同志社大学神学館礼拝堂 「みんなで讃美歌を歌いましょう ―歌う門には福来る―」
2018年11月13日 同志社大学今出川校地神学館礼拝堂にて
午後6時15分から、上洛している母を連れて、同志社大学神学部神学館礼拝堂で、「みんなで讃美歌を歌いましょう ―歌う門には福来る―」に参加する。事前申し込み不要無料である。歌う讃美歌は事前に行われたインターネット投票の上位5曲と「讃美歌を歌う会」が選んだ5曲の計10曲。同志社学生聖歌隊がその他に3曲を歌う。
曲目は、「ガラリヤの風かおる丘で」、「球根の中には」、「あら野のはてに」、「くすしきみ恵み(Amazing Grace)」、「いつくしみ深い」。同志社学生聖歌隊と木原活信のギターと金松美(キム・ソンミ)のフルートによる「主われを愛す」、「いつくしみ深き」、「ホザナ」の3曲を挟み、「ああ主のひとみ」、「まきびとひつじを」、「真実に清く生きたい」、「聞け、愛と真理の」、「主の招く声が」
神学館礼拝堂は普段は授業で使われており、一般人が入ることは出来ないが、今回は開放される。
この催しは、同志社女子大学で行われたジェイ・ルービンの講演会の前に、同志社大学の生協にノートを買いに行った時にたまたま掲示で見つけたものなのだが、その時の売り文句が「礼拝堂に入るチャンスです」だった。
前奏と後奏としてパイプオルガンの演奏がある。礼拝堂内部は、中央に演台があり、天井から茨の冠が下りている。向かって左手にパイプオルガンがあり、右手には肖像画が掛かっている。演台の背後はステンドグラスになっている。
実のところ、この10曲のうち、歌ったことがあるのは2曲だけ。歌ったことはないが知っているのも2曲だけ、他は聞いたこともない歌である。ただ、『讃美歌集21』(21は21世紀という意味らしい)というものが椅子の背後の部分に入っており、歌詞と五線譜が載っているのでなんとかメロディーもわかる。
「Amazing Grace」は英語版では聴いたり歌ったりしたことがあるが、日本語版は存在を知ることすら初めてである。クリスマスに歌う「あれ野のはてに」と「いつくしみ深い」は教会で歌ったことある。「まきびとひつじを」はCMでも流れているクリスマスソングであるが、歌うのは今日が初となる。
ちなみに「いつくしみ深い」は、『讃美歌21』に入っていて口語調、同志社学生聖歌隊が歌う「いつくしみ深き」は、『讃美歌20』に収められていて文語調の歌詞である。
讃美歌の解説を受けてから、全員で歌うのだが、一体感と高揚感があってなかなか良い。キリスト教が音楽の力で広まったということがよくわかる夜であった。
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