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2019年2月 5日 (火)

笑いの林(112) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「生きるために頑張りましょう」2012年4月16日

2012年4月16日 よしもと祇園花月にて

午後3時30分から、よしもと祇園花月で「祇園ネタ」と吉本新喜劇「生きるために頑張りましょう」を観る。
「祇園ネタ」の出演者は、モンスターエンジン、桜 稲垣早希、2丁拳銃、海原やすよ ともこ、桂三枝。


モンスターエンジンは、子供が自転車に乗る訓練をするのだが、西森洋一演じる子供がやたらとおっさん臭いというネタであった。


桜 稲垣早希。シンクロ率のネタ。「早朝」と「みのもんた」のシンクロ率は30%。朝からみのもんたは暑苦しい、ずばっと言われたくないですと言ったようなネタが続く。


2丁拳銃は、まず、手術を嫌がる子供を勇気づけるために小堀裕之がやって来るのだが、小堀が演じるのがサッカー「関係者」だったり、同じ患者だったり、主治医だったりと、とても勇気づけられるような相手ではない。
続いて、「適切です」というネタ。川谷修士の振った「風邪」については、小堀が37.5℃で「うどん」、38.5℃で「おかゆ」、39.5℃で「ゼリー」と答え、40.5%で「うどん、おかゆ、ゼリー戻す」だったりする。


海原やすよ ともこは、上方漫才大賞を受賞したということで、まず客席から「おめでとう」と声が掛かる。やるのはいつもの東京と大阪の比較ネタ。東京人は大阪人に比べると声が小さくて上品という。やすよの「大阪は東京の人からは怖いと思われているが」というフリに、ともこ「その通りです」と答えてしまったりする。


桂三枝は、大阪人は面白いという話から入る。なんばから梅田に向かう地下鉄御堂筋線に乗ったときに、マスクと帽子をかぶっていたら誰も三枝だと気付かなかったという話をし、誰からも気付かれないのも嫌なのでたまにマスクを外したりしていたという。本町駅でおっさんが隣の席に座ったのだが、おっさんが週刊誌を持っており、「立川談志最後の言葉」などという見出しのついた記事を読んでいて、端に三枝の写真も載っていたのでのぞき込んでいたところ、おっさんい、「おい!」と言われ、喧嘩を売られるのかと思ったら、「めくっていいか?」と聞かれたという。

名古屋ではカラオケ付きのタクシーに乗ったという話をし、天童よしみの「珍島物語」を歌ったところ、隣に来る自動車やバイクの運転手が皆こちらを見る。タクシーの運転手に聞いたら、「歌をスピーカーで外に流しています」とのことだった。
同窓会に呼ばれたところ、女性は元気だが、男性はやたらと老けていて嫌だったという話を最後にする。



吉本新喜劇「生きるために頑張りましょう」。出演:清水けんじ、吉田ヒロ、帯谷孝史、中條健一、村上斉範、吉田裕、安井まさじ、レイチェル、前田真希、金原早苗、大端絵里香、末成由実。

祇園旅館の清水けんじは、亡くなった祖母(末成由美)の残した遺産を相続して遊び暮らしている。しかし、けんじのもとに祖母がやって来て、けんじがまもなく死ぬことを伝える。善行をすれば生きながらえることを知ったけんじは懸命に働き始めるが、残りの生命値を表すインガスという数値は上がらない。そんな中、隣町で強盗事件が起こり、犯人がこの町に逃げているらしいという知らせが入る。強盗は、けんじの彼女である金原早苗が持っていたのと同じ柄の紙袋に奪った現金を入れており、金原早苗とぶつかった時に紙袋が入れ替わる。

強盗は清水けんじの妹で共に祇園旅館を経営している前田真希を人質に取り、現金を奪おうとするが、前田真希は刺されて、死んでしまう。清水けんじは前田真希の代わりに自分の命を捨てることを決意、祖母を通して神様にその意志を伝える。すると、それが最高の善行と見なされて、兄妹共に命が助かるという話であった。

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