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2022年3月 3日 (木)

これまでに観た映画より(285) 「私にも妻がいたらいいのに」

2022年2月20日

DVDで韓国映画「私にも妻がいたらいいのに」を観る。2001年の作品。監督:パク・フンシク。出演:チョン・ドヨン、ソル・ギョング、ソ・テファ、チン・ヒギョンほか。

非モテ系男女の王道ラブストーリーである。
銀行員のキム・ボムス(当時29歳。演じるのはソル・ギョング)は、1997年の元日、ビデオレコーダーに向かって3年以内に結婚したいという意味のメッセージを録画する。まだ見ぬ彼女へのメッセージという、取りようによってはちょっとあれな内容である。

時間は飛んで、2000年7月。32歳になったキム・ボムスは相変わらず独身である。友人のチョン・ホンタク(ソ・テファ)よりは先に結婚するはずだと思っていたキムだが、チョンは出版社に勤める女性と結婚を決めてしまい、キムはチョンの車に乗って洗車機の中に入り、チョンを散々に罵る。

キムが勤めるハンミ銀行の向かいにある学習塾(韓国ではこの2000年まで学習塾は認められていないため、放課後のみの補助塾というのが実際に近いようだ)の講師であるチョン・ウォンジュ(チョン・ドヨン)は、ハンミ銀行にたびたび寄り、窓口担当のキムとも顔を合わせている。そしてその他の場所でもすれ違っている。
という訳で、どう考えてもこの二人のラブストーリーであり、二人が結婚するまでにどういう展開があるのかが映画の軸となる。塾の蛍光灯が切れかかった時に、ウォンジュが銀行から出てきたキムに声を掛けて蛍光灯の交換を頼むなど、すんなり恋愛関係になれそうな間柄なのだが、キムが鈍い上に、彼が乗っていたタクシーが後続の車に追突され、入院した時に、学生時代の友人であるテラン(チン・ヒギョン。特別出演とクレジットされている)と再開したことから、キムの心はテランへと傾き始める。キムのことを彼氏候補だと思っていたウォンジュは、ある日思い切って振り込み用紙に「この間のお礼に夕食をご一緒しませんか」と書いて窓口にいるキムに渡すが、キムは「先約があります。からかわないで」と返事を書き、ウォンジュはショックを受ける……。

結末は見えているだけに、安心して楽しめる甘い物語である。特別なことは何も起こらないが、チャーミングな一本と評価出来る。

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