目に登場するキャベツ確認中だけ常に活動している漫才コンビである。
開場が15分ほど押した公演であったが、やはり吉本芸人達のスケジュールが合わず、今朝まで徹夜でネタ作りを行っていたコンビがあったり、飛行機に乗る際に小道具が危険物と見做されて没収されたため、即座に書いた別のネタをやらざるを得なかったりと、笑いの完成度は必ずしも高くなかった。
ちなみに若井おさむはガンダム芸人でいつもはアムロ・レイのネタを行うのだが、今回は完全に若井おさむとして出演したコントがあったりと、アニメ座ネタバトルといいながらアニメキャラではなく、アニメ好きの芸人の話になっているものもあった。R藤本とマリリンジョイのネタはドリフのヒゲダンスであり、アニメとはほとんど関係ない。また、天津・向は今回もアニメキャラではなく天津・向本人としてだったり、ニセガンダムファンのライターとして登場していた。
そんな中でドラゴゲリオンZの二人だけは、板に付いた時から他のコンビとは安定感が違った。昨日、一緒にお笑いの舞台をやった後で、ニコニコ生放送にも二人で出演、そして今日も漫才ということで、二人で漫才を行うということに違和感はかけらも受けない。内容はクレーマーを題材にしたものだったが、「ドラゴンボール」と「エヴァンゲリオン」の妙なところも題材に取り入れており、完成度も他のコンビのものに比べると高かった。
観客には一人一枚、投票用紙が配られており、良いと思った漫才には○を付けるようになっている。私は12組中3つしか○を付けなかったが、ドラゴゲリオンには勿論、○を付けた。
結果はドラゴゲリオンZの優勝。断トツだったそうである。
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