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2019年2月 2日 (土)

スタジアムにて(9) 中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ公式戦@ナゴヤドーム 2012年4月6日

2012年4月6日 ナゴヤドームにて

午後6時から、ナゴヤドームでプロ野球セントラル・リーグ公式戦、中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズの試合を観戦。

京都から名古屋までは新幹線を使えば時間的に近い。


今シーズンから投手の予告先発制度が導入されており、中日の先発投手は昨年度セリーグ最多勝の吉見一起、ヤクルトの先発投手は新加入のロマンだと最初からわかっている。


吉見のストレートは、昨年のクライマックスシリーズでも見ているが、球速表示よりも速く感じられる。MAXは144キロだったが、伸びとキレがある。
一方のヤクルトのロマンは、ストレートのMAX146キロ。オープン戦でも投球を見ているが、落ちる球を有効に使う安定感のある投手という印象を持っている。


ドラゴンズは1回裏先頭打者の荒木がヒットを放ち、大島の送りバントと森野へのフォアボールで、一死一塁三塁とし、4番バッターの山﨑はレフトフライに倒れるが、5番打者の和田の三遊間を破るレフト前タイムリーで先制する。

その後は、吉見、ロマンともに好投が続く。特筆すべきはアライバこと、中日のセカンド荒木とショート井端のコンビで、この二人だけで、ヒット性の当たりを少なくとも4本はアウトにした。他のチームの二遊間コンビだったら、スワローズにももっと好機があったかも知れない。


吉見はスタミナには多少問題があるのか、今日も中盤になると球のキレが少し落ち始めたが、ヤクルト打線の大振りもあって切り抜ける(ヤクルトというと怪我人が多いというイメージだが、今日も4番ファーストの畠山は顔面骨折を押して出場している)。今日も1番・田中浩康、2番・上田という打線だったが、共に2番打者的選手で、切り込み隊長タイプのバッターが不在という難点がある。


7回裏にスワローズ先発・ロマンはピンチを迎え、ここで左腕の日高に交代。しかし日高はフォアボールを与えてしまい、1アウトも取れずに押本にスイッチした。押本は自軍のセンター・上田のホームへの好返球もあり、この回を0点に抑える。


8回表のマウンドには中日のセットアッパー・浅尾拓也が上がる。浅尾は不調が伝えられており、今日もストレートのMAXは149キロと出場投手の中で最速をマークしたが、荒れ気味で暴投をするなど、0点には封じたものの楽に抑えたという感じではなかった。


スワローズの四番手、増渕もコントロールが今一つだったが、何とか中日打線を抑えて、9回表、ドラゴンズのマウンドには守護神の岩瀬。往年の球威はなく、ストレートのMAXは141キロだったが、経験を生かした交わしのピッチングでヤクルト打線を三者凡退に切って取り、中日が1-0の隅一で勝利をものにした。

なお、今日は広島東洋カープの前田健太が、横浜DeNAベイスターズとの対戦でノーヒットノーランを達成。流石はマエケン、セリーグのエースである。

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