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2020年7月24日 (金)

笑いの林(123) よしもと祇園花月 「笑い飯のサマーライブ」2020.7.18

2020年7月18日 よしもと祇園花月にて

午後7時から、よしもと祇園花月で、「笑い飯のサマーライブ」を観る。コロナ禍により臨時閉館せざるを得なかった祇園花月だが、昨日から再稼働となっている。

出演者は、笑い飯、銀シャリ、ダイアン、天竺鼠、アキナ。豪華なメンバーである。
ただ、今回上演されるのは漫才ではなくゲームである。通常の吉本の公演だったらコーナーと呼ばれて公演の一部になっている類いのものである。

祇園花月再開後、最初に観るのは同い年である笑い飯の公演にしようと決めていた。

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司会は笑い飯・哲夫。暑いがビシッとスーツで登場する。相方の西田はゲームの挑戦者として参加する。
青組と紅組に分かれての戦い。青組は、銀シャリとダイアン。紅組が笑い飯・西田、天竺鼠、アキナ。青組4人、紅組5人となる変則的な戦いである。哲夫によると「ヒューマン中村にオファーしてみたがNGだった」そうである。本当かどうかはわからない(このメンバーの中だとヒューマン中村の個性は浮きそうではある)。青組はライトブルーの、紅組はチーム名と同じ色のTシャツを着ての登場。

ちなみに、舞台下手に青チームの得点表示とチームカラー、舞台上手に赤チームの得点表示とチームカラーが示されているのだが、青チームのチームカラーがなぜか紫になっており、笑い飯・西田が、「なんでなん? なんで紫なん?」と不審がっていた。

 

観客は入館前に手のアルコール消毒と検温を受ける必要があり、更にもぎりを行う際に名前と電話番号、席番号を記入して、今後、何かあった場合の措置が取れるようになっている。

ソーシャル・ディスタンスを守るということで、館内は客席左右1席以上空け、客席入り口のドアは換気を行うために全て開け放たれたままで公演が行われている。客席各所に大型の扇風機も設けて、空気が留まらないよう工夫が凝らされている。

 

まず哲夫が登場して挨拶。ゲームの趣旨などを説明する。
「ここで舞台出演者側が感染したら、えらいことになりますよ。テレビにこれ映りますよ。『あいつら、こんな幼稚なことしてんのか』と」

舞台後方に置かれたボードの、AからMまでのアルファベットを指定し、アルファベットの書かれた部分をひっくり返すとゲーム名が出てくるという仕組みなのだが、アルファベットの数が通常より少なめであり、そのことをまず出演者が突っ込む。コロナの影響でそんなに長い公演は行えず、この催しも1時間半と時間が決まっている。押すことは不可能なようで、そのため問題数も間引いているということのようである。

今日は舞台上で小道具などを並べる吉本のスタッフは、全員フェイスシールドを着けて仕事をこなす。

 

「ぷちぷちキックボード」。縦長の2枚のプチプチ(気泡緩衝材)を並べ、その間の8センチほどの隙間をキックボードで進み、プチプチを破らずゴールしたらクリアとなる。

まずアキナ・山名がクリアしたかに見えたが、プチプチの間にキックボードの車輪を入れてからキックして進んだということでアウトになる。
天竺鼠・川原もクリアしたように見えたが、後輪がまだプチプチの間に位置していた時に左足を舞台上に着けたということで、本人が認めてクリアならず。周りからは、「なんで認めるん?」と言われていた。

その後も成功者がいないまま、哲夫がゲームを打ち切りにしようとしたが、最後に1回だけとなり、アキナ・秋山が挑戦することに。秋山は、「こんなん、めっちゃプレッシャーやん!」とこぼすも、初めての成功者となった。
青組は、ダイアン・津田がチャレンジするが、途中で車輪が傾いてプチプチの破れる音がする。津田は、「うあー!」と大声を出して誤魔化そうとしたため、哲夫から「こすい(基本的には関西方言。「ずるい」「邪な」という意味)」と言われる。

 

「SMラガーマン」。ミニサイズのラグビーのゴールを設置し、出演者の一人が四つん這いになって背中に小さなラグビーボールを置く。もう一人がSMで使う鞭を振るって、ラグビーボールに当て、ゴールバーの上を越えたらクリアとなるのだが、どう見ても無理そうである。笑い飯・西田は、仰向けに寝っ転がって額の上にラグビーボールを置き、「ドMやん!」と言われる。

ちなみにダイアンは、なりゆきで二人とも上半身裸になってゲームに挑戦。他の出演者から、「ここでコロナ感染したら、えらいことですよ!」「『ミヤネ屋』にこの映像出ますよ!」と言われる。照明さんにも紫系のライトに変えて貰い、それっぽい雰囲気になる。クリアは当然ながらならず。おそらく成功する可能性は限りなく低く、出来たとしても「偶然」でしかないと思われる。

 

目隠しをして台の上に乗り、巨大ゴムを伸ばした先にあるバレーボールが飛んでくるのを受け取るというゲーム。バレーボールは重さもあり、大きいので空気抵抗も受ける。ということで、ゴムを思いっきり引き延ばしてから離しても、ボールは脚付近にしか届かない。受ける芸人は目隠しをしているので、当然ながら反応出来ない。
ということで、アキナ・秋山は再チャレンジの際に台の上に座る形でボールを受けることにしたのだが、ボールは股間に命中してしまい、しばらく悶絶する羽目になった。

 

上部を傾斜にした枠組みの上にゴルフボールを置き、転がってきたところを頭に被ったヘルメットの頭頂部に着いたお輪(仏教のお輪である)に当てて鳴らすというゲーム。
一番最初にチャレンジした天竺鼠・川原は、ゴルフボールが頭の上を通過してしまったためにNGとなるが、他の芸人がやる姿を見てコツを掴み、その後、5度挑戦して3度成功する。ダイアン・津田も何度か成功するが、最後は一回に何球も立て続けで挑戦した際、お輪に最初のゴルフボールが填まってその後のゴルフボールが鳴らなくなるというハプニングがある。「お輪に填まるのは珍しい」というので、青組のメンバーは「一気に5点」を要求するが認められず。

 

「大縄ブリーフ」。大縄跳びをしながら、ズボンの上からブリーフを履き、更に脱ぐとクリアである。西田が「最初はすっぽんぽん?」と聞き、津田に「そんなん、警察来るやん!」と突っ込まれる。
銀シャリ・鰻と天竺鼠・瀬下が挑戦するが、成功しそうにないまま終わる。

 

「ジェット風船をマジックハンドでキャッチ」。その名の通り、ジェット風船を飛ばし、落ちてきたところをマジックハンドでキャッチすればクリアである。
まず笑い飯・西田が挑戦して見事にキャッチしてみせる。これには相方の哲夫も意外そう且つ嬉しそうな表情を浮かべる。ちなみに西田は吉本芸人屈指の運動音痴で、「運動神経ゼロではなくマイナス」と言われている。哲夫は、「泳げない子がちょっと泳げた時のような気分」と語っていた。
青組のダイアン・ユースケ(本名の西澤裕介から改名)も一瞬捉えたかのように見えて、床に落としてしまったが、マジックハンドには付いていたということで、拾い上げてクリアとなる。

 

最後は、黒く塗ったピンポン球をドライヤーの風で浮かせ、千昌夫の顔写真が貼られたボードの額の部分に開けられた穴に填めれば成功となるゲーム。今は手術をして除去してしまったが、以前の千昌夫は額の部分にあるホクロをトレードマークとしており、「黒いホクロを再び」作るというゲームである。BGMとして千昌夫の「北国の春」が流れる。
結構いいところまではいくのだが、穴に押し込める時に上手くいかず、クリアには至らなかった。

 

帰りは、吉本のスタッフの誘導による列ごとの退場となる。よしもと祇園花月は出入り口が基本、一つしかなく(臨時用の狭めのものがもう一つあるにはある)一斉に席を離れると階段のところで「密」状態になるため、それを避ける意図がある。


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