スタジアムにて(16) 京都サンガF.C.対ジュビロ磐田 2014.7.5@京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
2014年7月5日 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場にて
午後7時から、京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で、京都サンガF.C.対ジュビロ磐田の一戦を見る。
今期はJ2に沈む磐田だが、スター選手も所属しており、現在、J2の2位と昇格圏内にいる。
一方の京都は、J2に落ちてから毎年、J1昇格争いに絡んではいるのだが、結局届くことなく、今シーズンもJ2の6位と苦しい。
以前は西京極に良く通った私だが、稽古を土曜日に入れてからは西京極まで行くことはなくなり、結局、役者が最低限のレベルに達しないということで上演を取りやめた後でも、昨年の春先に一度行っただけで、以来、遠ざかっていた。西京極競技場でサッカーを見ても臨場感が余り感じられないということもある。
結局、京都のサッカー専用スタジアムは京都府亀岡市に建設されるようだが、サッカースタジアムが建設できる場所は京都市内にいくつもあったのにと悔やまれる。
今日の京都は雨という予報で、正午頃にサッと一雨来たが、その後に止み、西京極にもいた時も、小雨ともいえない小さな雨粒がポツンポツンと降りてきただけで、雨らしい雨が降ることはなかった。
空梅雨であるためか、京都市内では虫が異常発生しており、西京極スタジアムでもアナウンスがあった。家でも洗濯物を外に干しておくと、小さな虫が無数に付いていて驚かされることがある。また飲食店でも虫の大量発生のため、窓際の席は使用を取りやめるということがあった。
ジュビロ磐田には、京都市出身で、京都サンガF.C.の前身である京都パープルサンガに所属していた松井大輔がおり、名前がコールされた時にサンガファンからも拍手が送られた。
一方の京都サンガF.C.はJ2が長く、良い選手が出て行ってしまったため、見慣れぬメンバーが揃う。レンタル移籍の選手も多数所属しているようだ。
ジュビロ磐田のフォワードには、「前田の呪い」で知られた前田遼一がいる。得点はその前田から。前半、ジュビロは右サイドから崩すと、前田がヘディングで押し込んで先制。
その後も、サンガゴール前の競り合いで、サンガの選手が上にクリアしようとしたボールがミスキックによりサンガゴールに入ってしまうというオウンゴールで、ジュビロが2-0とリード。
やはりジュビロの壁は厚いかと思えた直後に、サンガは左サイドから切り崩して、最後は山瀬がフワッと浮かせたシュートでゴールを奪い、1-2と1点差に詰め寄る。
しかし、その後に、1点目と同じような展開で前田にヘディングでのゴールを許したサンガは、1-3でと2点ビハインドで前半を終える。
後半。出だしからサンガが素早い攻撃でジュビロゴールに襲いかかり、左サイドからのセンタリングから流れたボールを大黒が蹴りこんでゴール。2-3とサンガが1点差とする。
だが、その後、サンガの選手が放った弾丸シュートが相手ゴールのバーに嫌われるなど、京都は運にも恵まれていない。
最後は、試合巧者である磐田の時間稼ぎ戦法も功を奏し、ジュビロ磐田が3-2で京都サンガF.C.を下した。
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