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2024年9月28日 (土)

「あさイチ プレミアムトーク」 伊藤沙莉 2024.9.6

2024年9月6日

「あさイチ プレミアムトーク」。ゲストは、連続テレビ小説「虎に翼」で主役の佐田(猪爪)寅子を演じた伊藤沙莉。8月31日に、「虎に翼」がクランプアップしての出演である。
コロコロ笑っていたかと思うと、メッセージに涙し、1時間に4回も泣くなど、感情豊かな人であることが分かる。

クランクアップの様子も放送されるが、泣きながら「明日から佐田寅子としていられないっていうのがちょっと想像つかない」と言いながら、「3日後ぐらいには徐々に実感」と言って笑い取りに行っているのが、いかにもお笑い芸人の妹である。

周りからは「朝ドラのヒロインって大変でしょ」と言われたそうだが、「意外とそうではなくて」「作品を作る楽しさ」の方が勝っていたそうである。

この人はかなりの人たらしだと思われるのだが(唐沢寿明や織田裕二に可愛がられているようである。また「虎に翼」でナレーション担当の尾野真千子ともかなり親しくなったらしい。出来るドジっ子なので当然、モテる)、自分を下げてでも必ず相手を立てるので悪い印象のない人である。

セリフ覚えが良く、普段はセリフを間違えないようだが、土居志央梨の証言によると、一度、ちょっとだけ噛んだときに、いきなり自分で自分の頬を「周りが引くぐらい」思いっきりはたき、頬が真っ赤になって、メイクさんが「あー!」と言いながら寄っていったそうで、逆に迷惑を掛けてしまったそうだが、シンプルに集中力を欠いていたので切り替えるのに一番早いというのでセリフビンタを選んだようである。土居志央梨は、「自分に厳しすぎるだろ」と笑っていた。

猪爪時代の寅子がお見合い中に居眠りするシーンがあるが、伊藤沙莉のフォトエッセイを読むと、「コンビニのバイト中はレジ打ち中にシンプルに就寝」と書かれており、この辺から取られている可能性がある。

森田望智(みさと)の証言、「どこか別の世界に行っている」に関してもフォトエッセイには、「居酒屋のバイトではビラ配りしてたら夜の散歩が気持ちよくなって一時行方不明」と呼応するようなことが書かれており、昔からそうだったようだ。

この人はなんなんだろう。


後半には、リアルにその時代を生きた人達の、想像では補えないくらいの苦労に思いをはせ、表現する上での難しさやプレッシャーなども述べて、その上で今の時代とリンクする部分に考えさせられることも多かったと語った。


前作の朝ドラ「ブギウギ」(NHK大阪放送局=BK制作)のヒロインである趣里から、励ましのメッセージを何度も受け取ったことや、プレゼントとして練り香水を貰ったことも明かして、今もつけているということで、手首の匂いを鈴木菜穂子アナウンサー(私の父親の大学の後輩で学部も一緒である)や博多華丸・大吉にかがせていた。

伊藤沙莉は、シングルマザーの貧しい家庭環境で育っており、伯母の協力を得ていたという境遇を寅子の娘である優未に例えていた。同じ千葉県出身の女優である麻生久美子も同じような幼少期を送っており、苦労人も多いようである(伊藤沙莉は千葉市若葉区出身で私と同郷。麻生久美子は山武〈さんぶ〉郡山武町〈さんぶまち〉、現・山武〈さんむ〉市出身)。


最後に、生まれて初めてネイルサロンに行ったということで爪を見せていた。女優だと様々な役をやるので、ネイルをデコレーションしたりは出来ないようである。


今後は1ヶ月ほど休養を取るようだ。

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