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2025年2月23日 (日)

「あさイチ プレミアムトーク」 瀧内公美 2025.2.14

NHK+で、「あさイチプレミアムトーク」を見る。ゲストは女優の瀧内公美。

次期連続テレビ小説「あんぱん」など、出演作が目白押しの瀧内公美であるが、女優デビューが遅かったということもあり、多くの人が知るレベルで売れるようになったのは近年になってからである。大河ドラマ「光る君へ」で共演した黒木華と同い年で親友だそうだが、黒木華は京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)在学中にデビューしており、最初から良い役を貰っていたこと、また黒木華は見た目が昔からほとんど変わらないのに対して、瀧内公美は比較的落ち着いた容姿であることなどから黒木華の方が若いように見える。

富山県高岡市に生まれた瀧内公美。一人っ子ということもあり、お転婆な少女ではあったようだが、育てられ方は箱入り。富山県内から出さない方針で、大学進学も「専門職を目指すなら東京に行ってもいい」という感じだったようである。小学校教諭を目指して「恥を知れ」の校訓で有名な(?)大妻女子大学に進学。富山県でも富山大学教育学部などに進めば小学校教諭にはなれるが、誤魔化した(?)そうである。富山大学は国立で難しいだろうからねえ。富山県の私立大学はパッとしないし(出身地の高岡にある高岡法科大学は近く廃校になることが決まっている。ということで富山県内の私立大学は富山国際大学1校のみとなった)。そのまま小学校の先生になるつもりであったが、大学4年の時に都内で撮影現場に出くわし、勢いでエキストラに応募。その場で事務所に入ることも決定し、あれよあれよという間に女優になってしまったようである。今でも出演したい作品のある映画監督の下に直接通うなど、かなり積極的な性格であることが窺える。

映画に関してはオタクを通り越してマニア級であり、映画祭の受賞作品を調べて全て観たり、休日には事前にスケジュールを決めて最高5本観たりという生活を送っているらしい。どの映画館に何時に行って、移動に何分要して、食事はどこで入れるかなど徹底的にシミュレートしてから行くようだ。

これは瀧内公美ではなく伊原六花の話になるが、伊原六花は「観劇マニア」を自認しており、色々なところに観に出掛けていて「沢山勉強した」気になっていたが、他の俳優さんはもっと観ているということを知り、ジャンルを小劇場や大衆演劇にまで拡げたそうである。芝居と映画の違いはあるが、おそらく瀧内公美も「もっと観ている人」の一人になるのだろう。瀧内公美に関しては観た映画の演技を参考にすることはよくあるようだ。

今度、久しぶりに長い休みが取れるそうで、旅行に行きたいというので良い行き先を募集したところ、「世界60カ国を回りましたが」といったような猛者が次々に現れて「良かった場所」を紹介していた。

男を誘惑するような色っぽい役も多い瀧内公美であるが、「色気を出すにはどうしたらいいでしょうか?」の質問に「私、色気ないからなあ」。確かに今日の番組で見た限りは、どちらかというと地は男っぽい性格に見える。ただ、富山時代を知っている古い友人の投稿によると、根はずっと可愛い人らしい。
ちなみに色気を出すには「抑えること」が必要になるようだ。確かに思いっきり婀娜っぽくやると色気があるというより下品になる。

瀧内公美に関する記事をX(旧Twitter)にポストしたら、彼女がヒロインを演じる映画「レイブンズ」にフォローされてしまった。これ、「絶対、観に来い」ってことじゃないか。行くけど。

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