コンサートの記(307) 「FM802 ヒトリの夕べ in OKAZAKI LOOPS」
トップバッターのシンリズム。神戸市生まれのシンガーソングライターで、現在は東京の大学に通っており、現在2年生だという。MCで、「シンリズムは本名です」と明かしていたが、「説明が面倒なので後でググってみて下さい」とのことだった。検索すると漢字では「新理澄」と書くようである。お父さんが音楽好きで、息子の名前を「リズム」にするか「音太郎」にするかで悩んだという話も後にしていた。
MCの時と歌っている時では声の印象が異なる。歌声は、昨今の男性歌手のほとんどはそうだが、高い。フリッパーズギター時代の小沢健二の声にちょっと似ているかも知れない。
FM802とは本当に若い頃からの関係があり、土井コマキはシンリズムのことを、「FM802の甥っ子、日本のはとこ」と呼んでいたが、シンリズムは眼鏡を掛けており、土井コマキも眼鏡っ子であるため、後で山内総一郎に「土井さんと姉弟だろ!」と言われていた。
尾崎裕哉。尾崎豊の息子であるが、こうした肩書きはもういらないほどに活躍している。尾崎豊も青山学院高等部中退(欠席日数が多く留年が決まっていたので中退して卒業式の日にライブデビューした)と学業優秀であったが、尾崎裕哉も慶應義塾大学大学院修了と高学歴である。
顔自体は尾崎豊には似ていないが、眼差しやちょっとした表情がそっくりな時がある。遺伝子というのは侮れない。
尾崎が京都でライブを行うのは今日が初めてだが、京都には何度か来ているそうで、「いつも同志社大学に用があって、京都駅の宝屋ラーメンを食べて帰る」と言って、土井コマキに「他に沢山いいところあるのに」と突っ込まれていた。
山内は、高校時代によく岡崎に遊びに来ていたそうで、「どうしたの? この辺、こんなにお洒落になっちゃって?」と語っていた。前がボロすぎただけなんだけどね。
その後、山内は京都の思い出を話すが、「鞍馬って知ってます? って知ってますよね。出町柳から叡山電車に乗って行く」と語っていた。鞍馬が好きだそうだが、京都の人なら一度は鞍馬に行ったことがあろうだろう。多分。京都に住んでても名所旧跡に興味がない人は本当にどこにも行ったことがないので。前、うちにいたYなんか北白川に住んでたのに銀閣寺に行ったことがない(徒歩で10分ほどなのだが)って言ってからなあ。
ラストは3人が揃って、フジファブリックの「若者のすべて」を歌った。
| 固定リンク | 0
コメント