カテゴリー「京都」の163件の記事

2022年8月10日 (水)

2346月日(39) 文化庁京都移転記念 北区「WAのこころ」創生講座-文化のWA-「京の盆行事と他界観」

2022年8月2日 佛教大学15号館1階「妙響庵」にて

午後6時30分から、佛教大学15号館1階「妙響庵」で、文化庁京都移転記念 北区「WAのこころ」創生講座-文化のWA-「京の盆行事と他界観」という公開講座を聴く。
講師は佛教大学歴史学部教授で京都民俗学会会長、公益財団法人祇園祭綾傘鉾保存会理事でもある八木透。コーディネーターは、能楽観世流シテ方の河村晴久。

8月ということで、お盆と、8月16日に行われる五山送り火の由来について語られていく講座。
お盆は諸説あるが、サンスクリット語の「ウラバンナ」に「盂蘭盆」の字を当てたというのが定説とされている。

京のお盆の謎としては、六道珍皇寺や引接寺(千本えんま堂)で行われる「六道まいり」の六道の辻とはどこかという話がなされる。
六道珍皇寺は、小野篁が夜に閻魔大王に仕えるために地獄へと向かったと伝わる井戸があるのだが、道の辻ではなく、この井戸こそが「六道の辻なのではないか」というのが八木の見解のようである。

五山の送り火であるが、最初に始まったのが「大文字(だいもんじ)」であることは間違いない。ただ、いつ始まったのかについては諸説ある。
最も古いのは、空海が9世紀の初めに始めたとするものだが、これは伝説の領域を出ない。大文字が行われたという記録が空海存命中になく、その後も何世紀にも渡って大文字が行われたという記録は発見されていない。
最も有力とされるのが、足利八代将軍である義政が、九代将軍で24歳で早世した息子の義尚の菩提を弔うために始めたとされるもので、これは一つだけ文書に残っており、「偽文書」説もあるそうだが、八木自身は有力と見ているようである。ただ、大文字は1度行われただけで、その後に復活するまで100年以上の歳月を必要としている。
きちんとした記録に現れるのは、1603年の「慶長日件禄」においてである。1603年以降は毎年行われるようになり、恒例行事化したようだが、民間で起こった行事であるため、朝廷も幕府も重要視しておらず、記録はかなり少ないようである。1603年は江戸幕府が興った年だが、これもたまたまらしい。
その後、送り火は、松ヶ崎「妙法」、「舟形」、「左大文字」、「鳥居形」と増え、5つあるので五山送り火となる。五山十刹にちなんでいるのかも知れないが、臨済宗と繋がりがあるのは左大文字だけであるため、たまたま五山になったと考えた方が適当であろう。なお、昔はそれ以外にも、市原の「い」や、鳴滝の「一」、「竿に鈴」、「蛇」などもあったようだが、これらは数年に一度しか行わなかったため、存在自体が風化してしまい、具体的にどこで行われたのかも分かっていないようである。

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2022年8月 9日 (火)

スタジアムにて(40) J1 京都サンガF.C.対柏レイソル@サンガスタジアム by KYOCERA 2022.8.6

2022年8月6日 亀岡のサンガスタジアム by KYOCERAにて

サンガスタジアム by KYOCERAで、J1 京都サンガF.C.対柏レイソルの試合を観戦。在住府対出身県の対決なので見ておきたかった。とはいえ、柏市に行ったことはこれまで一度もないと思う。同じ千葉県内ではあるが、柏市があるのは東葛飾地方であり、千葉市よりも東京を始め茨城や埼玉に出る方が早いところにある。

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共にJ2にいた2019年には、柏レイソルのホームゲームで、サンガが13失点で負けるという惨劇のあった因縁の対決である。

今季からJ1に昇格した京都サンガF.C.。新戦力を加えてJ1に備えたが、上がってすぐに勝てるほど甘くはなく(J2優勝翌年にJ1で優勝したチームもあり、レイソルも2011年に達成している)負け星の方が先行している。
一方、柏レイソルの方は現在3位に着けており、優勝を狙える位置にいる。

昨年まではコロナ禍で移動が制限されていたため、アウェイのチームのサポーターがほとんど来られないという状況が続いていたが、今日は今もコロナ禍の最中ながらレイソルのサポーターが大勢サンガスタジアムにやって来ている。2階席(サンガスタジアムには1階席は存在しない)のコンコースを1週してみたが、サンガのゴール裏席付近には「レイソルの応援グッズを持ったお客様はお入りになれません」という張り紙がなされたコーナーがあり、レイソルのゴール裏席も「サンガの応援グッズを……」という張り紙がある。

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先制したのはサンガ。前半7分にゴール前にボールが送られ、相手キーパーが前進して処理しようとしたが、こぼれ球を武田将平がシュート。ボールは無人のゴールに転がり込んだ。

だが、前半22分。サンガディフェンダーはキーパーへのバックバスを行うが、キーパーの上福元がやや前に出ていた。私が高校生の頃(Jリーグ創成以前)まではキーパーへのキックでのバックパスでも手を使って取れたのだが、今は手を使って処理することは禁止されている。上福元はヘディングでなんとか弾き出そうとするが上手くいかず、ボールはほぼ真後ろに飛んでゴールマウスに飛び込む。オウンゴールで同点となった。

サンガは後半20分過ぎにピーター・ウタカを投入して点を取りに行くが、相手ゴール前での最後の連係が上手くいかない。

90分を超えたところでレイソルは次々に選手を交代。得点を狙う。
そして後わずかで試合終了というところで右サイドを破り、最後は武藤雄樹がボールをゴールに押し込む。サンガの選手はある者はグラウンドに寝転がり、ある者は膝に手を着いてうなだれる。あとわずかというところでの痛い失点である。
試合が再開されて数秒でタイムアップの笛が吹かれる。「あと10秒粘れば」というところで勝ち点1はするりと逃げていった。

勝った柏レイソルは2位に浮上する。

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2022年7月17日 (日)

スタジアムにて(39) J2 京都サンガF.C.対東京ヴェルディ@京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2015.5.9

2015年5月9日 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

午後2時から、京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で、J2の京都サンガF.C.対東京ヴェルディの試合を観戦。優待券を貰ったので観に出かけたのである。

Jリーグというのはとにかく移籍が多く、そのためチームの応援は出来ても選手の応援はしづらいところがある。応援している選手がすぐに敵チームに移籍してしまう可能性も高いからだ。サンガにも以前は有名選手が何人もいたのだが、今はJ2の得点王にもなったことがある大黒将志が知られている程度である。ちなみに昨シーズン終了後に12人もの選手が移籍などで退団、新加入の選手も10人ということで、1年で別のチームへと様変わりしたことになる。

J1昇格とJ2降格を繰り返して「エレベーターチーム」などと揶揄されたこともあるサンガ。例年ならJ2で上位にいて昇格まであと一歩というところで届かずというケースが多いのだが、今年は成績が振るわず、3勝7敗2分けで18位。前節ではJ2最下位にいるFC岐阜にも勝てずにドローと苦戦中である。

普段はメインスタンドから観ることが多いのだが、今日は券の関係で、バックスタンドでの観戦。バックスタンドはauがネーミングライツを獲得して、au自由席という名称になっている。京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場という長い名前のスタジアムもネーミングライツを募集したのだが、手を挙げる企業や団体は現れなかった(後記:サンガが本拠地スタジアムを亀岡に移した2019年になってようやく、たけびしスタジアム京都となっている)。

基本的に陸上競技場であるため、スタンドからピッチまでが遠く、臨場感には欠ける。ピッチの近くから観ることの出来るエキサイティングシートというものもあるのだが、エキサイトというほどでもないためか(私はエキサイティングシート初登場の試合で、エキサイティングシートから試合を観戦している)、今年はエキサイティングシートもピッチから遠い所に下がってしまった。

京都府亀岡市にサッカー専用のスタジアムが建てられる計画があり、2017年度の完成を目指しているが、色々と問題があり、順調に行くのかはわからない(後記:場所を移して2019年にオープン)。


相手の東京ヴェルディは、Jリーグ(今のJ1)の初代王者である(当時の名前はヴェルディ川崎)が、親会社であった読売新聞が系列の日本テレビのアナウンサーに、自身が持つチームを「読売ヴェルディ川崎」と呼ばせ(他のチームも日産横浜マリノス、三菱浦和レッズなどと親会社の名前入りで呼ばせていた)、ゴールの際にも「読売! 読売!」と連呼させるなどしたため、ヴェルディのサポーターからも「読売グループを応援しているのではない」とクレームが入ったりした。また選手が川崎市の等々力競技場の状態の悪さに難癖を付け、更に読売側が強引に本拠地を東京スタジアム(味の素スタジアム)に移そうとした経緯があり、すでにフロンターレのあった川崎市民からもFC東京のあった東京都民からも見放されて不人気チームになり、J2落ちしてから長い。今年も今のままでは昇格は難しい。


今日は雨が降るとの予報もあったが、幸い降雨はなく、試合終盤には太陽の光も射す。


低迷気味のチーム同士の試合とあって、観ていてそれほど面白い展開とはならない。サンガは攻撃時に選手達の上がりが遅く、相手に掛けるプレッシャーが弱い。ヴェルディもパスサッカーで有利に試合を運んでいるが、攻め上がりは余り速くない。

前半30分過ぎに、ヴェルディの平本一樹が中央を突破してゴールエリア近くまで攻め込んでシュート。これが決まり、ヴェルディが先制する。その後、ヴェルディがパスで時間稼ぎを行ったため、サンガサポーターからブーイングを受ける。

ヴェルディが正面からシュートを放ってくるのに対して、サンガは角度のないところからしかシュートが打てない。ヴェルディのディフェンスを正面から破るだけのキープ力が今年のサンガには欠けている。

敗色濃厚のサンガだったが、後半36分過ぎに伊藤優汰が右サイドを突破。更に抜群のドリブル力で、サイドからゴールに近づき、クロスを上げる。これに途中出場のロビーニョが頭で合わせると、ボールはワンバウンドしてヴェルディゴールのネット上方を揺らす。サンガ同点、1-1。その後もサンガがチャンスを作るが、攻め方のバリエーションが豊富でないため、ヴェルディディフェンスをあともうちょっとのところで破ることが出来ない。試合は結局、1-1のドローに終わった。サンガとしては何とか負けなかったという格好であるが、この戦い方では今年は今後も望み薄である(結局、J1昇格を果たすのは2022年まで掛かった)。

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2022年6月 8日 (水)

観劇感想精選(436) 第71回京都薪能 第2日目

2022年6月2日 左京区岡崎の平安神宮にて

午後6時から、左京区岡崎の平安神宮で、第71回京都薪能第2日目を観る。毎年恒例の京都薪能であったが、昨年、一昨年は新型コロナのために中止となり、3年ぶりの開催となる。少し風が強めだが、雲一つ無い好天となった。

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ロームシアター京都(京都会館)、京都市京セラ美術館、京都国立近代美術館、京都観世会館、細見美術館、みやこめっせ、京都府立図書館、岡崎公園グラウンド、京都市動物園など文化施設が並ぶ左京区岡崎であるが、一方で、平安神宮、真宗大谷派(東本願寺)岡崎別院、東天王こと岡崎神社などの伝統宗教や、阿含宗や生長の家、神慈秀明会といった新宗教の施設も集まっており、京都における一大宗教空間でもある。

2日間に渡って行われる第71回京都薪能。2日目の今日は、京都薪能の復活を祝って、神が舞を披露するという演目が並ぶ。左京区岡崎で、そして平安神宮で行われるのに相応しい演目だ。

上演作品は、観世流能「養老」水波之伝(すいはのでん)、金剛流能「龍田」、大蔵流狂言「福の神」、観世流能「小鍛治」白頭(しろがしら)。例年売られているパンフレットがコロナの影響で売れないというので(あらすじや出演者などを記した紙は受け取れるようになっている)、代わりに茂山茂と鈴木実が舞台上に登場して作品紹介などを行う。


観世流能「養老」水波之伝と金剛流能「龍田」は後半部分のみの上演である。

「養老」は、美濃国(濃州)の養老の滝である。雄略天皇(倭の五王の「武」に比定されることが多い)の勅使が養老の滝を訪れた時に楊柳観音(松井美樹)と養老の山神(吉浪壽晃)が現れ、祝いの舞を行う。今回は水波之伝というバージョン(小書=特殊演出)で、楊柳観音も登場して舞う。しっとりした楊柳観音の舞と豪快な養老の山神の舞の対比が見所。

今回は、全ての演目で神の舞があるが、みな個性豊かで舞そのものも雰囲気も趣も異なり、八百万の神の国・日本とその伝統芸能の個性がはっきりと表れている。


金剛流能「龍田」。紅葉の名所として知られる大和国・龍田明神が舞台となっている。南都(奈良)に寄った僧(村山弘)が河内国まで足を伸ばそうとした途中で竜田川の河畔に至る。
龍田姫=龍田神(金剛永謹)が、優美な舞と幣を振り上げての神楽を行う。薪から舞い上がる煙が龍田姫の後ろで霞のようにたなびき、この世ならぬ雰囲気を作り出していた。


大蔵流狂言「福の神」。狂言ではあるが、笑いは取らないという珍しい演目であり、狂言そのものの面白さよりも祝祭性が優先されている印象を受ける。
福の神(茂山忠三郎)が幸せになる秘訣を歌いながら行う舞がユーモラスである。


観世流能「小鍛治」白頭。本来は赤い頭で登場する後シテ(稲荷明神の霊狐)が白い頭で登場するという特殊演出である。
一条天皇が悪夢にうなされるというので、名刀工である三条小鍛治宗近(岡充)の下に橘道成(有松遼一)を遣わす。一条帝は「宗近に御剣を打たせよ」との夢告を受けたという。勅諚に応えるには自分に勝るとも劣らない相槌を打てるものがいないといけないが、それは難しいので宗近は断ろうとするが、伏見の稲荷大社に参拝したところその加護があり、稲荷神(橋本光史)が相槌を務めることになる。

三条小鍛治宗近がすんでいたのは三条粟田口であり、後に三条派や粟田口派となる名刀工集団を生み出した場所だが、三条粟田口は平安神宮のすぐそばであり、舞台になった場所の近くで上演が行われたことになる。
粟田神社の麓に鍛冶神社という小さな社があり、三条宗近と粟田口吉光も祀られている。
またすぐそばには、「小鍛治」の話に基づく相槌稲荷神社という小さな社もあるが、ここは民家が並ぶ路地の奥に存在するため、大人数で行ったり大声を出しながら歩いたりすることははばかられる神社である。

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2022年4月 9日 (土)

「都をどり」令和四年公演「泰平祈令和花模様」 2022.4.3

2022年4月3日 京都四條南座にて

午後4時40分から南座で開演の「都をどり」令和四年公演を観る。

都をどりは、新型コロナウイルスの蔓延により、昨年、一昨年と中止になった。昨年は弥栄会館のギオンコーナーで、小規模公演である「春の雅(みやび)」が行われたが、寂しく感じたのも確かである。
というわけで、今回が令和に入ってから初の都をどりとなった。

「泰平祈令和花模様(たいへいのいのりれいわはなもよう)」と題された上演。いつも通り、京都の名所を中心とした踊りが行われるが、競馬や弓などの武芸の場面が取り入れられており、「病に勝つ」という祈りが込められたそうである(元々は、東京オリンピックを記念した演目で2020年に上演される予定で、乗馬やアーチェリーをモチーフにしたものだったようなのであるが、新たに設定を変えて上演されたようだ)。

第1景「置歌」、第2景「上賀茂社梅初春(かみがもしゃうめのはつはる)」、第3景「夏座敷蛍夕(なつざしきほたるのゆうべ)」、第4景「京遊戯色々(きょうのあそびいろいろ)」、第5景「那須与一扇的(なすのよいちおうぎのまと)」、第6景「勝尾寺紅葉揃(かつおうじもみじぞろえ)」、第7景「宇治浮舟夢一夜(うじのうきふねゆめのひとよ)」、第8景「御室仁和寺盛桜(おむろにんなじさかりのさくら)」からなる上演時間約1時間の演目である。「勝尾寺紅葉揃」には、「達磨さん、ころころころな、ころなに負けるな」という詞も出てくる。

令和初上演を祝うためか、上賀茂神社の紅梅と白梅、那須与一が扇の的を射た屋島合戦の源氏と平家、宇治十帖の匂宮と浮舟の衣装など、紅白の対比が多い。また今回は舞妓さんの出番が比較的多いのも特徴である。

久しぶりに観る大人数での芸舞妓の踊りに、京都らしさが戻ってきたようでホッとさせられる。

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2022年3月29日 (火)

これまでに観た映画より(288) 「焼け跡クロニクル」

2022年3月22日 アップリンク京都にて

新風館の地下にあるアップリンク京都で、ドキュメンタリー映画「焼け跡クロニクル」を観る。監督・撮影・編集:原まおり、原將人。

広末涼子の映画デビュー作である「20世紀ノスタルジア」などの監督を手掛けた、京都在住の映画人である原將人。彼の自宅が、2018年7月27日に全焼するという事件が起こった時に、原將人の奥さんである原まおりがスマホのカメラで捉えた映像などを中心にドキュメンタリー映画として再構成された作品である。

原將人の自宅があったのは、広義でいうと京都の西陣。より正確な住所を書くと、北野や上七軒辺りということなる。原將人自身のナレーションによると最初に出火に気付いたのは原將人のようで、「小さな火だと思ったのですぐ鎮火出来るだろう」と予想するも、思いのほか火の回りが速く、原將人は、新作映画の映像が収められたハードディスクと、その編集用のノートパソコンを取るために、煙の中に飛び込み、顔や腕に火傷を負う。出火原因については、電気コードが古くなっていた可能性が高いことが原將人監督の口から語られているが、結果は不明ということに落ち着いたようである。
風の吹いていない日だったということで、延焼は免れたのが不幸中の幸いで、原夫妻は騒がせたことを周囲の家に謝罪に行ったが、皆、同情してくれたようである。

2018年の夏は、歴史上稀な降雨量を記録しており、気温も高かった。火傷を負ったため救急車で運ばれ、入院することになった原監督であるが、熱中症の患者が多く運ばれていたためか、翌日には退院させられてしまったようである。火傷の処置は長男が手伝ってくれた。
新作の映像は無事であったが、それまでに撮った映画のフィルムや、プライベートを収めた8ミリフィルムは駄目になってしまう。8ミリフィルムのなんとか再生可能な箇所がスクリーンにたびたび映される。家族の思い出がそこには収められていた。

原將人は、親子ほども年の離れたまおり夫人と結婚。奥さんの実家から猛反対されたそうだが、長男が生まれると態度も軟化し、一家を応援してくれるようになったという。原監督は、自身と奥さん、長男と双子の女の子の計5人家族。まおり夫人は当日、仕事に出ており、長男から電話で知らせを受けても、頭が真っ白になって、すぐには実感が生まれなかったようである。帰宅後、全員の無事を確認、とっさにスマホで撮影を行い、これが本編映像として生きることになる。その後もまおり夫人はスマホでの撮影を続行する。スマホによる録画であるが、最近のスマホは性能が良いため、商業作品に耐えるだけのクオリティを持った映像が続く。原將人監督とまおり夫人が、山田洋次、大林宣彦、大島渚等と共に撮影した写真が収められたアルバムは焼け残っていた。

家を失った一家は、公民館に身を寄せるが、数日で退去する必要があり、それまでに知人の紹介により、なんとか家財道具付きのアパートを見つけることが出来た。家が全焼するという災難に遭った一家であるが、前向きに困難を乗り越えていく様が印象的である。原監督とまおり夫人の性格を受け継いだためか、子供達が動揺せずに、淡々と現実に向き合っていることも心強い。

一方で、原將人監督の芸術家としての資質を強く感じさせる場面もある。出火を目にした時に、「火が手を繋いで踊っているように見えた」と原監督は語る。困難に遭遇した時でさえそこに美を見いだす感性。十代の頃から映像を撮り続けている原監督の映画人としての矜持と本質が垣間見える気がした。

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2022年3月26日 (土)

コンサートの記(770) 小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVⅢ ヨハン・シュトラウスⅡ世 喜歌劇「こうもり」@ロームシアター京都 2022.3.20

2022年3月20日 左京区岡崎のロームシアター京都メインホールにて

午後3時から、ロームシアター京都メインホールで、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVⅢ ヨハンシュトラウスⅡ世の喜歌劇「こうもり」を観る。

新型コロナウイルス流行のため、2020、2021と2年連続で公演中止になっていた小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト。昨年はオペラ公演が行えない代わりに宮本文昭指揮によるオーケストラコンサートが東京文化会館大ホールで行われたようだが、オペラ・プロジェクトとしては、また京都での公演は3年ぶりとなる。私は2019年の「カルメン」の公演も風邪を引いて行けなかったので、実に4年ぶりとなった。

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ヨハン・シュトラウスⅡ世の喜歌劇(オペレッタ)「こうもり」は、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトのロームシアター京都メインホールでの初公演の演目となったものである。私は、ロームシアター京都で聴く初オペラを、ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場の引っ越し公演となるチャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」にしたかったので、小澤征爾音楽塾の公演には足を運ばなかった。ウクライナ危機の影響により、ゲルギエフは西側の音楽界から弾き出される形となっており、今後日本で聴く機会があるのかどうかも不透明である。あるいは「エフゲニー・オネーギン」が最初で最後のゲルギエフ指揮によるオペラ体験となってしまうのかも知れないが、それはそれとして小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトの「こうもり」である。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトと銘打たれているが、小澤征爾は癌の後遺症、そして高齢であるため、もう指揮台に立つことは出来ない。私が聴きに行けなかった2019年の「カルメン」でも小澤は前奏曲だけを指揮して、後は弟子であるクリスティアン・アルミンクに託しており、もう「小澤征爾の『カルメン』」とは言えない状態であった。
今回は、小澤征爾は音楽監督として教育のみに徹し、全編の指揮はディエゴ・マテウスに委ねられている。

1984年生まれの若手指揮者であるディエゴ・マテウス。ベネズエラの音楽教育制度、エル・システマの出身であり、「第二のドゥダメル」とも呼ばれる逸材である。
エル・システマではヴァイオリンを専攻し、グスターボ・ドゥダメルが組織したシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ(現:シモン・ボリバル交響楽団)ではコンサートマスターを務める。その後に指揮者に転向し、クラウディオ・アバドの推薦によりアバド自身が組織したモーツァルト管弦楽団の首席客演指揮者に抜擢されるなど、若い頃から頭角を現している。フェニーチェ歌劇場首席指揮者、メルボルン交響楽団の首席客演指揮者などを経て、現在は自身の音楽故郷的存在のシモン・ボリバル交響楽団の首席指揮者を務めている。2018年に、小澤征爾と交互にサイトウ・キネン・オーケストラを振り分け、これが小澤との縁になったようだ。以降、セイジ・オザワ松本フェスティバルなどにも参加している。昨年6月にヴェローナでヴェルディの歌劇「アイーダ」を成功させており、また今年7月には、ローマのカラカラ劇場でレナード・バーンスタインの「ミサ」の指揮を行う予定である。

つい最近まで、日本は外国人の入国を基本的に禁止としており、今回の公演は白人メインとなるため、公演が行われるのかどうかも定かでなかったが、なんとか外国人の入国も原則OKとなり、間に合った。

出演は、エリー・ディーン(ロザリンデ)、アドリアン・エレート(ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン)、アナ・クリスティー(アデーレ)、エリオット・マドア(ファルケ博士)、エミリー・フォンズ(オルロフスキー公爵)、ジョン・テシエ(アルフレート)、デール・トラヴィス(フランク)、ジャン=ポール・フーシェクール(ブリント博士)、栗林瑛利子(イーダ)、イッセー尾形(フロッシュ)ほか。演奏は小澤征爾音楽塾オーケストラ、合唱は小澤征爾音楽塾合唱団、バレエは東京シティ・バレエ団。
演出は今回もデイヴィッド・ニースが受け持つ。

アジア各地で行われるオーディションを勝ち抜いた若手によって結成されて来た小澤征爾音楽塾オーケストラであるが、今回はコロナ禍のためアジアでのオーディションが行えず、日本国内のオーディションによって選抜されたメンバーによる編成となった。


上演開始前に、指揮者のディエゴ・マテウスによってメッセージが伝えられる。英語によるスピーチだったため、全ての言葉を理解することは出来なかったが、京都市と姉妹都市であるキエフ市を首都とするウクライナの平和を願うという意味の言葉であったと思われる。


マテウス指揮する小澤征爾音楽塾オーケストラは序曲などでは荒削りなところがあり、楽器によって技術のばらつきがあるように感じられたが、演奏が進むにつれて音も洗練され、音楽をする喜びが伝わってくるようになる。勢い任せのように感じられるところもあるマテウスの音楽作りであるが、生命力豊かであり、この指揮者の確かな才能が確認出来る。

歌手陣も充実。ただ、ロームシアター京都メインホールは、客席の奥行きが余りないということもあって、音がどの席にも伝わりやすく、オペラの音響には最適だが、歌手によっては声が通りにくい場面があったのも確かである。おそらく単なる喉の不調だと思われるのだが。
マテウスはかなり器用な指揮者のようで、そうした場面に瞬時に対応。オーケストラの音を下げていた。

メトロポリタン歌劇場出身のデイヴィッド・ニースは、今回も豪華で色彩感豊かな舞台装置を背景に、こうした折りではあるが人海戦術なども駆使した華麗な演出を展開させる。
第2幕などは、本当に夢の世界へさまよい込んだような心地で、心が中空で躍る。
「こうもり」は即興的な演出が加えられるのが恒例であるが、今回もプッチーニの歌劇「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”がお遊び的に加わっていた。復讐される側のガブリエル・フォン・アイゼンシュタインが、モーツァルトの歌劇「魔笛」より夜の女王のアリア“復讐の心は炎と燃え”をハミングするシーンなどもあり、遊び心に溢れている。また要所要所で白人キャストに日本語を語らせるのも効果的であった。

バレエシーンの音楽にはヨハン・シュトラウスⅡ世のポルカ「雷鳴と電光」を採用。日本人はどうしても体格では白人に劣るが、東京シティ・バレエ団のメンバーは迫力もまずまずで、花を添えていた。

フロッシュ役のイッセー尾形も得意とするコミカルな演技で客席の笑いを誘い、オペレッタを聴く楽しみに満ちた幸福な時間が過ぎていった。

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2022年3月23日 (水)

コンサートの記(769) アンサンブル九条山コンサート Vol.10「標-SIGNE」

2022年3月11日 京都府立府民ホールアルティ(ALTI)にて

午後7時から京都府立府民ホールアルティで、アンサンブル九条山コンサート Vol.10「標(しるし)-SIGNE」を聴く。全曲、2010年代に書かれた邦人作品で編まれたプログラム。

曲目は、馬場法子の「カノンではない変奏曲」(2011)、網盛将平(あみもり・しょうへい)の「Practice of chimeric movement on static syntax」(2015)、前川泉の「レンブラントとして笑う自画像」(2019。アンサンブル九条山公募選出作品)、西村朗の「氷蜜(ひみつ)」(2019)、坂田直樹の「カンデラ」(2019。世界初演)、坂田直樹の「黒曜石の波」(2019。アンサンブル九条山、アンサンブル・エクート共同委嘱作品。日本初演)。

作曲者3名が会場に駆けつけており、舞台転換の合間にトークのコーナーが設けられ、パーカッションの畑中明香(はたなか・あすか)が馬場法子に、ヴァイオリンの石上真由子が前川泉(女性)に、ソプラノの太田真紀が坂田直樹にインタビューを行った。
馬場と坂田はパリ在住。前川は現在、東京藝術大学大学院修士課程に在学中である。


古典派やロマン派の時代を経ずに、素朴な作曲が行われていた時期に続いてほぼ現代音楽から西洋音楽作曲法の受容が行われた日本。他の東アジアの国に先駆けて西洋文化を取り入れているとはいえ、音楽史がいびつになるのはどうしても避けられない。今日聴いた曲も、いずれも面白いところはあったが、後世まで生き残る作品なのかどうかは正直良く分からない。良く分かったら、私も音楽史上に名を残せるわけだが、そんな才能があったら千年に一人の天才である。


馬場法子の「カノンではない変奏曲」。編成は、フルート(若林かをり)、クラリネット(上田希)、ヴァイオリン(石上真由子)、チェロ(福富祥子)。指揮を佐渡裕の弟子で大阪教育大学の教員でもあるヤニック・パジェが務める。

意図的に息漏れをする管楽器がおもちゃの楽器のような愛らしい音色を出してスタート。ヴァイオリンとチェロがうねり、やがてチェロが寄せては引く波のような音型を奏で始める(指揮者の影になっていたので見えなかったが、弦に洗濯ばさみを挟むという特殊奏法を行っていたようだ)。ラストはヴァイオリンが弓ではなく青い棒のようなもので弦を擦るという特殊奏法を行っていた。


網守将平の「Practice of chimeric movement on static syntax」。出演は、太田真紀(ソプラノ)と森本ゆり(ピアノ)。

太田真紀と森本ゆりがピアノの連弾をしながらセリフを喋るというスタイルで開始。英語そして日本語が語られ、旋律へと変わっていく。ポピュラー音楽ならピアノの弾き語りはごくごく当たり前だが、クラシックでピアニストが語ったり歌ったりすることはまずないので珍しい(以前、同じアルティで児玉桃が語りながらピアノを弾いていたことはある)。
その後、太田真紀が後方へと移り、客席に背中を向けながらうなったり語ったりを行い、最後は少し上手寄りに移動して客席に横顔を見せながら叫んだりしていた。


前川泉の「レンブラントとして笑う自画像」。古代ギリシャの伝説的画家であるゼウクシスが、醜い老婆から「自分を女神として描いて欲しい」と頼まれ、仕事を開始するも余りの滑稽さに笑い転げ、息を詰まらせて死んだ、という話を題材にした作品をレンブラントが描いており、それを音楽として再現するという試み。編成は、バス・フルート(若林かをり)、バス・クラリネット(上田希)、チェロ(福富祥子)。石上真由子が行ったインタビューによると、前川は自身が習っていたのはヴァイオリンであるが、なぜか低音楽器が好きで、このような特殊な編成になったという。

各楽器が震えるような音を出す中、奏者達が実際に笑い声を上げていく。その後、楽器の旋律も笑いを模したようなものに近づいていく。


西村朗の「氷蜜(ひみつ)」。若林かをりによるフルート独奏作品である。いかにもフルート独奏のための現代曲といった特殊奏法満載の曲であるが、弱音で彼方から祭り囃子のような旋律が吹かれるのが印象的。今日聴いた作品の中ではこの瞬間が一番魅力的に聞こえた。


京都市出身で、今年41歳の若手作曲家、坂田直樹による「カンデラ」。上田希によるクラリネット独奏作品で、坂田は上田が演奏することを念頭に置いて作曲。上田が高い技術を持っているということで、より難度の高い楽曲となったようだ。
クラリネットの音をキャンドルの明滅に例えたもののようで、中盤に表れる重音奏法が光と影の重奏のようで印象的である。


最後の曲となる坂田直樹の「黒曜石の波」。坂田が大分県の姫島で見た黒曜石の輝きを音の波や潮騒に見立てた作品である。編成は、フルート(若林かをり)、クラリネット(上田希)、ヴァイオリン(石上真由子)、チェロ(福富祥子)、ピアノ(森本ゆり)、打楽器(畑中明香)。ヤニック・パジェの指揮による演奏。
3つの楽章からなるが、この曲はイメージがしやすかった。特にピアノの低音と鉄琴の煌めきが描写的で受け取りやすい。現代音楽の聴き方として、耳で聴くというよりは音を頼りに想像を楽しんだ方が理解しやすいということが上げられると思うが、この曲はまさに想像力で聴く作品であった。

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2022年3月20日 (日)

柳月堂にて(3) ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団 ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)ほか

2022年3月2日

出町柳の名曲喫茶・柳月堂で、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の演奏によるムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)を聴く。

ラストが「キエフの大門」という曲で終わる「展覧会の絵」。ロシアがウクライナに侵攻している最中であり、他の誰かがリクエストしているかどうか気になったので、他に客はいなかったということもあり、リクエストノートを少し振り返って見たのだが、リクエストしている人はいないようであった。

史上最も完璧なアンサンブルの一つとして知られるジョージ・セル指揮のクリーヴランド管弦楽団。今もアメリカのビッグ5(ニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団)というSクラスの楽団の1つとして知られている。

楽曲の隅々にまで光を当てたような明確にして明晰な演奏であり、取りようによっては影に乏しいのがマイナスとなるが、ラヴェル寄りのオーケストレーションの煌めきを味わう演奏として、今も高い評価を受けそうである。

ビッグ5の最盛期のコンビを上げていくと、ニューヨーク・フィルハーモニックはレナード・バーンスタイン、ボストン交響楽団はセルゲイ・クーセヴィツキー、シカゴ交響楽団はゲオルグ・ショルティ、フィラデルフィア管弦楽団はユージン・オーマンディ、クリーヴランド管弦楽団はジョージ・セルとなるだろう。いずれも20世紀のコンビであるが、当時と今とでは指揮者と楽団の関係が異なるため、今後もこれらの時代を上回るコンビは出て来ないかも知れない。

ラファエル・クーベリック指揮シカゴ交響楽団によるスメタナの「モルダウ」を経た後で、次の人がリクエストしたユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏によるドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」が流れる。この演奏は人気で、以前にも1回聴いたことがある。
今でこそ大人気というわけではないユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団の演奏であるが、往時はレナード・バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルハーモニックの演奏よりも人気で、ジョージ・セルとクリーヴランド管はそのあおりを食って、バーンスタインやオーマンディが録音していたCBSではなく、その傘下のエピックレーベルとしか契約出来なかった。エピックの録音技術はCBSよりも劣り、そのため最晩年にEMIに移籍したセルは、EMIの音質に満足していたという。

ユージン・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団による「新世界」であるが、万人向けの仕上がりである。超名演ではないかも知れないが、この演奏に物足りなさを感じる人は余りいないだろう。

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2022年3月 8日 (火)

柳月堂にて(2) ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団 ドヴォルザーク 交響曲第8番

2022年2月5日

名曲喫茶・柳月堂に入り、ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団の演奏でドヴォルザークの交響曲第8番を聴く。

晩年、心臓発作を起こしたことにより指揮者を引退し、ビバリーヒルズで余生を過ごしていたワルターだったが、コロンビア(CBS)レーベルが、新たに開発されたステレオ録音でワルターの演奏を録音することを希望。ワルターを説得し、自前のオーケストラであるコロンビア交響楽団を結成して、心臓に持病を抱えるワルターに無理のかからないペースでのスタジオ録音を実現させる。今日聴いたドヴォルザークの交響曲第8番もそうして録音された貴重な記録であるが、かなりドラマティックな演奏であり、ワルターが最晩年であることを感じさせないエネルギーを放っている。時に阿修羅の如き怒濤の行進や熟練のドライバーのような自在なオーケストラドライブなどを見せ、今なお聴く者を魅了する。

ワルターというと、フルトヴェングラーやトスカニーニ、クレンペラーといった個性の極めて強い、というよりも今の基準でいうと異常なところのある濃い顔ぶれの中にあって、「中庸」「穏健派」というイメージが強いが、実際にはこのドヴォルザークの交響曲第8番に聴かれるようなダイナミックで個性に溢れた演奏を行っていた。強面の指揮者達と比較して顔が穏やかということもあったのだろうが、先入観は取り去って聴くべきだと思う。

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