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2022年11月 2日 (水)

美術回廊(81) 京都市京セラ美術館 「ボテロ展 ふくよかな魔法」

2022年10月27日 左京区岡崎の京都市京セラ美術館にて

京都市京セラ美術館本館北回廊1階で「ボテロ展 ふくよかな魔法」を観る。

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1932年にコロンビアのメデジンで生まれたフェルナンド・ボテロ。90歳になる現在も画家として活躍を続けている。ふっくらとして立体的で陰がなく、その一方で表情を敢えて乏しくさせるという画風が特徴。一見すると可愛らしいが、その絵が表す状況は決して明るくはなく、おそらくコロンビアという国、その中でも最も治安の悪いとさせる故郷のメデジン(メデジン・カルテルの本拠地であり、「麻薬汚染都市」として有名である)を何らかの形で象徴しているのだと思われる。

ボテロが画家として活動を始めた時代は抽象画が全盛であり、具象画を描いていたボテロは当初はなかなか認められなかった。ある日、マンドリンを描いていたボテロはリアリズムではなくふくよかに描く画法を発見。それを用いた「12歳のモナリザ」で注目されることになる。
ボテロが描くのはリアルな世界ではなく、ボテロの脳内で変換された芸術としての風景だ。

今回の展覧会は全作品が写真撮影可となっているが、「個人利用に限る」ということで、推奨されているインスタグラム以外のSNSへの投稿は避けた方がいいかも知れない。少なくとも商用は不可である。
私は丸々とした楽器を題材とした絵数点をスマホのカメラに収めたが、デフォルメされることで楽器の存在感が増しているのが分かる。

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