コンサートの記(499) 広上淳一指揮京都市交響楽団大阪特別公演2010
2010年7月19日 大阪・福島のザ・シンフォニーホールにて
午後2時からザ・シンフォニーホールで、京都市交響楽団の大阪特別公演を聴く。指揮は常任指揮者の広上淳一。
前半は京響の7月定期と同じで、シベリウスの交響詩「フィンランディア」とグリーグのピアノ協奏曲イ短調(ピアノ独奏:アリス=紗良・オット)。
メインはシベリウスの交響曲第2番である。
前半は、一昨日聴いた印象とほとんど変わらないが、やはりザ・シンフォニーホールで聴くと音が良い。
一昨日は赤いドレスで登場したアリス=紗良・オットは、今日は緑のドレスを纏っていた。アンコールとして、ショパンの夜想曲第20番とリストの「ラ・カンパネラ」を弾く。
シベリウスの交響曲第2番。広上指揮のこの曲は京都市ジュニアオーケストラの演奏で聴いているが、やはり京都市交響楽団の方が何といってもオーケストラの質が格段に良い。シベリウス的な演奏ではないかも知れないが、力強く、輝かしい演奏が展開されていた。
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