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2021年8月24日 (火)

笑いの林(126) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「茂造の親の心、子知らず」2012年2月5日

2012年2月5日 よしもと祇園花月にて

午後4時から、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇「茂造の親の心、子不らず」を観る。

「祇園ネタ」の出演者は、桜 稲垣早希、キングコング、麒麟、ティーアップ、笑福亭仁鶴。


桜 稲垣早希。おなじみになった紙芝居「桃太郎」。アスカの格好で登場した早希ちゃんは端の席のお客さんに気を使って、「(紙芝居の絵が)見えますか?」と聞くが、お客さんが「見えない」というので、どんどん、舞台の後ろの方に移動することになってしまった。これ以上下がると、奥の席の人も見えなくなるということで、「こんな後ろの方でやったの初めてや」と言い、おまけにやる前に、紙芝居が上下逆さまなのに気付いて笑いを取る。今日は親子デーということで、ちびっ子も沢山会場に来ており、早希ちゃんの紙芝居は子供達にも好評であったようだ(子供達は「エヴァンゲリオン」についてはよく知らないだろうけれど)。


キングコングは、本編よりも枕の方が面白かった。キングコング梶原が昔、悪だったという話になり、いかにも不良という髪型をして、竜男という仲間とともに暴れて、「拳を入れたり」、「チンピラとやりあったりした」と語り、「隣町のシュウという奴と張り合った」というが、相方の西野に「それ何歳の時やった?」と聞かれ、「19まで」と答えたはいいものの、西野に「俺とお前、18の時に知り合ってたやん、お前、普通の髪型やったし、ヤンキーやなくてパシリだったやん」と突っ込まれる。
西野に「拳を入れてたのはいつ?」と聞かれて、梶原は「拳じゃなくて、昆布だしです」と言い訳をし、「チンピラじゃなくて金平ゴボウです」と言って、張り合っていた、シュウというのも「周富徳です」と料理の話にしてしまっていた。


麒麟は、川島の「麒麟です」の美声で、まずは沸く。
まずは以前も見たことのある、「だるまさんが転んだ」ネタ。川島が「だるまさんが転んだ」を言うのだが、「だーーーーーーーーるーーーーーーまーーーーーあーーーーさん、だるまさんが足を怪我しました、しかしだるまさんは痛み止めを打ってマラソンに挑みました、愛する妻のため、子供のため、そして何よりも自分のために、42.195キロに挑みます。ゴール目前、だるまさんがトップに躍り出ます。誰もがだるまさんの優勝を確信した時に、ゴール直前で痛み止めが切れて、だるまさんが転んだ」と長々とやって、相方の田村を戸惑わせるという内容である。
次は、田村が「ぶらり途中下車の旅」に出演して、川島がそれを解説するというネタ。川島が、「田村さんが、朗らかな笑みを浮かべて、電車から降り立ちました、ですが、田村さん、ズボンとパンツは穿いて下さい」と言い、「あそこが『ぶらり旅』じゃないわ」と田村に突っ込まれる。
更に川島が、温泉饅頭屋に扮し、「創業当時以来の、1個80円を守っています」と言い、買い求めた田村に、「1個おまけします」と言いながら、「160円です」と言って、「2個分の値段になってるやがな」と突っ込まれるが、「2個ですから160円です」と開き直ってみせる。
最後は、田村が、猿も入る温泉につかるという設定。川島が、「田村さん、猿をかき分けて温泉に入ります」とやって、田村が「どんだけ猿おんねん」と言って終わる。


ティーアップは、阿蘇で漫才をした時に、お客さんが二人しかいなくて、互いに目が合うのでやりづらかったという話から入り、オレオレ詐欺の話になる。ティーアップ前田が、オレオレ詐欺の電話を受けたという話になり、「明日までに10万円振り込まないと大変なことになります」という内容だったが、前田はそれを無視したそうだ。しかし電話主はアパートの大家だったということで、「振り込まんと本当に大変や」と長谷川に突っ込まれる。
前田は更に、「お母さんや、大変なので5万円振り込んでくれる」と電話を受けてたが断り、長谷川に「それはいいやないか」と言われるが、前田は「実の母親からの電話だった」と言い、長谷川は逆に「早く振り込めや」と突っ込む。
次いで、押し売りネタ。長谷川が押し売りの役をやるのだが、前田は押し売りをしている男の家内を演じたり、押し売りを歓迎したりして噛み合わない。
最後は、以前も見た宗教ネタ。前田が宗教を興したいというのだが、長谷川のことを「アーチャリー」と呼んだり、自分のことを「尊師」と言い、長谷川に「平田」と呼びかけるなど、パクリまくりである。
宗教の説話として、「狸と五兵衛どん」、「水の神と火の神」をやるのだが、いずれも相手に「どんな女が好きなの?」と聞くネタで一緒だったというオチで終わる。


トリは笑福亭仁鶴。
大阪弁と京都弁は似ているが、京都人は京都弁が大阪弁と似ていると言われることを嫌うという。「仁鶴はん、川と言葉は下るほど濁るんでっせ」と京都の人に言われたとのこと。
その他、年をとって小用の勢いがなくなったという話をし、夜中に用足しをしたくなったが、トイレまでは遠いので、裏庭でしようと思ったが、裏庭に通じる扉が凍っていて開かない。こういうときは、ぬるいお湯で氷を溶かすのが一番だが、お湯がないということで、「ご想像の通り、お小水で氷を溶かしまして、裏庭に出ましたが、もうすることがない」などと言う。
更に、東京の人から「大阪は独立国ですよね。パスポート要りますか」と言われたという話をし、大阪では、「どうでっか」「いまいちでんな」というやり取りが日常茶飯事なのだが、「何がどうで、何がいまいちなのかわからん」と話す。
更には、大阪人がケチだという話をし、隣の家に釘を打つための金槌を借りに行ったのだが、隣の家人は、「釘を打つと金槌が痛む。貸せん」と言われ、「ケチやな。仕方ない、うちの金槌を使おう」というオチで締めた。



吉本新喜劇「茂造の心、子不らず」。出演は、辻本茂雄(座長)、西川忠志、伊賀健二、平山昌雄、小米良啓太、佐藤太一郎、前田真希、たかおみゆき、末成由美。

伊賀健二と結婚が決まった前田真希。真希の養母である末成由美。だが、真希の実家である祇園旅館の横で営業している花月ラーメンという屋台の主、平山昌雄は、実は真希の実父である。以前は暴力団・吉本組の組員であった平山であるが、今は前田から平山昌雄に名前を変え、堅気となり、ラーメン屋として生きている。だが、真希にはそれを告げることが出来ず、隣のラーメン屋として接してきた。だが、祇園旅館の佐藤太一郎や、ラーメン屋のアルバイトである辻本茂雄に「真相を打ち明けるべきだ」と言われ、みなで一芝居打つことにする。

前半は、辻本茂雄が蹴飛ばしたバッグが、祇園旅館の書き割りを超えて飛んでいくなど(辻本茂雄は「俺が一番、びっくりしたわ」とアドリブを入れた)はちゃめちゃであるが、後半はしんみりとして、泣ける展開。新喜劇であるが、実際に泣く人もいたようだ。こうした吉本新喜劇もいいと思う。

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