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2024年9月 2日 (月)

NHK MUSIC SPECIAL「玉置浩二~愛と平和のハーモニー」

2024年8月29日

祇園富永町にある4th AVENUEというショットバーまで飲み行った(といっても酒は飲めないので、ソフトドリンクを飲んで歌っているだけ。レパートリーはだいたい300曲ぐらいある)のだが、他にお客がいないので、マスターとその妹さんと(二人とも私より大分年上である)、モニターでNHK MUSIC SPECIAL「玉置浩二~愛と平和のハーモニー」を視聴。

オーケストラとの共演を続けている玉置浩二。今回は、栁澤寿男(やなぎさわ・としお。バルカン室内管弦楽団音楽監督、京都フィルハーモニー室内合奏団ミュージックパートナー、東北ユースオーケストラ指揮者)が指揮するバルカン室内管弦楽団+大阪交響楽団との共演で、大阪府吹田市の万博記念公園太陽の塔前お祭り広場で行われた公演を中心とした音楽兼ドキュメンタリー番組として放送された。語りは坂本美雨。冒頭に玉置浩二が太陽の塔の中に入る場面がある。玉置は岡本太郎の作品に強い感銘を受けており、太陽の塔の前で歌うのが長年の夢だったという。

バルカン室内管弦楽団は栁澤が旧ユーゴスラビアの音楽家を組織して結成したオーケストラで、今は紛争を経て別々の国に分かれた旧ユーゴスラビアの音楽家達を再び結びつける役割を担っている。
歌われたのは、「悲しみにさよなら」、「夏の終わりのハーモニー」、「ボードビリアン~哀しみの道化師~」、「SACRED LOVE」、「田園」(ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」の旋律が伴奏に現れるバージョン)、「メロディー」

普段は音楽を聴くときは何もしないのだが、バーでは余興で指揮をすることがある。今日も指揮しながら見ていた。話すことも音楽とは余り関係ないことで、「大阪交響楽団の首席フルートの三原萌って子が可愛くてね。あの子」といった、どうでもいいことを喋っていた。

今年の玉置浩二のオーケストラコンサートツアーは沖縄でスタート(指揮者は大友直人)。
玉置浩二は沖縄戦の激戦地の跡を訪れ、戦没者墓園に花を手向ける。なお、奥さんの青田典子が常に付き従っているが、クレジットも「妻:典子さん」と一般人のような紹介であり、青田典子も仲睦まじそうな様子を見せるも一言も発することはなく、内助の功に徹しているようである。玉置浩二は精神的にいくつかの不調を抱えている人だけに支えてくれるのはありがたいことである。

4月には長崎平和公園を訪れ、長崎原爆についての説明を受けている(長崎原爆「ファットマン」はプルトニウムを使っており、広島原爆の1.3倍の威力であった)。長崎の鐘が鳴らされる場面があるが、今回のコンサートでも祈りの鐘が鳴らされる。玉置浩二は左胸に手を当てる。歌われるのは「SACRED LOVE」。バッハの鍵盤楽器音楽のような伴奏が印象的である。

2014年、玉置浩二は東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市を訪れている。依頼を受け、ギター一本でライブを行ったのだ。それから10年を経た今年、玉置は再び石巻を訪れる。10年前に貼ったバミリが今もそのままになっていた。東日本大震災発生直後に玉置は「清く正しく美しく」という曲を一晩で作っており、2014年の石巻ライブで歌っている。その時の映像も流れる。

玉置浩二は、「愛を世界の平和のために」という思いで安全地帯を結成したという。これまで出会った人、別れた人から「しっかり生きなさい」と言われているような気がするという玉置浩二。そういう思いを受け止めて歌うのが使命と感じ、それでみんなが幸せになることを望んでいる。それは中学生の頃にバンドを始めた頃から変わっていないようである。


番組が終わった後、沖縄戦が登場したということで、カラオケで、沖縄の反戦歌である「さとうきび畑」(森山良子。「さとうきび畑」のオリジナルは長いため「みんなのうた」バージョンを選んだ)とTHE BOOMの「島唄」を歌った。なお、店に入っての第1曲目として森山直太朗の反戦歌「夏の終わり」を歌っている。

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