追悼・秋山和慶
秋山和慶先生の指揮による演奏を初めて聴いたのは、1994年6月、千葉市中央区亥鼻の千葉県文化会館においてでした。オーケストラは東京交響楽団。ストラヴィンスキーの「火の鳥」ほかでした。
関西に移ってからは、京都市交響楽団で数度、大阪フィルハーモニー交響楽団で一度、京都市立芸術大学音楽学部・大学院音楽研究科の定期演奏会でも聴いています。ロームシアター京都メインホールでのNHK交響楽団京都特別演奏会も素晴らしかった。何を振っても一級品の得がたい指揮者。何でも振れるのでコロナの頃は代役を一手に引き受けて引っ張りだこでしたね。
一昨日には京都コンサートホールにおいて下野竜也氏の指揮で京都市ジュニアオーケストラの演奏会を聴きました。下野氏は鹿児島時代に秋山先生が出演された「齋藤秀雄メソッド」の映像を何度も見て、指揮の初歩を叩き込まれたのでしたね。あなたは演奏だけでなく人も残しました。
これまで存分に楽しませていただきました。ありがとうございました。
秋山和慶指揮広島交響楽団 アッテルベリ 交響曲第5番「葬送交響曲」より第2楽章(選曲:広島交響楽団)
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