カテゴリー「サッカー」の25件の記事

2020年7月15日 (水)

スタジアムにて(23) J2 京都サンガF.C.対アビスパ福岡 2020.7.11@サンガスタジアム by KYOCERA

2020年7月11日 JR亀岡駅前のサンガスタジアム by KYOCERAにて

J2、京都サンガF.C.対アビスパ福岡の試合を観る。サンガスタジアムでの有観客試合が行われるのは、2月にあったオープニングマッチ、対セレッソ大阪戦以来となる。有観客によるJリーグのシーズンマッチが行われるのは当然ながら初である。午後6時半キックオフ。

サンガスタジアムで6月28日行われた無観客試合では、サンガはジュビロ磐田を2-0で下している。

今日はチケットはJリーグチケットで販売されているQRコード読み取り式のものだけである。入場前に手をアルコール消毒する必要がある。

Dsc_9145

今回はメインスタンドに陣取る。ソーシャルディスタンスを守るため、空席を多くしており、来場者数はキャパ2万強に対して3千名ちょっとであった。
自粛期間は清掃なども十分に行えなかったようで、下に鞄を置くと砂塵で白くなったり、前の座席に蜘蛛の巣が張っていたりするが、今後は改善されるはずである。

 

今日はアビスパ福岡との一戦ということもあり、令和2年7月豪雨で多くの被災者と犠牲者を出した九州の方々のために、試合前に観客も起立しての黙祷が捧げられた。
今日はアウェイ専用席は販売されていないが、福岡のサポーターも今は京都に来ている場合ではないと思われる。

 

サンガは、ここまで、1勝1敗1分けである。今のところ強いとも弱いともいえない状態といえる。

新スタジアムということで相手はピッチの状態を全く把握していないはずであり、サンガが有利であることは間違いない。

 

試合は前半34分に、サンガのスローインを、オーバーラップしていたディフェンダーのヨルディ・バイスが受けてクロスを上げ、これにフォワードの野田隆之介が頭まで合わせて相手ゴールのネットを揺らす。今日の席は前半のアビスパサイドのゴールが目の前にあり、間近でゴールを目撃することが出来た。

サンガイレブンはバックスタンドの前でパフォーマンスを行う。

更に前半38分、荒木が放ったシュートに、福岡の選手が自軍のペナルティエリア内で手を上げて接触し、ハンドとなって、PKを得る。悪質なハンドと見做されたため、イエローカードも出た。キッカーはピーター・ウタカ。真ん中高めに浮かせたキックで冷静に決め、2-0とリードする。

Dsc_9153

 

プロ野球もそうだが、コロナ下特別ルールが設けられており、選手交代は3名のみではなく5名まで認められる。ただし交代の回数は3回までであり、5人全てを送り込むためには一度に数人を交代させる必要がある。両チームとも今日は最大となる5名を交代させた。

サンガは守りを固めるため、フォワードのウタカと野田という今日の得点者二人を後半開始早々に下げる。代わりに入ったのは、李忠成とジュニーニョ。更には80分に福岡慎平を下げて、レナン・モッタを投入。84分には飯田と荒木を下げ、本多と石櫃を送った。

一方のアビスパは、一度に3人を交代させるという荒技も披露する。

 

今日は鳴り物の応援は禁止である。大声での声援も不可であるため、ピッチ上の選手の声がよく聞こえる。アビスパのキーパーであるセランテスは、片言風の日本語で、「アガーレ!(上がれ!)」、「シンパントハナシテクダサイ(審判と話して下さい)」というユーモラスな指示を出しており、客席の笑いを誘う。
サッカーのオーバーアクションを嫌う人もいるが、今日はアビスパの外国人選手が「アー!!」と大声を出して倒れるも、余りにも大袈裟なので客席から笑い声が起こる。本人もばつが悪かったのか、すぐに起き上がって走り始めていた。

サンガスタジアムのすぐそばをJRが走っているのだが、鳴り物がないため、列車の通過音もはっきりと聞こえる。わかさスタジアム京都(西京極球場)のようである。

サンガは背番号46の移籍1年目である森脇良太が常にチームを盛り上げる声を発しており、彼がムードメーカーになっていることもわかった。

 

後半のアディショナルタイムに、アビスパはコーナーキックからの混戦の末にボールをサンガゴール内に押し込むが、キーパーチャージを取られてノーゴールとなる。

アディショナルタイム5分が終わり、京都サンガF.C.は、有観客試合としては初となる新ホームグラウンドでの勝利を飾った。


Dsc_9154

| | コメント (0)

2020年7月11日 (土)

スタジアムにて(22) サッカーJ2 京都パープルサンガ対横浜FC@西京極 2005.7.2

2005年7月2日 京都市西京極総合運動公園陸上競技場球技場にて観戦

西京極にサッカーを見に行く。J2首位を走る京都パープルサンガ対横浜FCの一戦。出かける時は雨が降っていたのでレインコートを持って行ったのだが、西京極では幸い雨が降ることはなかった。京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場という長い名前のスタジアムを本拠地とするパープルサンガ。京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(本当に長いな)は昭和17年竣工の歴史あるスタジアム。昭和60年に改修され、平成7年にも修繕されているが流石にガタが来ているようだ。客席に屋根がないので雨が降った時は濡れながらの観戦になるのも痛い。

昨年は崔龍珠、松井大輔などを擁しながら5位に終わった京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)。今年は有名選手は一人もいないが首位を独走中である。よほどのことがない限りJ1昇格は確実だろう(後記:この年、サンガはJ2で優勝し、J1昇格を果たした)。

相手チームのエースストライカーは、今はこんな所にいるのか城彰二。
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場はスタンドからピッチがやや遠く、一体感は今一つである。

前半24分、サンガは相手ペナルティ陣地内でファウルを誘い、PKを得る。これをリカルドが落ち着いて左隅に決めて先制。さらに直後に横浜FCはレッドカードで退場者を出して京都が非常に有利になる。

相手エースの城は途中で負傷。その後もプレーを続けるが後半に交代した。右サイドからの切り込みの早さなど今もなお見るべきものはあるが往年の輝きは感じられなかった。

後半は横浜FCがボールをキープする時間が長くなるが、絶妙のシュートが2度もゴールバーに嫌われるなど、チャンスを生かせない。京都のゴールキーパー平井も好セーブを連発する。

結局、そのまま1対0でサンガが勝利を収める。

| | コメント (0)

2020年2月16日 (日)

スタジアムにて(21) サンガスタジアム by KYOCERA オープニング プレシーズンマッチ 京都サンガF.C.対セレッソ大阪 

2020年2月9日 京都・亀岡のサンガスタジアム by KYOCERAにて

この冬初めての雪らしい雪の日。

この天候であるが、サンガスタジアム by KYOCERA(京都府立京都スタジアム)のオープニングゲームがある。プレシーズンマッチであり、選手交代は3人に限らず、またアディショナルタイムの表示もない。

京都市営地下鉄二条駅で降り、JRに乗り換える。JR二条駅から亀岡に向かう電車は満員。円町駅で結構人が降りたが、車内が混雑したまま亀岡へと向かう。サンガのサポーターグッズを身につけている人や、チームカラーの紫を衣装に取り入れている人も多い。
嵐山を越えると竹林が続き、保津峡駅を過ぎると、大堰川の渓谷が何度も姿を現す。まるで秘境へと向かっているかのような気分だ。
トンネルを抜けると目の前に田園風景が広がる。トロッコ列車亀岡駅を過ぎると、黒い巨大な漆器のようなものが遠くに見える。サンガスタジアムである。
まるでホグワーツ城に向かうハリー・ポッターのような気分だ。

Dsc_8657


メインスタンドのチケットは取れなかったため、バックスタンドの自由席を取ったのだが、サンガスタジアムの入り口はメインスタンドとバックスタンド、更にビジター専用の3カ所だけであり、バックスタンドに入る人で長蛇の列が出来ている。チケットもぎりの人員は多く、行列も進んではいるのでストレスはたまらないが、これほどの列が出来ているスタジアムは見たことがないので、改善の余地ありである。初開催なので、今後は改善されていくだろうが。スタジアムの出入り口の3つは絶対数ではなく、今日は一つは再入場口、一つは関係者用として使われていた。コンコースの広さから考えると、複数箇所からの入場があると、コンコースがつかえてしまうということなのかも知れない。帰りの際は2カ所に狭まったが、サンガスタジアムからJR亀岡駅までの歩道が人で溢れているのが見えたため、帰り口を多くしてしまうと駅に人が押し寄せてどうにもならないということも考えられる。Twitterでいくつか検索したところ、サンガスタジアムからJR亀岡駅まで普通に歩けば3分で着くところを30分掛かったそうだが、2カ所にしたからそれで済んだということなのかも知れない。杮落としということでサンガスタジアムへの来場者は1万7000人以上を記録したが、亀岡に一時にこれだけの人が押し寄せるということは大げさでなく有史以来初めてなのではないだろうか。
大勢の人が押し寄せるということ自体、亀岡にとって未曾有のことであり、スタジアムの周りには警察官を、駅には警備員を多数配して交通の混乱を避けるべく努力していた。

京都にサッカー専用スタジアム建設の構想が持ち上がったのは、1995年のこと。京都パープルサンガのJFLからJリーグへの昇格が決定的となり、プロサッカーチームに相応しいサッカー専用スタジアムを建設する機運が高まる。そして2002年のサッカーワールドカップ開催に向けて城陽市の木津川右岸にサッカースタジアムを建設する計画が立案されたのだが、2002年のワールドカップが日本単独ではなく日韓共催となったことから日本国内に建設予定だったサッカースタジアムの計画のいくつかが白紙撤回となり、そのなかに木津川右岸も含まれていて、サッカースタジアムの建設は振り出しに戻った。2002年には京都パープルサンガが天皇杯で日本一となり、追い風が吹くかに思われたのだが、目に前には混乱が待ち構えていた。
京都サンガF.C.(前身の京都パープルサンガを含む)が本拠地としていた京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場はそもそもJリーグ参加チームのホームグラウンドとしての規格に達しておらず、Jリーグのホームグランドとしては日本最低などといわれていた。初期はLEDビジョンもなく席は安手のもの。陸上競技場であるためスタンドからピッチまでが遠い、スタンドの傾斜も緩いので臨場感がないなど京都府唯一の本格的プロスポーツチームの本拠地としてはお寒い限りであった。
そこで伏見区の横大路にサッカー専用スタジアム建設計画が起こったのだが、ここからいかにも京都らしいというべきグチャグチャの展開を見せ、横大路はアクセス面で無理、西京極に仮設スタンドなどを設ける案もあったが、技術面で困難な上に陸上競技連盟による反対があり、西京極を一から建て直すにしてもその間の代替スタジアムがないため不可能。梅小路広場や京都府立植物園に建設するプランも出るが、「府市民の方々の同意が得られない」という「府市民の方々って具体的に誰なの?」という謎を呼ぶ否決で終わる。京都サンガF.C.は宇治市の太陽が丘こと京都府立山城総合運動公園に本拠地スタジアムを作る計画を京都府などに打診するも交通の便に問題ありということで進まず。
ということで、改めてサッカー専用スタジアム候補地を募集。いったんは下りていた京都市に加え、亀岡市、城陽市などが手を上げ、」最終的に亀岡市に決定する。ただ、最初の建設予定地は天然記念物であるアユモドキの生息場所であるとして反対運動が起こり、JR亀岡駅前の現在地に建設場所が移っている。その後も亀岡で反対デモなどがあったが、ようやく完成に漕ぎ着け、最初の試合が行われる。構想から実に四半世紀の道のりであった。

 

残念ながらバックスタンドの2席席(1階席は存在しないのでややこしい)には空席を見つけることが出来なかったので、3階席に向かう。3階席は比較的空いていた。2階席も臨場感があって良いが、3階席は3階席で、昔遊んだことのあるFIFA公認プレイステーション用サッカーゲームに似た角度でピッチを見下ろせる構造で、ボールの近くにいない選手の動きもはっきりと確認出来る。サッカーを観るためのスタジアムとしては最高の部類に入るのは間違いない。

Dsc_8660

試合前に京都府のゆるキャラであるまゆまろがミス亀岡かなにかだと思われる着物姿のお姉さんと共にグラウンドに現れ、サンガサポーターの掛け声に合わせて踊っていたが、寒いので体を動かしたかったのかも知れない。雪はやんでいたが、今日の亀岡はとにかく寒い。
西脇隆俊京都府知事と京セラの山口悟郎会長が試合前の挨拶を行う。公約の一つがサッカー専用スタジアムの建設推進だった西脇知事(他の自治体の方々には考えられないかも知れないが、京都はついこの間まで「サッカー専用スタジアムの建設推進」が公約になり得るような場所なのである)は、「現時点では日本一のサッカースタジアム」と胸を張り、「サンガスタジアムというチーム名が入った日本初のスタジアム」として、ネーミングを行った京セラを讃えていた。

京セラはすでに、京セラドーム大阪や京都市京セラ美術館などでネーミングライツを行っており、仮に京セラスタジアムや京セラアリーナなどにすると京セラドームと混同される恐れがある。またユニフォームのメインスポンサーであり、京都サンガF.C.が元々京セラを中心にプロ化を進めた経緯はよく知られているため、何重にも宣伝する必要は感じられなかったのかも知れない。


以前は、西京極でよく京都サンガF.C.の試合を観ていたのだが、土曜日に稽古を入れることになっていから足が遠のき(結局、稽古が公演に結びつくことはなかったが)、サンガもJ2に低迷したままで、京都の街全体も盛り上がりに欠けていた。昨年は、一時期J2の首位に立つなど、J1昇格のチャンスが訪れたかに見えたが、対柏レイソル戦で1-13という、サッカーの試合とは思えないほどの大量失点を喫し(当然ながらJリーグの1試合における最多失点記録となった)失速。今年もJ2でのスタートとなった。

一方、対戦相手のセレッソ大阪はこのところずっとJ1で戦い続けているチームである。亀岡に向かう列車の中では、サンガが大敗するのではと心配する声も聞かれた。

JR亀岡駅からサンガスタジアムに向かっている途中で、セレッソ大阪の選手を乗せたバスが前を横切る。多くの人が拍手を送った。

久しぶりのサンガ戦観戦ということで、選手の中で名前を知っているのは李忠成だけ。李は今日はスタメンではなく、後半開始からの登場となった。背番号9のピーター・ウタカ、背番号10の庄司悦大(しょうじ・よしひろ。昨季はベガルタ仙台からのレンタル移籍としてサンガでプレーし、シーズン終了後に完全移籍となった)らが現在のサンガを代表する選手となっているようである。

 

試合前は晴れていたサンガスタジアムであるが、試合開始と同時に小雪が舞い始める。祝い雪となるであろうか。絵的に美しい雪舞う中でのサッカーであるが、とにかく寒い。防寒対策は私としてはかなり徹底したつもりであるが、サンガスタジアムの北にある丹波富士こと牛松山とその背後の愛宕山から北風が吹き下ろしてくるため、体感温度もかなり低い。

試合はやはり、というべきか一貫してセレッソペース。どう見てもセレッソの方が強い。サンガ陣内でプレーが行われる時間が長く、またサンガがカウンターを狙ってもセレッソディフェンス陣に角度を潰されるため、シュートを打ってもキーパーの正面かゴールマウスを外れたものにしかならない。またサンガの選手達は上がりが遅く、パスを回すも相手ディフェンスに隙が見られないため、ゴール前にボールを送り込むことがなかなか出来ない。

先制点も当然のようにセレッソが奪う。坂元が右サイドから狙ったロングシュートはそのままゴールに吸い込まれた。

そのままセレッソペースになってもおかしくないような展開であったが、サンガも相手ゴール前での混戦に持ち込み、庄司が蹴り上げたボールがゴールネットを揺らしてサンガが同点に追いつく。その後もセレッソ有利ながら前半は1-1の同点で終えた。

ハーフタイムに太陽が姿を現し、日差しが優しく感じられるようになる。とにかく寒いが、様々な天気を楽しめる一日ともなった。

Dsc_8661

後半もセレッソの方が勢いがあり、64分にパスで中央を破られて奧埜にゴールを決められる。
更にアディショナルタイムにもサンガゴール前でのセレッソの波状攻撃があり、サンガは防衛ならず、都倉にゴールを許す。
なんとか一矢報いたいサンガは、ウタカがドリブルでディフェンスを突破してのビューティフルゴールをサンガサポーターの目の前で決める。直後にタイムアップとなるが、サンガファンを大いに沸かせる一発となった。サッカー専用スタジアムにおいて目の前で決まるゴールは芸術そのものと言っても過言ではないほどの美しさを持つ。ハリー・ポッター・シリーズのクィディッチも、サンガスタジアムで観る現実のサッカーには敵うまい。

 

おびただしい数の人々がJR亀岡駅に向かう。このまま亀岡駅に向かうのは賢明ではない、ということもあるが、元々寄るつもりであった「麒麟がくる 京都大河ドラマ館」に寄る。亀岡市にある亀山城は明智光秀が居城としていた城であり、サンガスタジアムの1階に大河ドラマ館が作られた。亀山城跡はサンガスタジアムの南西、JRの線路を挟んで向かい側にある。現在は宗教法人大本の所有となっており、無料では入れるのだが、宗教団体ということで入りにくい状態ではある。ただ「麒麟がくる」制作発表後に亀山城跡を訪れる人が増えたため、対応に当たるべく、有料での観光に切り替わる予定である。
亀山城という城は、ここ丹波のみならず伊勢にもあり、丹波亀山城の天守を取り壊すよう幕府からの命が下った時に間違えて伊勢亀山城の天守が取り壊されたという嘘のような本当の話がある。丹波亀山城天守は今は存在しないが、明治時代初期に撮影された古写真が残っている。丹波亀山城天守は、一説によると今治城の天守を移築されたものとされ、現在の今治城には丹波亀山城天守の古写真を元にした模擬天守が建てられている。

Dsc_8670

館内には、出演俳優が着た衣装やサインなどが飾られており、明智光秀役の長谷川博己や松永久秀役の吉田鋼太郎らのインタビュー映像などを見ることが出来る。出演者の写真パネルや光秀ゆかりの亀岡観光案内などは撮影可である。

京都大河ドラマ館を出ると、夕日を浴びた牛松山とその背後の愛宕山が美しい。愛宕神社を崇拝していたという明智光秀であるが、亀山城にいる時は、毎日愛宕山の姿を眺めていたということになる。

Dsc_8673

| | コメント (0)

2019年5月18日 (土)

スタジアムにて(17) 京都サンガF.C.対大分トリニータ@京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2014.8.17

2014年8月17日 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場にて

京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で行われる京都サンガF.C.対大分トリニータの試合を観る。

現在、京都サンガF.C.はJ2の7位、大分トリニータは同8位であるが、得失点差によるものであり、勝敗は共に10勝8敗8分けである。というわけで実力が拮抗しているチームの対戦となる。サンガのフォワード、大黒将志は、現在、J2の得点王だが、今年で34歳と、サッカー選手としては高齢であり、スピードには欠ける。現在、J2では湘南ベルマーレ(旧・ベルマーレ平塚)が23勝1敗3分けと断トツであり、松本山雅FCが2位と自動昇格圏にいる。6位までは入れ替え戦であるプレーオフに出場できるため、サンガもトリニータもプレーオフには十分手が届く位置にいる。

前半は大分トリニータのペースである。トリニータがサイドからの突破という攻撃パターンを確立しているのに対して、サンガは右サイドからの石櫃と工藤の攻撃と、個人技を生かした中央突破の2パターンのみであり、相手のペナルティーエリア内に攻め込んだ時の人数が違う。トリニータが5人から6人でプレッシャーを掛けてくるのに対し、サンガではチャンスでもゴール前にはワントップの大黒だけか、いても2、3人だけであり、攻撃の分厚さが違う。
トリニータは右サイドを破ってセンタリングを上げ、サンガゴール前でのゴタゴタを経て、風間宏矢がゴールにボールを押し込み、トリニータが先制点を挙げる。
前半は攻撃のスピード、分厚さ共にトリニータの優位が目立った。前半は、1-0のトリニータリードで終わる。

京都サンガF.C.は、後半に入るとキープ力を生かした攻撃が上手く嵌まりだし、石田雅俊がドリブルで強引に中央突破し、フェイントを仕掛けてシュートを放つ。トリニータのGKはフェイントに引っかかって右側へ飛んだが、ボールは反対側に転がり、石田が同点ゴールを決める。

その後も、大黒がヘディングシュートでゴールネットを揺らすが、これは明らかにオフサイドであり、ゴールとはならなかった。
だが、その直後、トリニータの選手がキーパーへのバックパスを行ったのだが、キーパーはすぐにサンガの選手に詰められる位置におり、結果としてこれはパスミスとなった。足で返したバックパスだったのでキーパーは手でボールを取ることが出来ない。一対一の対決となったが、サンガの選手がボールを奪い、空いているゴール前に転がす。これを石田雅俊が落ち着いてゴールに流し込み、相手ディフェンスとキーパーのミスが重なった結果ではあるが、サンガが2-1と逆転に成功する。
その後も、サンガは何度もチャンスを得るが、シュートを放つ角度を相手もなかなか作らせないため、シュートがことごとくキーパーの正面に跳び、追加点を挙げることが出来ない。

トリニータの選手にはサンガの選手と違って中央突破するだけの個人能力はない。そのため、サイドからの攻撃に対処するだけで良かったのだが、サンガディフェンスは、やはりサイドから崩されて失点。同点とされる。相手は攻撃のパターンが豊富にあるわけではないのだから、サイドからの攻撃のみに備えていれば良かったのだが、臨機応変の対策が出来ないのがJ2からなかなか這い上がれない一因なのであろう。
試合はそのまま2-2の引き分けに終わった。内容的には勝っていたが、それだけにドローということは負けに等しいともいえる。今のサンガは個人技に頼りっぱなしであり、チームとしてのサッカーが出来ていないようにも思えた。

| | コメント (0)

2019年5月 8日 (水)

スタジアムにて(16) 京都サンガF.C.対ジュビロ磐田 2014.7.5@京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

2014年7月5日 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場にて

午後7時から、京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で、京都サンガF.C.対ジュビロ磐田の一戦を見る。
今期はJ2に沈む磐田だが、スター選手も所属しており、現在、J2の2位と昇格圏内にいる。
一方の京都は、J2に落ちてから毎年、J1昇格争いに絡んではいるのだが、結局届くことなく、今シーズンもJ2の6位と苦しい。

以前は西京極に良く通った私だが、稽古を土曜日に入れてからは西京極まで行くことはなくなり、結局、役者が最低限のレベルに達しないということで上演を取りやめた後でも、昨年の春先に一度行っただけで、以来、遠ざかっていた。西京極競技場でサッカーを見ても臨場感が余り感じられないということもある。
結局、京都のサッカー専用スタジアムは京都府亀岡市に建設されるようだが、サッカースタジアムが建設できる場所は京都市内にいくつもあったのにと悔やまれる。

今日の京都は雨という予報で、正午頃にサッと一雨来たが、その後に止み、西京極にもいた時も、小雨ともいえない小さな雨粒がポツンポツンと降りてきただけで、雨らしい雨が降ることはなかった。
空梅雨であるためか、京都市内では虫が異常発生しており、西京極スタジアムでもアナウンスがあった。家でも洗濯物を外に干しておくと、小さな虫が無数に付いていて驚かされることがある。また飲食店でも虫の大量発生のため、窓際の席は使用を取りやめるということがあった。

ジュビロ磐田には、京都市出身で、京都サンガF.C.の前身である京都パープルサンガに所属していた松井大輔がおり、名前がコールされた時にサンガファンからも拍手が送られた。

一方の京都サンガF.C.はJ2が長く、良い選手が出て行ってしまったため、見慣れぬメンバーが揃う。レンタル移籍の選手も多数所属しているようだ。

ジュビロ磐田のフォワードには、「前田の呪い」で知られた前田遼一がいる。得点はその前田から。前半、ジュビロは右サイドから崩すと、前田がヘディングで押し込んで先制。
その後も、サンガゴール前の競り合いで、サンガの選手が上にクリアしようとしたボールがミスキックによりサンガゴールに入ってしまうというオウンゴールで、ジュビロが2-0とリード。

やはりジュビロの壁は厚いかと思えた直後に、サンガは左サイドから切り崩して、最後は山瀬がフワッと浮かせたシュートでゴールを奪い、1-2と1点差に詰め寄る。
しかし、その後に、1点目と同じような展開で前田にヘディングでのゴールを許したサンガは、1-3でと2点ビハインドで前半を終える。

後半。出だしからサンガが素早い攻撃でジュビロゴールに襲いかかり、左サイドからのセンタリングから流れたボールを大黒が蹴りこんでゴール。2-3とサンガが1点差とする。
だが、その後、サンガの選手が放った弾丸シュートが相手ゴールのバーに嫌われるなど、京都は運にも恵まれていない。
最後は、試合巧者である磐田の時間稼ぎ戦法も功を奏し、ジュビロ磐田が3-2で京都サンガF.C.を下した。

| | コメント (0)

2018年9月21日 (金)

スタジアムにて(5) J1 京都サンガ対ヴィッセル神戸@西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2009.3.8

2009年3月8日 西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場にて観戦

J1、京都サンガの開幕戦、西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場での対ヴィッセル神戸戦を観るために出かける。

今年から西京極では、トラックのすぐ後ろに仮設スタンドを設けた「エキサイティングシート」というものが発売される。ものは試しと買ってみた。

午後2時キックオフだが、その10分前に、マラソンなどの際に、トラックからスタジアムの外に出るゲートから入場する。メインスタンドの前、各チームのベンチの横、ゴール寄りに、1つ63席の仮設スタンドがある。私が座ったのは、サンガのベンチサイドの方。ヴィッセルベンチサイドにも仮設スタンドがある。両方合わせて、120人ちょっとが座ることが出来ることになる。

さて、名前通りエキサイト出来る席かというと、やはりピッチと同じ視線で観る訳なので、混戦になると選手達の陰になってボールがどこにあるのか良く見えなくなったりする。また、ファーサイドはやはり遠い。距離的にも遠いが、仮設スタンドが低いので、ピッチを俯瞰で観ることが出来ず、余計に遠く感じるのである。ウォーミングアップする控え選手を間近で観られたり、ピッチの芝の匂いが感じられたりとプラスの材料も多いのだが、コストパフォーマンスに合っているかというと、正直、疑問である。

さて、試合であるが、前半36分に、サンガの渡邉大剛が、ゴールを決めて、1-0。
後半は、サンガの陣地で、ヴィッセルの選手が攻め続ける時間が長くなるが、サンガは敢えて攻めさせているようなところがあり、時々仕掛けるカウンターなどで、京都の方が決定的なチャンスは多かった。しかし、ボールはゴールの枠に飛ばず、或いはキーパーの正面を突く。

今日はスタメンではなかった柳沢敦が後半途中から加入し(柳沢やシジクレイといった、今日はベンチスタートの有名選手が私が座った仮設スタンドのすぐそばでウォームアップをしており、秋田豊コーチが、「ヤナギ、アップ」と指示したり、出番の時に「ヤナギ」と声をかけるのを間近で見られるなど、これはエキサイティングシートならではの特典であった)、追加点を狙ったサンガだがそれは叶わず。だが、1-0でサンガが勝った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年7月 3日 (火)

サッカー日本代表へのオード

緑の波の上のサファイアとルビー
ルビーの方が大きいが、サファイアも煌めきでは負けない

こんなにも美しい負けは滅多になく
敗北がこんなにも胸を打つことも稀だ

二つの宝石の輝きは、永遠の我らの胸に刻まれることだろう
その一つが我々の国であることは
どれだけ誇っても過ぎたることにはなるまい

今月の誕生石を今は讃えよう
我々の宝石の季節は
まだ先だ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月14日 (月)

FIFAワールドカップ優勝記念 ドイツ国歌「ドイツの歌」(日本語対訳付き)

作曲はヨーゼフ・ハイドン。現在では専ら3番の歌詞が歌われているため、3番のところだけ現在のドイツ連邦共和国の国旗の画像に変わります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月12日 (水)

アリムジョン・ラフィコフ

彼ほど頭の良いサッカー関係者は見たことがない。

サッカー好きの人は、「アリムジョン・ラフィコフ」という名前は覚えておいて損はないと思う。

アリムジョン・ラフィコフのコメントはこちら。頭良いし、色んなものを良く見てますね。中日ドラゴンズの監督を今年で勇退する落合博満と同じ種類の人間だと思います。

いつの日か、ラフィコフ・ジャパンの時代の来ることを私は夢見ています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月18日 (月)

なでしこジャパン世界一

サッカー女子ワールドカップドイツ大会決勝(フランクフルト)で、なでしこジャパンこと日本代表(FIFA世界ランキング4位)はFIFA世界ランキング1位のアメリカと対戦。

90分戦って、1-1と勝負が付かず、延長でも1点ずつを取って2-2と決着が付かなかった試合はPKへ。

アメリカのキックを日本のゴールキーパー・海堀あゆみが1本目と3本目を止め、アメリカの2本目のキックはバーの上を大きく越える。

日本は2人目が止められるが、その他はゴールを決め、これを決めれば世界一という状態で熊谷紗希がキッカーとしてゴールと対峙する。熊谷はゴール左上に決めて、PK3-1でなでしこジャパンは世界一となる。

日本代表は優勝トロフィーの他にフェアプレー賞も受賞。澤穂希選手が得点王(5得点)と最優秀選手賞(MVP)を獲得した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

2346月日 DVD YouTube …のようなもの いずみホール おすすめCD(TVサントラ) おすすめサイト おすすめCD(クラシック) おすすめCD(ジャズ) おすすめCD(ポピュラー) おすすめCD(映画音楽) お笑い その日 びわ湖ホール アニメ・コミック アニメーション映画 アメリカ アメリカ映画 イギリス イギリス映画 イタリア ウェブログ・ココログ関連 オペラ カナダ グルメ・クッキング ゲーム コンサートの記 コンテンポラリーダンス コンビニグルメ サッカー ザ・シンフォニーホール シアター・ドラマシティ シェイクスピア シベリウス ショートフィルム ジャズ スタジアムにて スペイン スポーツ ソビエト映画 テレビドラマ デザイン トークイベント ドイツ ドキュメンタリー映画 ニュース ノート ハイテクノロジー バレエ パソコン・インターネット パフォーマンス パーヴォ・ヤルヴィ ピアノ ファッション・アクセサリ フィンランド フェスティバルホール フランス フランス映画 ベルギー ベートーヴェン ミュージカル ミュージカル映画 ヨーロッパ映画 ラーメン ロシア ロームシアター京都 中国 中国映画 交通 京都 京都コンサートホール 京都フィルハーモニー室内合奏団 京都四條南座 京都国立博物館 京都国立近代美術館 京都市交響楽団 京都文化博物館 京都芸術センター 京都芸術劇場春秋座 伝説 住まい・インテリア 余談 兵庫県立芸術文化センター 動画 千葉 占い 台湾映画 史の流れに 哲学 大河ドラマ 大阪 大阪フィルハーモニー交響楽団 学問・資格 宗教 室内楽 小物・マスコット・インテリア 広上淳一 心と体 恋愛 意識について 携帯・デジカメ 政治・社会 教育 散文 文化・芸術 文学 文楽 旅行・地域 日本映画 日記・コラム・つぶやき 映画 映画音楽 映画館 書店 書籍・雑誌 書籍紹介 朗読劇 来日団体 東京 梅田芸術劇場メインホール 楽興の時 歌舞伎 正月 歴史 海の写真集 演劇 無明の日々 猫町通り通信・鴨東記号 祭り 笑いの林 第九 経済・政治・国際 絵画 美容・コスメ 美術 美術回廊 習慣 能・狂言 花・植物 芸能・アイドル 落語 街の想い出 言葉 趣味 追悼 邦楽 配信ライブ 野球 関西 雑学 雑感 韓国 韓国映画 音楽 音楽劇 食品 飲料 香港映画