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2018年5月30日 (水)

コンサートの記(393) 「遊佐未森コンサート “スヰート檸檬”~昭和歌謡の夕べ~」

2008年7月1日 大阪・港町のなんばHatchにて

大阪へ。なんばHatchで行われる「遊佐未森コンサート “スヰート檸檬”~昭和歌謡の夕べ~」を聴くためである。午後7時30分開演。

タイトル通り、昭和歌謡のカバーアルバムである『檸檬』と続編である『スヰート檸檬』に収められた曲を中心としたコンサートである。

使用楽器が多いのもこのコンサートの特徴。ギターもアコースティックとエレキの両方が用いられ、その他にも、ピアノ、ドラム、ウッドベース、ヴァイオリン、ウクレレ、マンドリン、バンドネオン、ホルン、クラリネット、バスクラリネット、フルート、ピッコロなど、ありとあらゆる楽器が奏でられる。

「銀座カンカン娘」、「ゆらりろの唄」、「上総」、「夜来香」、「青春サイクリング」、「アルプスの牧場」、「憧れは馬車に乗って」、「森の小径」、「港が見える丘」、「モン・パリ」、「青空」、「アラビアの唄」など、アルバム『スヰート檸檬』の収められた曲の大半と、『檸檬』からの歌の他、遊佐のオリジナルナンバーでコンサートではおなじみの「川」、「ベージュ」などが歌われ、更にアルバムには収められなかったが、遊佐が気に入っているという昭和歌謡「ミネソタの卵売り」が歌われた。

アンコールでは、新曲である「I'm Here」と「憧れのハワイ航路」が歌われる。

今日は気温が高めだったが、未森さんの歌声は実に涼しげで、よき暑気払いとなった。

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