スタジアムにて(2) セ・パ交流戦 オリックス・バファローズ対ヤクルトスワローズ 2005.6.2
2005年6月2日 大阪ドームにて
大阪ドームへ。プロ野球セ・パ交流戦ヤクルトスワローズ×オリックス・バファローズの対戦を見る。
客が少ない。下手すると客席にはヤクルトファンの方が多いかも知れない。
ヤクルトスワローズ、今日は古田敦也選手が完全にオフであった。キャッチャーは米野。
ヤクルトは初回に岩村がオリックス先発・光原からセンターへソロホームランを放ち先制。その後も真中のツーランホームランで追加点を挙げる。
ヤクルトの先発は川島亮。安定感は抜群で今日もスコアボードに「0」を描き続ける。が、6回に平野にタイムリーを浴びて1失点。連続イニング無失点は29イニングスで途絶えた。しかし7回をこの1点だけに抑えるナイスピッチング。一方でオリックスはランナーの守備妨害が飛び出すなど、どうにも勝てそうな雰囲気がない。
オリックス2番手は加藤大輔。150キロを超えるストレートを連発するが、ラミレスが負けじとセンター前にタイムリーを放つ。
ヤクルトはゴンザレス、石井弘寿の継投でオリックス打線を封じ、4対1で勝利した。
しかしヤクルト打線の各打者の成績を見ても、とてもこれがセリーグ首位のチームであるとは思えない。投手力が安定していることが第一だろうが、野村監督以来のデータ野球が徹底されているのだろう。
ヒーローインタビューは川島。「コントロールが良くなかった」というがどうしてどうして。もし今日以上にコントロールが良かったらどうなってしまうのだろう?
川島はこのまま成長すれば往年の北別府学(広島カープ)のようなタイプの好投手になるかも知れない(後記:川島亮は右肩の故障に悩まされ、その後、大成することなく引退。2018年現在は、東京ヤクルトスワローズの1軍マネージャーを務めている)。
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