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2016年1月15日 (金)

追悼・桂春団治 「襲名50周年記念 桂春團治落語会」2009年5月

2009年5月6日 大阪・なんばのワッハ上方ワッハホール(現・よしもと漫才劇場)にて

午後2時から、大阪・なんばのワッハ上方ワッハホールで、「襲名50周年記念 桂春團治落語会」に接する。

出演は、登場順に、桂福矢、桂小春團治、桂春之輔、桂さこば、笑福亭松喬、桂春團治。客席は満員で当日券なしの盛況である。

優れた落語家は、声から芳香を発するのがよくわかる。それぞれ香りは違うが、年齢を重ねれば重ねるほどに香ばしさを増す、まるでウィスキーのような(と書きつつ、私はウィスキーは呑めないのだが)声である。

演目は、桂福矢が「動物園」、桂小春團治が「豊竹屋」、桂春之輔が「牛の丸薬」、桂ざこばが「子は鎹」、笑福亭松喬が「お文さん」、そして桂春團治は、有名な「代書屋」をやった。

それにしても襲名50周年というのは凄い。春團治が語りの枕で、初代春團治が57歳で亡くなり、二代目春團治(今の春團治の父親)が58歳で亡くなっているので、自分は……、ということで襲名するのを躊躇したと語って客席の笑いを誘ったが、三代目は29歳で春團治を襲名し、長生きをしている(後記:桂春団治は享年85歳であった)。

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