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2021年6月 9日 (水)

観劇感想精選(400) リー・カルチェイム作 「ビリーバー」

2010年9月17日 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて観劇

午後7時からシアター・ドラマシティで「ビリーバー」を観る。作:リー・カルチェイム、演出・上演台本:鈴木勝秀、出演:勝村政信、風間俊介、草刈民代、川平慈英。

ロサンゼルスが舞台。科学者のハワード(勝村政信)は、サンタクロースの存在を信じている。一方、9歳のスティーヴン(風間俊介)はサンタクロースの存在に否定的であった。ある日、スティーヴンの通う学校でハワードはサンタクロース実在の可能性について講義をする。スティーヴンにはそんな父親の姿が変人としてしか映らず……

信じること、信仰とは何かを問いかける作品。9・11後、神の存在は信じるが、信頼できなくなったアメリカの風潮を題材としている。


神を信じるのは尊いことで、サンタクロースの存在を信じるのは子供っぽいことなのか。神なき社会で何を信じればいいのかを問いかける作品でもある。ビッグバンの後で宇宙が生まれるが、それ以前の状態はどうだったのかという答えのでない質問に、科学と信仰が絡んでくる。ビッグバンは神様が起こしたのかどうか。

黒い立方体を組み立てることで、様々なセットを作り出す演出が面白い。役者達も達者であった。

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