米津玄師 「さよーならまたいつか!」(NHK連続テレビ小説「虎に翼」オープニングタイトルバック・フルバージョン)
米津玄師オフィシャルYouTubeチャンネルより。
朝ドラのヒロインにはイメージカラーがあり、猪爪寅子(伊藤沙莉)は虎に由来する黄色がイメージカラーで、若い頃は黄色い着物をよく着ています。明律大学専門部女子部の仲間との風景を経て、寅子は挫折して倒れます。そこから復活して、「綺麗な水のような」法律と戯れます。「空に唾を吐く」の部分で、米津玄師はやや粗めに歌っていますが、ここが伊藤沙莉のハスキーボイスを意識した箇所だと思われます。
ドラマのオープニングは、様々な職業の女性と共に踊る、寅子こと伊藤沙莉の実写で終わります。
2番の映像は、その後新たに撮られたもので、階段下の書生部屋にいる佐田優三(仲野太賀)と、明律大学講堂(当時、竣工したばかりの明治大学記念館の講堂がモデル)での法廷劇で、妨害行為を行った小橋浩之(名村辰)らに激怒した寅子を止めようとして引っ掻かれてしまう優三が映っています。笑い声の部分に出てくるのは、家庭裁判所の父こと多岐川幸四郎(滝藤賢一)です。
「雨霰」の部分では泣く猪爪改め佐田寅子と猪爪花江(森田望智)が描かれます。
「蓋し虎へ」の「蓋し」は「まさに」という意味ですが、「なるほど」というニュアンスも含まれ、「なるほど」が口癖の星航一(岡田将生)がちゃんと映っています。
そして、明律大学法学部の「魔女ファイブ」(佐田寅子=伊藤沙莉、山田よね=土居志央梨、桜川涼子=桜井ユキ、大庭改め竹村梅子=平岩紙、汐見香子こと崔香淑=ハ・ヨンス)+玉(村沢玉。羽瀬川なぎ)によるダンス。玉は戦後は車いすという設定なので、上半身だけ踊ります。
実は伊藤沙莉は、幼い頃はダンサー志望で、女優よりもダンサーとしてのデビューの方が先だったりします。土居志央梨は高校まではクラシックバレエをやっていたので、踊りはお手の物だと思われます。桜井ユキは日舞をやっているようですね。平岩紙はホルンを吹いているイメージで、ダンス経験は不明。ハ・ヨンスについてもよく分かりません。ただ簡単な振付なので動きに問題はないと思われます。
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