NHK連続テレビ小説「ブギウギ」セット公開に行ってきました
谷町4丁目にあるNHK大阪放送局まで、連続テレビ小説「ブギウギ」セット公開を見に行ってきました。1階アトリウムでの開催。入場無料です。
草彅剛演じる羽鳥善一の仕事部屋。ピアノの上に飾られている写真に写っているのは、ウクライナ出身の指揮者、エマヌエル・メッテル。羽鳥善一のモデルである服部良一の音楽の師であると共に、大阪フィルハーモニー交響楽団の創設者であった朝比奈隆の師としても知られています。ちなみに服部良一は、大阪フィルハーモニック・オーケストラの第2フルート奏者を務めていたことがありますが、この団体は現在の大阪フィルハーモニー交響楽団とは別の放送用オーケストラで、朝比奈隆がNHKが所持していた大阪フィルハーモニックの名称を買い取り、関西交響楽団から改称したのが現在の大阪フィルハーモニー交響楽団です。
まだ何も記されていない譜面。
趣里演じる福来スズ子(花田鈴子)の実家、銭湯「はな湯」ののれん。
スズ子の母親であるツヤ(水川あさみ)が座ってた番台。そろばんが見えます。
ドラマの中盤まで正体が分からなかったゴンベエ(宇野祥平)の人相書き。ツヤさんが描いたという設定です。
三鷹の村上愛助(水上恒司)とスズ子の部屋。左手にSPレコードが収納されています。また学生らしく多くの書籍が本棚を飾ります。
愛助とスズ子の三鷹の家。居間。
愛子が障子を破らないよう大野晶子(木野花)が工夫した紙の花飾り
愛助の丹前。スズ子が出産の時にも握りしめていたものです。
愛助とスズ子の三鷹の家玄関。色々な人が訪ねてきました。
中央が、スズ子のデビュー曲「ラッパと娘」の衣装。左右の黒と白の衣装は梅丸少女歌劇団(USK)の橘アオイ(翼和希)と大和礼子(蒼井優)のもの。
左は黒澤明作詞の「ジャングル・ブギー」の衣装。右は茨田りつ子(菊地凛子)の普段着。
左はスズ子の少女時代の衣装。スズ子のイメージカラーは赤です。右は「東京ブギウギ」のステージ衣装。笠置シヅ子(笠置シズ子)が「東京ブギウギ」を歌唱した際のデザインと全く同じものが採用されています。
「ハイライト・ショウ」と、「茨田りつ子、福来スズ子合同コンサート」の看板。劇中には登場しませんでしたが、灰原勝夫という歌手のモデルは灰田勝彦でしょうか。
タナケンこと棚橋健二(生瀬勝久)と共演した際の台本と称賛記事。
スズ子の父親、梅吉(柳葉敏郎)の文豪風遺影と、梅吉が最後に撮った愛子と亀の写真。
羽鳥善一の作曲二千曲記念ビッグパーティーの企画書。羽鳥善一のモデルである服部良一も1951年に2000曲記念のショーを開催しており、放送されたものと全く同じ内容のサプライズ(ラインダンス)が笠置シヅ子や淡谷のり子らによって行われています。
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