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2020年6月23日 (火)

これまでに観た映画より(184) さだまさし原作「解夏(げげ)」

2005年4月10日

さだまさし原作、磯村一路脚本・演出の映画「解夏(げげ)」をDVDで観る。大沢たかお、石田ゆり子主演。
磯村一路は傑作「がんばっていきまっしょい」で知られる抒情派。

解夏とは仏教用語であり、夏の修行が終わる時期を指す。


小学校の教師である高野隆之(大沢たかお)はベーチェット病に犯され、徐々に視力を失っていく。

舞台である長崎の光景が美しい。船から見える風景も格別である。悪い言葉で言えば手垢のついたタイプの物語だが、主役二人の愛の強さに打たれる。

教師であった高野の、元生徒を思いやる気持ちの強さが感動的だ。勿論、陽子(石田ゆり子)の愛と陽子への愛も。

ラストがちょっと物足りない気もするが大袈裟にまとめないところは好感が持てる。

もともとは子孫を残すために生まれた愛というものが、こういう風に甘く美しく切なく輝かしく優雅で残酷で美味なものになった。愛とは人類史上最大の発明である。

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