「科捜研の女」Season3 File.Ⅰ。今回は、京都府の日本海側、久美浜の海岸から始まる。大学の同級生達と集まったマリコ。在学中から美貌が注目されていたマリコであるが、バツイチで子どもがいないことを明かすと、急に周りが焦り始める。マリコは、「結婚や子育てが女の幸せだなんて」と不満そうである。
久美浜の海に、潜水服を着た死体が上がる。科捜研の女であるマリコは、男が潜水出来るような状態ではないことを見抜き、他殺と捉える。遺体となって発見されたのは栗田(高杉亘)という自称ルポライターだが、著書は売れず、最近は書けなくなりあちこちに借金を重ねていた。
栗田が逝った海を日傘を差して見つめる美しい女性をマリコは見つける。女の名は美咲(南野陽子)。栗田とは高校の同級生であった。今は木屋町で小料理屋「活魚料理 みさき」を営んでいる。南野陽子クラスの美人が木屋町に店を開いていたら、客が押し寄せそうだが。
栗田と美咲と柏崎(石橋保)の3人は仲が良く、高校を卒業してからも3人で過ごしたりしていた。栗田はルポライターになった当時は羽振りも良かったという。
生け簀トランクの仕事をしていた柏崎。しかし、栗田が暴力を頻繁に振るうようになり、美咲は栗田を久美浜の海水を入れた生け簀トランクに突き落として溺死させ、遺体をトラックで久美浜まで運び、海で溺れ死んだように見せかけたのだった。
ということで最初からの殺意がなかったとは言え、美咲が犯人ということになる。美咲は栗田の子を宿していた。
美咲やマリコが、「34歳だから」「もう若くない」と話す。だが、20年以上を経て、今の34歳は若い。
南野陽子は兵庫県出身だけに上品な関西弁を喋る。沢口靖子と南野陽子は、細かいところまで計算せずに感情に正直にセリフを語るという点で似たタイプである。
京都の名所としては、昨年、近くに熊が出没したことで話題になった仁和寺と、二条城の東南隅櫓が映っていた。
Season2では、伊藤裕子演じる城丸準子と左京区岡崎のマンションで同居していたマリコだが、伊藤裕子がリストラされたので、一人で京町家に住んでいる。だが、母親の榊いずみ(星由里子)から見合いを促す書類が届く。最後には、マリコの住む町屋にいずみが現れて、やはり見合いを勧める。
科捜研のメンバーは一新されている。深浦加奈子が科捜研の会計係役で出ているが、この数年後、深浦加奈子は癌のため48歳の若さで帰らぬ人となる。第三エロチカの看板女優だった深浦加奈子。元第三エロチカ主宰で、劇作家・演出家・俳優の川村毅は深浦加奈子について、「あの人は天才だからすぐ出来ちゃうけど、そこから伸びない」と評していた。山崎一も科捜研の所長として出演しているが、故宮沢章夫は、「NOVAの山崎一君とか、読み合わせの時、下手くそなのな。そっから本番に向けてレベルを上げていく」ということで、一口に役者と言っても様々なタイプがある。
なお、Season2でプロファイラーとして科捜研のメンバーに加わっていた武藤(内藤剛志)は、人気推理小説家に転身。代表作は『科捜研の男』であるようだ。
ちなみに人生の最後に食べたいものとして、マリコは真っ先に新福菜館のラーメンを挙げていた。
Season3 File.Ⅱ。今回は陶芸を巡る殺人事件である。
陶芸家の高槻幽斎が、自宅の工房で頭を打って死亡しているのが発見される。何者かに後頭部を殴られたことがマリコの検視で分かる。工房内に荒らされた跡があったため、物取りの犯行として捜査が行われる。
一方、マリコは陶芸家の円城寺光斎(井田州彦)という幽斎の弟弟子に目を付ける。26歳の時に「鳳凰」という作品で高い評価を得た光斎。怪しい人物だが、彼にははっきりとしたアリバイがあった。個展の準備のために展示場にいたという。また幽斎は私生活がだらしなく、破門されており、陶芸家としては死んだと断言する。
だが実は「鳳凰」は光斎ではなく幽斎が焼いた作品であり、それをネタに光斎は強請られていた。
東福寺がロケ地になっていると考えられ、通天橋と思われる橋の上を4人で渡るシーンもあるのだが、通天橋は拝観有料である。お金払ったのだろうか? 「大人4人」と言ったのだろうか?
Season2では、科捜研の主任であったがマリコだが、今回は所長として宮前(山崎一)がいる。ただどんな仕事をしているのかは今のところ分からない。いるだけ上司かも知れない。
徹夜で焼き物の復元をすることになった科捜研の面々。皆が嫌々やるなかでマリコだけがやる気満々。ただやはり彼女は他人の心を読み取る能力は低そうだ。
実は井田州彦(現・井田國彦)は、Season2の最終回にも大衆演劇の座長役で出ており、ほぼ連続しての出演となった。
「科捜研の女」Season3 File.Ⅲ。京都市内のホテルが舞台。母の招きでホテル(京都東急ホテルでロケが行われている)で行われるライトアップショーに参加するマリコ。マリコのイメージカラーは赤なので赤いドレス姿である。
ショーが始まる前に、マリコはホテルのバンケット主任の荻野美奈(若林しほ)が部下を厳しい態度で叱りつけているのを目にする。
ライトアップショーでは、美奈が司会を務め、新進のライトアーティストの園部さやか(粟田麗)がデザインした、ライトアップされた屋上の庭がスクリーンに映るが、すぐに停電してしまう。同時刻、ホテルの屋上でプールに入ろうとしていたと思われる、ホテルのオーナーの息子の柿崎実が感電死する。その後、実が美奈の元彼であり、今はさやかの彼氏であることが分かる。自分のライトショーで、それも自分が点灯させたことで柿崎を死にを追いやったと思ったさやかは手首を切って自殺を図る。
かなり無理のある設定が目立ち、ツッコミどころも多い。
これまで名前しか出てこなかった洛北医科大学のキャンパスが登場。その後は、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)人間館がメインの建物となるが、この時点ではまだ竣工していないので、同じく洛北にある京都精華大学のキャンパスが洛北医科大学に見立てられている。精華大の学生もエキストラとして参加しているのかも知れないが、残念ながら医学生には見えない。
ホテルの屋上にあれだけ広いプールと中庭がある場所は京都にはないので、同志社女子大学京田辺キャンパスの施設が使われているようである。
若林しほ(若林志保)は、「天までとどけ」の長女役でブレークしたが、殺人事件を目撃してPTSDになり、休養。追い打ちを掛けるように、「天まで届け」の共演者の事故死などがあり、精神的ショックから芸能界を引退している。
その後、有名ミュージシャンから受けたDVや、「天までとどけ」の共演者からのいじめを告白。「天までとどけ」の制作側や、母親役だった岡江久美子は否定するが、その岡江久美子は新型コロナウイルスに感染し、若くして亡くなってしまう。
現在も生活保護と障害年金に頼る不安定な生活を送っているようである。
同世代では、川越美和が、やはり精神的不調から引退し、故郷の鹿児島に帰るも生活保護となり、程なく病死している。
向く向かないはあると思うが、本当に厳しい世界である。
粟田麗(あわた・うらら)は、私と同い年である。玉川大学で演技・演劇を専攻し、映画「東京兄弟」で注目を浴びる。可愛いが美形タイプではないので、なかなか主役とはいかないようだが、コンスタントに作品に出続けている。映画版「白夜行」の薄幸な女性や、寺島しのぶ主演版の舞台「書く女」で主人公の樋口一葉とは違ったタイプの妹を好演している。本人がどう思っているのかは分からないが、薄幸役がかなり似合う人である。
Season3 File.Ⅳ。神社で赤子が捨てられているのが発見され、その近くに死体が転がっていた。京都府警は、赤子の母親と死体の身元を探る。
今回は、京都精華大学(洛北医科大学という設定)、仁和寺、堀川通、二条陣屋、京都タワー、JR京都駅大階段と展望台など、京都の名所が多く映っている。
犯人の真壁裕一(加勢大周)は、死体の身元である阿部和夫(三上市朗)と施設で兄弟のように育った。だが、真壁は子どもの頃に事故で人を殺してしまったことがあり、阿部が身代わりとなって少年刑務所に入って真壁を庇ってきたのだが、出所して生活が苦しくなった阿部は風景画家として成功した真壁を脅迫し始めたのだった。
現場で見つかった赤子の顔には土が塗りつけられていたが、民俗学的なものではないかと木場から聞かされたマリコは、民俗学の本を山のように集めて、所員に読むよう強要し、更に4万円もする民俗学の本を購入して、科捜研会計係小向光子(深浦加奈子)を呆れさせるなど、やはり頭は良いのに他人の心を読む能力や常識に欠けているのが分かる。最初は面白がってそういう設定にしたのかも知れないが、長く続くとなると、そうした欠点を克服する姿も描かれるようになるのだと思われる。
その後、麻薬所持と栽培容疑で逮捕されることになる加勢大周。芸名の問題でも話題になり、新加勢大周が現れたりした(その後、坂本一生に改名)。逮捕後は芸能界を引退。函館でバーテンダーとして働き、その後、東京に戻り、六本木でバー数店を経営していると聞く。
劇団M.O.P.の看板役者の一人であった三上市朗。だがテレビでは最初のうちは余り良い役は貰えないようだ。
赤ん坊の母親役である池田真紀は、赤ん坊がいるのに煙草を吸うという設定だが、煙を肺に吸い込むことが出来ないため、非喫煙者である可能性が高い。若林しほも喫煙シーンがあったが、煙草を口に付けるだけで吸うこともせず、煙草嫌いなのが分かる。
「科捜研の女」Season3 File.Ⅴ。木屋町にある空きビルから、警備員が墜落し、死亡するという事件が発生。突き落とされたと見て捜査が行われたが、死亡した警備員の土方は、木場と京都府警捜査課同期だった(この回は捜査課という言葉が使われる)。同じ女性を好きになり、彼女は土方と結婚した。老いた彼女(草村礼子)は病気で洛北医大病院(京都学園大学、現・京都先端科学大学亀岡キャンパスでロケが行われている)に入院している。
土方は木場とタッグを組むことが多かったが、ある日、木場が暴漢に脚を刺された時に、土方は相手をピストルで撃って殺害してしまう。指名手配犯の射殺であるが、過剰防衛として問題視され、土方は懲戒免職は何とか免れて依願退職となり、警察官の再就職先の王道である警備員になった。
7月、祇園祭の季節。祇園囃子が鳴り響く。実は録音による祇園囃子も京都市内で鳴り響いている。祇園囃子のCDも発売されている。
実際には木屋町は高さ制限があるため、撮影された高さのビルはおそらく存在しない。
寺町京極や、新京極商店街を木場が聞き込みに回る場面があり、六角広場も出てくる。
ネタは半分まで来たところで明らかになる。土方は奥さんに手術を受けさせたかったが、警備員の給料では捻出出来ない。そこで生命保険に入り、死ぬことで金を受け取ろうとしたのだが、自殺では下りないため、他殺を装うべく、木屋町のチンピラを巻き込んだのだ。
マリコと上原(葛山信吾)が祇園白川沿いを歩いている場面があり、祇園囃子が聞こえてくるが、あの場所では祇園囃子は聞こえないため、木屋町辺りに見立てられているように思う。木屋町でのロケは一度も行われていないが、やはり人が多く治安も悪いからだと思われる。
マリコは、木場の自宅を訪れ、事件が自殺か事故かどちらかを選ぶよう木場に言う。
脚本は、Season2までは砂本量などが書いていたが、Season3からは、「世にも奇妙な物語」で名を上げた戸田山雅司の回が増えて世代交代が進んでいる。Season3からは音楽も川井憲次に変わり、テレ朝全体で「科捜研の女」を看板番組にしようという熱意が伝わってくる。
ラストシーンはJR京都駅。横浜に帰る母を見送りに来たマリコだが待ち合わせ場所を2階にしていたこともあり、間に合わなかった。
映画「Shall We ダンス?」で、可愛らしいお婆ちゃん先生として話題になった草村礼子。今も存命中である。今年で86。「Shall We ダンス?」は1996年公開の30年前の作品なので、実はその時も見た目より若かったことになる。
Season3 File.Ⅵ。今回は女子高の寮が舞台である。京都市内でもお嬢様学校として知られる清明女学院高等部(校舎はプロテスタントの学校である同志社女子大学今出川校地の栄光館が映っているが、清明女学院はノートルダム=フランス系カトリックという設定である)の寮で、怪奇現象が起こる。本来は科捜研の仕事ではないのだが、所長の宮前が清明女学院の理事長と親しいので是非にと頼まれたようだ。
清明女学院高等部には清心寮(「清心」もまたノートルダムを表す言葉だが、京都ノートルダム女子大学は協力はしてくれなかったのだろう)という寮があるのだが、建設から半世紀が経つということで老朽化。取り壊して新しい寮を建てる計画があるが寮生数名が反対の声を上げている。
清心寮の舎監を務めるのは、南妙子という女性(「みやむー」のニックネームで知られる声優の宮村優子が演じている。キリスト教の学校なのに日蓮宗みたいな名前なのはわざとだろうか)。彼女も清心寮の出身である。寮の取り壊し反対の中心人物は綾川みどり(加藤夏希)である。反対派グループの一人に、三輪ひとみの妹である三輪明日美がいるが、余りセリフが貰えていない上に割と酷い扱いである。ただ彼女の場合は庵野秀明監督の実写映画第1作である「ラブ&ポップ」で仲間由紀恵らを押しのけて主演を張っているため、日本映画史上に残る女優になりそうである。
さりげなく「鴨川で連続殺人」があったとして捜査員の半分がそちらに回るのだが、連続殺人がありふれたことのように言われるなんて、京都ってのはどれだけ怖ろしい街なんだ。
科捜研のメンバーの一人である鶴田(遠山俊也)が中学時代の妙子の後輩であり、放送部の1学年下で、妙子はみんなのアイドル的存在だったと語る。ちなみに放送部では妙子はアナウンス担当だったが、鶴田は機材担当だったので、マイクに向かって話したことはないようだ。
3年もいれば出て行く高校生が取り壊しに反対するのはおかしいとして、マリコは黒幕を見抜く。超常現象のトリックも見抜くが、超低音で物体を動かしてポルターガイストを起こすというのは強引。人間の聴力には限界があり、ある程度から下の重低音は聞き取れないとされ、CDでは超低音はカットされているが、その後の実験では無意識に感じ取っていることが分かっている。その超低音で物体を動かすにはかなり大きなスピーカーと超低音の音源が必要なはずだが、あるのはミニコンポだけである。コンポで再生可能なのは基本、CDで、CDでは先に述べたように超低音を出すことは出来ない。
最近(といってももう20年前からの傾向だが)の女性声優には美人が多い。宮村優子もその一人だが、それには理由があり、声優業は厳しいので、声優で駄目となったときにタレントやモデル、女優に転身しやすい美形の人を選んでいるそうで、美貌が保険になっているようだ。水樹奈々のように美貌と歌唱力で声優よりも歌手のイメージが強い人もいる。
平野綾なども、声優よりも舞台女優、ミュージカル女優のイメージが強い。
宮村優子はその後に二度結婚し、二度目の夫と間に子どもも設けるが、結局離婚。オーストラリアで生活していたが、声優の仕事を増やすためか日本に拠点を戻している。
宮村優子の声優としての見せ場を作るためか、妙子が中学校(北安中学校という架空の学校)時代に放送部で吹き込んだカセットテープのものという設定の音声を、中学校の後輩の鶴田が聴き続けるという場面がある。やはりプロの声優のものであることがすぐに分かる。
Season3 File.Ⅶ。小向光子(深浦加奈子)が準主役的立場となる回である。光子が商店街(西の方の京都三条会商店街)で買物をして帰る途中、町内会長の糸川が、「人が殺された!」と呼びに来る。近くの小さな公園で、同年配で共に背の高い若い男性が争い、最後は片方が片方を刺して死亡させたという。光子が京都府警に電話をする。駆けつけたマリコは、翌日の検視で、血痕が低い位置に付いていることに疑問を抱く。
光子は共働きであるため、一定の時間までは息子のシンヤを児童館に預けている。シンヤは小学校4年生ほどだと思われる。シンヤは児童館の先生である岸田萌に好意を持っている。といっても子ども特有の愛着である。
光子は当日シンヤが履いていた半ズボンに血痕が付着しているのを発見。検視の結果、殺された竹本の血痕に間違いないことが分かる。シンヤは、「僕が殺ったんだ」というが、子どもに大人を殺すことは不可能に近い。
萌は、おそらく西院春日神社の境内で、「自分が刺した」と告白する。だが、刺したのは一度だけで、これだけでは死に至る可能性は低い。萌は兄を、竹本とグルの飯沼に自殺に見せかけて殺害されていた(飛び降り自殺だが、京都は建物の高さ制限があるため、飛び降りて確実に死ぬことの出来る建物は少ない)。
実は、萌が竹本を刺した後、町内会長の糸川が二人を発見し、何とかしようとするが、その隙を突いて、竹本との間に金銭トラブルを抱えていた飯沼がもう一度刺して殺していたのだった。凶器を探す際に再び神社が映るが、その後に糺の森が映るため、今度は下鴨神社で間違いないと思われる。
このSeasonではメンターとして、マリコにヒントを与える役割になっている武藤。しかし、マリコは朝6時前に武藤宅を訪れるという、これまた非常識なことをやっている。武藤はジェラートを作るために徹夜していたため、特に怒られたりはしなかった。武藤は名画「ローマの休日」の思い出を語る。マリコも「ローマの休日」を観たことはあるようだが、非現実な大人のおとぎ話という趣向の映画であるためか、リアリストのマリコにはほとんど響いていないようだった。ちなみにオードリー・ヘップバーンが武藤の初恋相手のようである。
「科捜研の女」Season3 LastFile。1時間30分に枠が拡大されている。
車に轢かれて死亡した男性の遺体から、銃弾が見つかる。照合したところ、線状痕が、当時東山署にいた伊塚夏子(山本未來)の拳銃から撃たれたものであることが分かった。夏子はキャリアとして警察庁に採用され、京都の東山署に赴任したのだが、初めての捜査で容疑者を射殺してしまい、キャリアの道を外れて、今は琵琶湖北警察署の総務課で課長を務めている。琵琶湖北警察署は、マリコの元夫である倉橋拓也(渡辺いっけい)が署長を務めている警察署であり、倉橋は夏子のことを気に入っていて、再婚相手に選ぼうとしていた。
そんな中、夏子が容疑者を射殺したとされる事件の真の殺害者が明らかになる。現在は京都府警副本部長となっている小此木(中丸新将)だった。更にこの事件によって間接的に息子の命を奪われた男がおり……。
マリコは、千葉県柏市にある科学警察研究所(科警研)への異動が決まる。本当は左遷させられてもおかしくないところだったが、倉橋が手を回して形の上では栄転ということになった。
関東に向かう日、JR京都駅で、直木賞を受賞した武藤要(内藤剛志)のインタビューを巨大モニターで見ながら笑顔を見せたマリコは科警研での活躍を誓うのだった。
同じテレビ朝日系の「トリック」と出演者が被るドラマである。中丸新将は伊藤公安(きみやす)公安部長を、渡辺いっけいは「口調が丁寧すぎる番頭」平山平蔵(ひらぞう)を、深浦加奈子は新興宗教の幹部女性を演じていた。
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