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2025年1月 1日 (水)

初詣に行ってきました 令和七年元日

今年も豊臣秀吉公を祭神とする、東山七条(正面通大和大路)の豊国神社へ。方広寺跡に明治時代に再建された豊国神社。伏見城の遺構(おそらく徳川期の伏見城だと思われる)で、以前は金地院にあった国宝の唐門を正月三が日だけは潜って拝殿の前に行くことが出来る(通常は唐門の前での参拝)。

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豊国神社は、私が京都に来た20数年前にはそれほど知名度が高くなかったのだが、徐々に上昇し、時間帯にも寄るが、今では拝殿の前に行列が出来るようになっている。

豊臣秀吉公(豊国大明神)の他、奥さんの豊臣吉子命(高台院、北政所、寧々、於寧、寧)を単独に祀る貞照神社にも個別に参拝することが可能である。貞照神社は今年の11月に鎮座百年祭が斎行されるようである。

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来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、浜辺美波が寧々役をやるが、彼女が今後、参拝に訪れる可能性も高い。

 

出町まで出て、妙音弁才天に参拝。祭神が弁才天で、弁才天は白蛇の化身であるため、例年では誰もいない妙音弁才天も今年は参拝の行列が出ている「巳カード」というものを1800円で売っているようだが、すでの完売のようだ。

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妙音弁才天は、下鴨神社のすぐそばにあるのだが、下鴨神社は参拝者でごった返していることが多いので今日は寄らず、賀茂川と高野川を越えて、出町柳の名曲喫茶 柳月堂に入る。三が日は短縮営業を行っているようである。

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ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルハーモニックによるロベルト・シューマンの交響曲第1番「春」をリクエスト。かなり古い録音のようでノイズも多い。冒頭にアナウンスが入っており、放送用のライブ音源をレコード化したものであることが分かる。

ワルターというと、ロマンティックな解釈による演奏が多いが、この「春」は推進力重視のスッキリとした演奏。録音は古いが、ニューヨーク・フィルのシックな響きが伝わってくる。ワルターが自身の音楽性よりもニューヨーク・フィルの個性を生かしているのかも知れない。

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