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2022年8月18日 (木)

笑いの林(129) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&祇園吉本新喜劇「茂造の、三兄弟は鬼に金棒」 2022.8.15

2022年8月15日 よしもと祇園花月にて

午後3時から、よしもと祇園花月で「祇園ネタ」と祇園吉本新喜劇「茂造の、三兄弟は鬼に金棒」を観る。

「祇園ネタ」の出演は、スーパーマラドーナ、ザ・プラン9、和牛、テンダラー、西川のりお・上方よしお。


スーパーマラドーナは、武智が「刑事ドラマに憧れる」と言い、殉職シーンを演じることにする。田中は、「何の役にも立たない後輩刑事」を演じる。武智が田中の盾になって殉職するという設定なのだが、武智が「あーぶーなーい!」とスローモーションになったのを、田中が「急に遅くなった」と指摘。「スローモーションになるの分かるやろ!」と武智に怒られた田中はスローモーションを意識して演技することになるのだが、いきなり「せーんーぱーい」と自分の演技もスローモーションにしてしまう。結局何度やっても上手くいかないので、舞台となる倉庫の管理人やそこら辺に這ってる芋虫を演じることになるのだが、芋虫は勝手に孵化して蝶となって飛び立つなど、いらない演技ばかり。そこで、殉職する刑事以外の役を全部やったり、逆に殉職する刑事を演じたりしていた。


ザ・プラン9。見るのは久しぶり、6人体制になってから見るのは初めてである。今回のコントは、グループ名の由来となったエド・ウッドの映画的な要素も意識して入れているように見えた。
臨終の床にある父親とそれを見守る息子と医師(お~い!久馬)。やがて父親がぶつくさ何かを言い始め、医師はその言葉に応えるよう息子に勧める。「血が繋がってるか?」と父親は聞き、「チョコレートが食べたい」「キットカットが食べたい」と言うが、突然、心電図のブザー音を発し、自ら臨終を告げてしまう。そこへ葬儀屋二人組(浅越ゴエと爆ノ介)が棺桶と担ぎながら入ってきてしまい……。
ウエルメイドなネタをするザ・プラン9もいいが、こうした破綻の多い奇妙なテイストのネタをやるザ・プラン9もまたいい。


和牛。水田信二が子どもの頃に学芸会で「シンデレラ」をやり、なぜかシンデレラ役をやることになったのだが、本当は別の役がやりたかったとぼやく。川西賢志郎が、「何の役?」と聞くと、「シンデレラ以外の役全部」ということで川西がシンデレラを、水田がシンデレラ以外の役全部を演じることになる。たまたまだがスーパーマラドーナと少しかぶった。

シンデレラが掃除をしていると、水田演じるシンデレラの姉が、「シンデレラ、ちゃんと掃除してるの?」と意地悪そうに聞くが、シンデレラ以上に熱心に掃除を始めてしまう。

水田演じる姉は、カボチャをお土産として舞踏会に持って行こうとしたり、ネズミを踏み潰したりと、童話「シンデレラ」のストーリーを知っていると川西に指摘される行動に出る。

王子役も当然ながら水田が演じるのだが、やたらとチャラかったり、ガラスの靴のはずがガラスの入れ歯になっていたりと、「シンデレラ」を破壊していた。


テンダラー。浜本広晃が、「お盆休みということで沢山の方にお越し頂きましてありがとうございます。前の回では、遠くから来た方もいらっしゃったようで。今回もいらっしゃるんでしょうか? それはそれとして」と聞かずに進行してしまったり、「お客さんの雰囲気でネタを決めるわけですが、今日はあれですね。『最近、チンチンがね』」と言って相方の白川悟実に「下ネタかい!」と突っ込まれたり、「もうお時間で」とそのまま帰ろうとしてしまったりする。
メインは、「必殺仕事人」ネタの変奏版で、スパイが敵のアジトに侵入する様子を「ミッション・インポッシブル」のテーマを浜本が歌いながら演じる。しかし、アジトに侵入するまでのドアがやたらと多かったり、壁を乗り越えて侵入した際に足をくじいてしまったりと、スパイがドジで、白川に突っ込まれていた。


西川のりお・上方よしお。
のりおが「津川雅彦です」と自己紹介。その後、二人のことを「PCR検査と抗原検査です」「デルタとオミクロンです」「陽性反応者と濃厚接触者です」「ファイザーとモデルナです」と新型コロナに絡めて延々と紹介していた。


祇園吉本新喜劇「茂造の、三兄弟は鬼に金棒」。出演は、辻本茂雄、島田一の介、安尾信乃助、高井俊彦、平山昌雄、大島和久、もじゃ吉田、玉置洋行、永田良輔、浅香あき恵、五十嵐サキ、たかおみゆき。辻本茂雄が抗原検査で新型コロナ陽性と判定されたことから2日間休止していたが、11日から再び上演が行われている。

旅館「睦」が舞台。オーナー役の安尾信乃助が、「オーナーの安尾信乃助と申しますか?」とボケて突っ込まれるシーンも当然ながらある。
茂造こと茂爺シリーズということで、即興重視。MYプロダクションの吉田(もじゃ吉田)が「つまらないものですが」と差し出した箱の中に入っているはずのラ・フランスが入っていなかったのでその理由を茂造がもじゃ吉田に求めたりする。吉田は、「余りに美味しいのでキューピーちゃんが食べちゃった!」と意味不明のボケ。全く受けなかった。その後、キユーピーの「3分クッキングのテーマ」(イエッセルの「おもちゃの兵隊の観兵式」)が流れるが、例によって茂造の携帯の着信音だったりする。
タイトルにある三兄弟というのは、大島和久、永田良輔、五十嵐サキの3人のことだが、年齢を考えると「三姉弟」が適当のような気がする。劇中の年齢は事実とは異なる上に展開上一癖あるようだが。その場合も「三兄妹」が適当だと思われる。

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