カテゴリー「アメリカ」の82件の記事

2022年11月18日 (金)

コンサートの記(814) KDDIスペシャル アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団来日演奏会2022京都 京都・ボストン姉妹都市交流コンサート

2022年11月10日 京都コンサートホールにて

午後7時から京都コンサートホールで、アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団の来日演奏会を聴く。京都・ボストン姉妹都市交流コンサートでもある。

曲目は、ショウの「Punctum」(オーケストラ版)、モーツァルトの交響曲第40番、リヒャルト・シュトラウスのアルプス交響曲。


若手指揮者の中でもトップランクの一人に数えられるアンドリス・ネルソンス。1978年、ソ連時代のラトヴィアの首都リガの音楽一家の出である。ラトヴィア国立歌劇場管弦楽団のトランペット奏者としてキャリアをスタートさせ、ラトヴィア出身の名指揮者として知られたマリス・ヤンソンス、エストニア出身のネーメ・ヤルヴィ、フィンランド出身のヨルマ・パヌラらに指揮を師事。ラトヴィア国立歌劇場の首席指揮者に就任して以降、バーミンガム市交響楽団、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団などのシェフを歴任し、現在は、ボストン交響楽団の音楽監督とライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスター(楽長)の地位にある。アメリカとヨーロッパのトップランクのオーケストラのシェフの座を手にしており、40代にしてはかなりの出世とみて間違いない。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団にも定期的に客演している。

アメリカのビッグ5の一角を占めるボストン交響楽団。ニューイングランドのマサチューセッツ州ボストンを本拠地にしているということもあり、アメリカのオーケストラの中でもヨーロピアンテイストの響きを聞かせることで知られる。小澤征爾との長年のコンビでもお馴染みであったが、それ以前にもシャルル・ミュンシュやセルゲイ・クーセヴィツキーと黄金期を築き、世界的に最も著名なオーケストラの一つである。
が、今日の客の入りは悲惨。安い席はほぼ埋まっているが、高い席、特に1階席は4分の1程度しか埋まっておらず、2階席のステージから遠い場所、3階席正面などもガラガラである。やはり世界的な知名度を誇るとはいえ、若手指揮者の公演の割にはチケットが高すぎたということもあるだろう。流れてきた情報によると、昨夜の横浜みなとみらいホールでの公演もやはり惨憺たる入りだったようである(その後の大阪や東京での公演では客の入りは良かったようだ)。

KDDIスペシャルと銘打たれた冠公演であり、無料パンフレットはかなり充実している。
首席指揮者などの座席には、シャルル・ミュンシュ・チェアーなどボストン響ゆかりの音楽家の名前が付けられているようだ。


ショウの「Punctum」(オーケストラ版)。弦楽オーケストラのための作品である。
キャロライン・ショウは、1982年生まれのアメリカ人若手作曲家。ピュリツァー賞、グラミー賞などを受賞している。「Punctum」(オーケストラ版)は、アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団によって今年の夏に初演されたばかりの曲である。

音楽をバスタブに例えると、蓋が外されて湯がヒューっという感じて抜けていくような独特の音型が奏でられた後で、古典的とも思える音の刻み(バッハがモチーフである)を経て、ミニマル・ミュージック系の音型が奏でられていく。分かりやすい現代音楽である。


モーツァルトの交響曲第40番ト短調。クラリネット入りの第2版での演奏である。
第1楽章は往年の名指揮者のような、ゆったりめの速度でスタート。悲劇性は余り強調されないが、惻々とした悲しみが胸に染み通る。
第2楽章は現在流行りのピリオド系の演奏のように速めのテンポを採用。どこまでも高く抜けていく空を見上げながら誰にも結びついていない孤独を味わっているような趣がある。
第3楽章、第4楽章は中庸のテンポで、迫力、疎外感、倦怠、嘆きなどを的確に表していた。


リヒャルト・シュトラウスのアルプス交響楽団。かなり明るめの解釈である。夜が明ける前から山稜に太陽の光がよじ登っているのが見えるかのよう。大編成での演奏であり、京都コンサートホールがこれまで経験した中で一番と思えるほど鳴る。ただ鳴りすぎであり、音響は飽和気味。そのため音の輪郭もはっきりと聞き取ることは難しくなる。
とにかくパワフルであり、嵐に突入する際の2台のティンパニによる強打などは凄まじいほどの勢いである。
各場面の描写力にも優れているのだが、音が強すぎるということもあって陰影を欠きがちである(そもそもそれほど陰影に富んだ楽曲という訳ではないが)。押しばかりで引きがないため、せっかくのボストン響との演奏であるが、これまでに聴いたアルプス交響曲の中での上位には届かないと思われる。もっと繊細さも欲しくなる。

とはいえ、浮遊感のある響きは独特であり、やはり日本のオーケストラからは聴けないものである。音に翼が生えて空間を駆け巡る様が見えるかのようだ。

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2022年10月11日 (火)

美術回廊(80) 「アンディ・ウォーホル・キョウト」

2022年9月21日 左京区岡崎の京都市京セラ博物館・東山キューブにて

京都市京セラ美術館の新館である東山キューブで、「アンディ・ウォーホル・キョウト」を観る。アメリカのモダンアートを代表するアンディ・ウォーホル(本名:アンドリュー・ウォーホラ。1928-1987)の没後最大級の回顧展である。ちなみにウォーホルは、1956年と1974年に来日しており、京都も訪れているようである。

会場内はスマホ内蔵のカメラでの撮影のみ可であり、フラッシュの使用や動画撮影は禁止となっている。

ウォーホルの美術の特徴は、ポップなタッチや豊かな色彩もさることながら、「芸術における唯一性の逆転」を最大のものとしている。それまでの美術は、「一点しかないこと」「真作であること」に価値があったのだが、ウォーホルは大量生産・大量消費の時代を反映して、同じものをいくつも描き、オリジナリティも否定して、「唯一でないことの唯一性」を示すことの成功した。そうしたポップアートを提唱したのはウォーホルが最初であったはずである。そこにはあるいは「ミニマル」という観念が作用していたかも知れない。

ウォーホルが京都を訪れた時のスケッチの展示があるほか、YMO時代の坂本龍一や葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」を取り入れたアートがあり、日本からの影響も分かりやすく示されている。坂本龍一の肖像は、2枚1組であるが、同様の肖像画としてアレッサ・フランクリンやシルヴェスター・スタローンのものが並んでいる。また、本展覧会のポスターに採用されている3つの顔が並んだマリリン・モンローのものも観ることが出来る。

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有名なキャンベルスープの缶を描いた作品や、ジャクリーン・ケネディの複数の表情をモチーフにした「ジャッキー」という作品などが興味深い。

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プライベートを明かさなかったウォーホルであるが、敬虔なキリスト教徒であり、協会での礼拝を欠かさなかった。展覧会の後半には、キリスト教をテーマにした作品も並ぶが、「最後の晩餐」には、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に20世紀のアメリカ的な要素を持ち込んだオリジナリティを放棄したことで逆に独自のオリジナリティを発揮するというウォーホルらしい技巧がちりばめられている。

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ウォーホルの「生死観」については、壁に以下のような文字が投影されている。「ぼくは死ぬということを信じていない。起こった時にはいないからわからないからだ。死ぬ準備なんかしていないから何も言えない(I don't believe it(death),because you're not around to know that it's happend.I can't say anything about it because I'm not prepared for it.)」

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2022年9月15日 (木)

これまでに観た映画より(311) 「トップガン マーヴェリック」

2022年9月12日 MOVIX京都にて

MOVIX京都で、「トップガン マーヴェリック」を観る。大ヒットしたトム・クルーズ主演作の36年ぶりの続編である。前作をリアルタイムで観た人も(私は残念ながら前作はロードショーでは観ていない)、前作を知らない人でも楽しめるエンターテインメント大作となっている。こうした娯楽大作の場合は、解説や解釈を書いても(そもそも解釈の入る余地はほとんどない)余り意味はないと思われるが(あるとすれば、「スター・ウォーズ」の意図的な模倣――おそらくリスペクト――ぐらいだろうか)、取り敢えず紹介記事だけは書いておきたい。

監督:ジョセフ・コシンスキー、脚本:アレン・クルーガーほか。製作にトム・クルーズが名を連ねている。実は、今月16日からは、前作「トップガン」の公開も始まるそうで、前作を観たことがない人は、「トップガン」もスクリーンで観る機会が訪れた。私もこの機会にスクリーンで観てみたいと思っている。

出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、グレン・パウエル、モニカ・バルバロ、ルイス・プルマン、ヴァル・キルマー、エド・ハリスほか。

世界最高峰のパイロット養成機関トップガン出身のピート“マーヴェリック”ミッチェル(トム・クルーズ)は、今も現役のパイロットとして活躍。マッハ9、更にはマッハ10の壁を破ることに挑戦しようとしていた。だがそのプロジェクトに横槍が入りそうになる。今後、飛行機は自動運転化が進み、パイロットは不要となるということで、人間が運転して音速の何倍も速く飛ぼうが意味はないというのだ。AI万能論が台頭しつつある現代的な問題が提示されているが、マーヴェリックは、「(パイロットが不要になるのは)今じゃない」と答え、見事マッハ10の壁と突破する。
そんなマーヴェリックに課せられたミッションがある。トップガンの教員となって敵対する某国のウラン濃縮プラントの破壊に協力して欲しいというのだ。マーヴェリックは座学だけでなく、自らジェット機の操縦桿を握り、実戦形式で若いパイロット達を鍛えていくのだった。

とにかくジェット機によるアクションが見所抜群で、これだけでもおつりが来そうな感じである。マーヴェリックを巡る人間ドラマは、実のところそれほど特別ではないのだが(既視感のあるシーンも多い)、それによって空中でのシーンが一層引き立つように計算されている。
それにしてもトム・クルーズは大変な俳優である。宗教の問題が取り沙汰される昨今、サイエントロジー教会の広告塔ということだけが気になるが(難読症・失読症の持ち主として知られるが、サイエントロジーによって文字が読めるようになったと語っている)、マーヴェリックその人になりきって全てのシーンで観客を魅了してみせている。

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2022年8月16日 (火)

これまでに観た映画より(306) ドキュメンタリー映画「ブライアン・ウィルソン 約束の旅路」

2022年8月12日 京都シネマにて

京都シネマで、ドキュメンタリー映画「ブライアン・ウィルソン 約束の旅路」を観る。アメリカを代表するバンドであったビーチボーイズのリーダーにしてヴォーカル、ベース&キーボード、作詞・作曲、プロデューサーを一人で手掛けたブライアン・ウィルソン。「God Only Knows(神のみぞ知る)」はポール・マッカートニーから「ポピュラー音楽史上最高の傑作」と称されるなど、「真の天才」と誰もが認める大物ミュージシャンでありながら、天才音楽家ゆえの繊細さから精神を病み、また麻薬中毒に苦しんで長期に分かってキャリアを絶つことになってしまう。近年はまた積極的にライブ活動を行っており、エルトン・ジョン、グスターボ・ドゥダメル(ベネズエラ出身の指揮者)、ブルース・スプリングスティーンなどジャンルを超えたミュージシャン達がブライアンを激賞している。ハイライトとなるのは、ハリウッド・ボウルでのライブであるが、客席にいるドゥダメルの姿が映っている(ドゥダメルはハリウッドに近いロサンゼルスのフィルハーモニックの音楽監督を務めている)。

ブライアン・ウィルソンは本当に特別な才能で、ビーチボーイズのメンバーには実弟のデニスとカールがいるが、音楽家としての才能はブライアンが飛び抜けている。「サーフズ・アップ」などを聴けばそれは明白である。
しかし、ブライアンの音楽活動からの離脱は比較的早く、ビーチボーイズのアルバム「ペット・サウンド」を巡るバンド内での争いに疲れたブライアンは、ツアー中にパニック発作に襲われ、ライブ活動を見合わせることになり、その後の精神的不調を診ることになった精神科医ユージン・ランディの職権乱用(最終的にはランディは、「ブライアンへの不適切な処方を行った」ことで医師免許を剥奪されることになる)に振り回されることになる。

本作品でドライブの相棒的存在を務めるジェイソン・ファイン(元「ローリング・ストーン」誌編集者)と知り合った直後も自宅で冷蔵庫の中に隠れていたことがあったそうで(ポール・マッカートニーとの初対面時にも同じようなエピソードがあったはずである)、精神状態がなかなか安定しないことが分かる。

そんな中でブライアン・ウィルソンは音楽活動を続けている。ルーティンワークではなく、様々な新しい実験を行いながらである。この人は音楽に愛された男であり、音楽しかないのだということがありありと伝わってくるドキュメンタリー映画である。

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2022年7月29日 (金)

これまでに観た映画より(303) 「エルヴィス」

2022年7月25日 TOHOシネマズ二条プレミアシアターにて

TOHOシネマズ二条プレミアシアターで、「エルヴィス」を観る。「キング・オブ・ロックンロール」の異名を取り、史上最も成功したソロシンガーといわれながら42歳の若さで死去したエルヴィス・アーロン・プレスリーの伝記映画である。

監督・脚本:バズ・ラーマン、原案・脚本:ジェレミー・ドネル、脚本:サム・ブロメル、グレイグ・ピアース。音楽:エリオット・ウィーラー。出演は、オースティン・バトラー、トム・ハンクス、ヘレン・トムソン、リチャード・ロクスパーグ、オリヴィア・デヨング、ションカ・デュクレ、ケルヴィン・ハリソン・Jr、デヴィッド・ウェンハム、デイカー・モンゴメリーほか。

エルヴィスのマネージャーでプロデューサーでもあったトム・パーカー大佐(演じるのはトム・ハンクス)の視点から描かれているのが特徴。トム・パーカー大佐はプロデューサーとしては有能であり、エルヴィスを世に送り出した張本人であるが、生活面はだらしなかったようで、借金のカタとしてエルヴィスを用い、晩年は自堕落な生活を送ったようである。時に寄り添い、時に離れるエルヴィスとパーカーであるが、傍から見ていると似たもの同士であるように思える。彼らは車の両輪であり、どちらも互いにとってなくてはならないものだったように思われる。

エルヴィスが世に出てから亡くなった後までが描かれているが、パーカー大佐という単一の視点からエルヴィスを見ているということで単調になり、上映時間も約2時間40分と長めであるが、それ以上に長く感じられるのは難点かも知れない。ただ単一の視点としたことでエルヴィス像にブレが少なくなっているのも事実である。この映画に描かれるエルヴィス・プレスリーは、必要以上に格好良すぎることもなく、かといって人間としての情けない部分が強調されることもなく、等身大の像が描かれているように思われる。ここはかなり評価出来る部分である。

メンフィスでデビューしたエルヴィス・プレスリー(オースティン・バトラー)。ピンク色のスーツを着て顔には化粧という、当時としては奇抜な出で立ちで、聴衆から「オカマ野郎」などと野次られたりするが、下半身を動かすセクシャルな動きに若い女性は熱狂。エルヴィスはほどなく時代の寵児となる。エルヴィスにいち早く目を付けたパーカー大佐は、エルヴィスを大手レーベルであるRCAに売り込むことに成功する。ここにエルヴィスの出世街道は開けた。パーカー大佐はプレスリーの亡くなった母親代わりとなることを誓い、黄金コンビは永遠に続くかに見えたのだが、実はパーカー大佐は重大な秘密を抱えていた。

史上トップクラスの成功者でありながら、酒や薬に溺れ、42歳の若さで世を去ることになるエルヴィス・プレスリー。彼自身が彼を死の瀬戸際へと追いやったように見えるのだが、この映画では、エルヴィスを殺したのは彼の「愛」だとしている。ファンの期待に応えるためにボロボロになりながらも歌い続けたエルヴィス。だが、パーカー大佐の指示を無視して我を通すといったエルヴィスの頑固で一徹な面を見ていると、やはり彼は彼の才能に振り回されて死期を早めたように見える。彼を殺したのが彼の「愛」だったとしても、それは「愛」せるだけの素質があったからだろう。

時間的にも感覚的にも長すぎるのが難点だが、エルヴィス・プレスリーという不世出のシンガーを私情を込めずにリアルに描いており(オースティン・バトラーが「怪演」ともいうべき演技を繰り広げている)、エルヴィス・プレスリー入門編としてもお薦めの一本である。

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2022年7月 1日 (金)

これまでに観た映画より(300) 「ショーシャンクの空に」4K上映

2022年6月29日 新京極のMOVIX京都にて

MOVIX京都で、アメリカ映画「ショーシャンクの空に」4K上映を観る。1994年公開の映画の4Kリマスタリング版上映である。原作:スティーヴン・キング、脚本・監督:フランク・ダラボン。ロードショー時には余り話題にならなかったようだが、再上映に大ヒットし、フィルムの永久保存が決まっている名画である。出演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ボブ・ガントン、ウィリアム・サドラー、クランシー・ブラウン、ギル・ベローズ、ジェームズ・ホイットモア、マーク・ロルストンほか。アメリカのショーシャンク刑務所を舞台とした人間ドラマである。刑務所内が主舞台であるため、女性キャストが少ないのも特徴(いずれも刑務所外での登場)。

1947年、若くして大手銀行の副頭取まで出世したアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)であるが、離婚を切り出してきた妻とその愛人のプロゴルファーを射殺したとして終身刑を宣告され、ショーシャンク刑務所に送られることになる。ショーシャンク刑務所では、同性愛者でもないのにその行為を行うことで悪名高いthe sistersと呼ばれる集団からいじめ抜かれるなど、最初のうちは地獄を味わうが、20年以上も収監されているレッド(愛称で本当の姓はレディング。演じるのはモーガン・フリーマン)に心を開くなど、徐々に仲間も増え、刑務所での生活に慣れていく。刑務所の中には洋の東西を問わず、知的水準に問題のある者が多く収監されているとされるが、その中にあって「掃き溜めに鶴」的なインテリであるアンディは経済面に強く、また文化面にも明るく、刑務所の上層部からも信頼を得るようになっていく。
レッドは刑務所内の調達係として一目置かれており、アンディも石を削ってチェスの駒を作りたいということで、ロックハンマーを手に入れてくれるよう頼む。

アンディは更に好待遇を得て、肉体労働から刑務所内図書室の司書への転身を許される。図書室にはブルックスという老人(ジェームズ・ホイットモア)が一人で務めていたが、蔵書数も乏しく、開架スペースもないなど問題山積み。ティムは蔵書の増加とスペースの確保を州議会に手紙で訴える。この訴えは6年越しでようやく叶うことになる。

やがてブルックスは入獄後半世紀を経て仮釈放が認められ、刑務所が手配したアパートに暮らし、スーパーマーケットの袋詰め係(アメリカのスーパーマーケットには精算された品を袋に入れるだけの係がいる。コロナ禍ではこうした人々が「感染を広める可能性がある」として次々と馘首されたことも話題になった)として働くようになるがシャバに馴染めず自殺する。

そんな中、刑務所長のノートン(ボブ・ガントン)の依頼によりティムは裏金作りにも手を貸すようになり、刑務所での彼の立場は受刑者としては最高位と目されるようになる。

1966年、トミーという若い男(ギル・ベローズ)が窃盗罪でショーシャンク刑務所に入獄。トミーは十分な教育を受けておらず、読み書きも満足に出来ない。妻子があるため一念発起したのか、アンディが図書室で密かに行っている教育プログラムに参加し、アルファベットの読み方から始めて、最後は高卒認定試験に合格するまでになる。トミーは若い頃から様々な刑務所に出たり入ったりを繰り返していたが、以前いた刑務所で、プロゴルファーとその愛人の殺害を自慢げに語る男がいたことをアンディらに告げる。無実を訴えるアンディは、所長のノートンに再審請求を申し出るのだが……。


名画として確固たる地位を築いているため、この映画に関して映画人や評論家など様々な人物が言及しているが、個人的には劇中にも登場する、アレクサンドル・デュマ・ペールの長編小説『モンテ・クリスト伯』を上手く用い、つかず離れずの展開にしているところが面白く、本の上手さを感じる。『モンテ・クリスト伯』は、無実の罪で投獄された男が脱獄後に大金持ちとなり、自身に罪をなすりつけた者達への復讐を図る話であるが、「ショーシャンクの空に」にも復讐はないのかと見せかけておいてあり、偽名を使って大富豪にもちゃんとなりという展開が待っている。大体において入獄ものとなると『モンテ・クリスト伯』(日本では黒岩涙香の訳による『巌窟王』というタイトルでも知られている)が世界文学史上最も有名であると思われるため、意図的に取り入れたのか、偶然そうなったのかまでは分からないが、劇中でタイトルが出てくる以上、一切知らずに脚本を書いたということはないはずで、読了済みの者の方がそうでない者よりも楽しめることは確かである。

『モンテ・クリスト伯』的傾向は抜きにしても、刑務所上層部の暴力性、収監者同士の問題、更には年老いてから仮出所した者の「生きづらさ」などをきちんと描いており、社会問題に切り込んでいるところにも好感が持てる。

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2022年5月14日 (土)

観劇感想精選(434) 加藤健一事務所 「サンシャイン・ボーイズ」

2022年5月3日 京都府立府民ホールアルティにて観劇

午後2時から、京都府立府民ホールアルティ(ALTI)で、加藤健一事務所創立40周年・加藤健一役者人生50周年記念公演第1弾「サンシャイン・ボーイズ」を観る。
本来は一昨年に予定されていた公演であるが、コロナ禍により延期となり、本年に改めて上演されることとなった。

出演:加藤健一、佐藤B作、佐川和正(文学座)、田中利花、照屋実、加藤義宗、韓佑華。声の出演:清水明彦(文学座)、加藤忍。テキスト日本語訳:小田島恒志、小田島則子。
演出は、堤泰之が手掛ける。

「サンシャイン・ボーイズ」は、ニール・サイモンの代表作であり、ニール・サイモンに憧れて演劇を志した三谷幸喜(彼は本来は映画監督志望であったため、最初から演劇を目指していたという訳ではないのだが)が、自身が日大藝術学部時代に旗揚げした劇団に、東京サンシャインボーイズという名を与えたことでも知られる。
私が東京サンシャインボーイズの公演に接した経験は一度だけで、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた「ショウ・マスト・ゴー・オン ~幕をおろすな!」の1994年再演版がそれなのだが、実はその時、座長である宇沢萬役で出演していたのが佐藤B作であった。当時の東京サンシャインボーイズは、看板俳優であった西村雅彦(現・西村まさ彦)が、三谷の脚本である「振り返れば奴がいる」への出演や、フジテレビの深夜音楽特集の一つである「マエストロ」に主演するなどして知名度を急速に高めていたが、知名度自体では客演の佐藤B作が最も高かった。

サンシャイン・ボーイズと佐藤B作が繋がったということで、個人的な原点回帰のようで嬉しくなる。


出演者は比較的多めだが、実質的には、かつて「サンシャイン・ボーイズ」の名でヴォードヴィル界を沸かせた、ウィリー・クラーク(今回演じるのは加藤健一)とアル・ルイス(同じく佐藤B作)の二人が軸であり、本道ではないが一種のバディものとなっているのが特徴である。時折、バディもの映画の代表的存在である「明日に向かって撃て!」のオープニング&エンディングテーマ(“Not Goin' Home Anymore” バート・バカラック作曲)が流れ、以前の二人の関係がノスタルジックに浮かび上がる。この音楽による演出はとても良い。


かつてアル・ルイスとコンビを組み、サンシャイン・ボーイズの名で一世を風靡したウィリー・クラーク。サンシャイン・ボーイズとして43年活躍したが、12年前にウィリーとアルの間で諍いが生じ、11年前にサンシャイン・ボーイズは解散。アルはヴォードヴィルでやっていける自信がないとして株式仲買人へと転身したが、ウィリーは、芸能の仕事を続けている。だが、すでに老境に達しつつあるウィリーの下に舞い込む仕事はほとんどない。
甥であるベン・シルバーマン(佐川和正)がマネージャーを務めているが、仕事を取ってくることは少なく、ウィリーは、経年劣化の進むホテルの一室に暮らし、通俗的な昼メロをぼんやりと見続けるような無為な日々を送っている(一応、仕事の依頼がいつ来てもいいよう、電話のそばにいる必要があるとの理由があるらしい)。本当にやる気があるのなら、映画館に出掛けて前衛的な作品を鑑賞したりもするのだろうし、テレビ映画は当時でもそれなりのものが放送されていたと思うが、そうしたものを観る気力ももう失せているようである。「サンシャイン・ボーイズ」というタイトルを付けながら、こうした黄昏の日々を舞台としているところがいかにもニール・サイモンらしい甘悲しさである。

そんな時、ベンがCBSからの仕事の依頼を持ってくる。往年のアメリカコメディーを特集する番組にウィリーにも出て欲しいというのだ。だが、11年前に解散したサンシャイン・ボーイズ再結成という形で、というのが条件であった。
喧嘩別れをしたということもあってウィリーは乗り気ではなかったが、ベンがようやく取ってきた「金メダル」級の仕事、またアルの方も、「孫にヴォードヴィルスターとしての自分の姿を見せたい」ということで、ニュージャージーからニューヨークへと出てきていた。

久しぶりに再会するウィリーとアル。過去のしこりは残っているものの、得意芸だったコント「診察室へどうぞ」のリハーサルを始めることにするのだが・・・・・・。


ビターな味わいのある大人のためのコメディであり、若き日の栄光と、そうではなくなった今の対比が、滑稽と悲哀を生む。

華々しさを取り戻すことはないという、リアルでシビアな展開なのだが、「近い将来実は」という救いになりそうな話を持ってくるところが憎い。あるいはサンシャイン・ボーイズはとある場所で、大成功こそしないかも知れないが……という希望が見える。日没前後のマジックアワーは人生にもあるのかも知れないと、強くではないが背中を押されたような気分になる素敵な作品であった。

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2022年2月20日 (日)

これまでに観た映画より(283) スティーヴン・スピルバーグ監督「ウエスト・サイド・ストーリー」

2022年2月15日 MOVIX京都にて

新京極のMOVIX京都でスティーヴン・スピルバーグ監督のミュージカル映画「WEST SIDE STORY ウエスト・サイド・ストーリー」を観る。先頃亡くなったスティーヴン・ソンドハイムの作詞、レナード・バーンスタイン作曲の最強ミュージカルである「ウエスト・サイド・ストーリー(ウエスト・サイド物語)」。1曲ヒットナンバーがあれば大成功というミュージカル界において、全曲が大ヒットというモンスター級の作品であり、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台をニューヨークのスラム街に置き換え、ポーランド系移民のジェッツとプエルトリコ移民によるシャークスという少年ギャングの対立として描いて、世界中の若者の共感も呼んでいる。

1961年に公開された映画「ウエスト・サイド物語」も大ヒットしており、名画として認知されているが、出演俳優がその後、なぜか不幸に見舞われるという因縁でも知られている。マリアを演じたナタリー・ウッドは、1981年、映画の撮影中に水死。事故とされたが、最近に至るまで殺害説がたびたび浮上している。トニー役のリチャード・ベイマーは、一時的に俳優のキャリアを中断している。ベルナルド役のジョージ・チャキリスも映画よりもテレビドラマなどに活動の場を移しているが、日本では小泉八雲ことラフカディオ・ハーンを演じた「日本の面影」に出演しており、私が初めてジョージ・チャキリスという俳優を知ったのも「日本の面影」においてである。


1961年の「ウエスト・サイド物語」と、今回の「ウエスト・サイド・ストーリー」とでは、設定や舞台、歌の担い手、ラストの解釈などが大きく異なっている。

スピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」のキャストは、アンセル・エルゴート(トニー)、レイチェル・ゼグラー(マリア)、アリアナ・デボーズ(アニータ)、デヴィット・アルヴァレス(ベルナルド)、マイク・ファイスト(リフ)、ジョシュ・アンドレス(チノ)、コリー・ストール(シュランク警部補)、リタ・モレノ(バレンティーナ)ほか。リタ・モレノは、「ウエスト・サイド物語」で、アニータを演じ、アカデミー助演女優賞などを受賞した女優であり、今回の映画の製作総指揮も彼女が務めている。

脚本はトニー・クシュナーが担当しており、細部にかなり手を加えている。

指揮を担当するのは世界的な注目を浴びているグスターボ・ドゥダメル。ニューヨーク・フィルハーモニックや手兵のロサンゼルス・フィルハーモニック(コロナによりニューヨークでの録音が出来なくなったための追加演奏)からシャープにしてスウィング感にも溢れる極上の音楽を引き出している。

「ウエスト・サイド物語」では、リタ・モレノ以外は、白人のキャストがメイクによってプエルトリコ人に扮して演技を行っていたが、今回の「ウエスト・サイド・ストーリー」では、プレルトリコ移民側は全員、ラテンアメリカ出身の俳優がキャスティングされている。また、プエルトリコ移民は英語も話すが、主として用いる言語はスペイン語であり、プエルトリコ移民同士で話すときはスペイン語が主となるなど、リアリティを上げている。デヴィッド・ニューマン編曲によるスペイン語によるナンバーも加わっている。

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映画はまず、リンカーン・センター(メトロポリタン歌劇場や、ニューヨーク・フィルハーモニックの本拠地であるデヴィッド・ゲフィン・ホールなどが入る総合芸術施設)の工事現場の上空からのショットで始まる。マンハッタンのウエスト・サイドがスラム街から芸術の街に変わっていく時代を舞台としている。と書くと美しく聞こえるが、それまでその土地で暮らしていた人が住み家や居場所を失うということでもある。皮肉にも――と書くのはおかしいかも知れないが――彼らを追い込み追い出すのは、映画やミュージカルも含む芸術なのである。ジェッツのメンバーが、リンカーン・センター建設の工事現場地下からペンキを盗み出し、プエルトリコの国旗が描かれたレンガにぶちまけ、それを見たシャークスの面々と乱闘になる。

今回の映画では、ジェッツのメンバーの主力がポーランド系移民とは示されず(トニーはポーランド系移民であることが明かされる場面がある)、白人対有色人種の構図となっている。ヒスパニック系住民の増加は、現代アメリカの重要問題となっており、将来、英語を母語とする人種を数で上回るのではないかといわれている。また、ジェッツの取り巻きには、外見は女性だが内面は男性というトランスジェンダーのメンバーがおり、LGBTQの要素も入れている。

「ウエスト・サイド・ストーリー」といえば、ダンスシーンが有名だが、今回一新されたジャスティン・ペック振付によるダンスはキレも迫力も抜群であり、カメラ自身が踊っているような優れたカメラワークも相まって見物となっている。

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トニー(本名はアントン)は、傷害罪で逮捕され、刑務所で1年間の服役を終えて仮出所中という設定になっており、ベルナルドはボクサーとしても活躍しているということになっている(格闘のシーンではなぜかトニーの方がベルナルドより強かったりする)。

リフが歌う「クール」であるが、これがトニーの歌に変わっており、「クラプキ巡査どの」は警察署に拘留されたジェッツのメンバーによる戯れの劇中劇のような形で歌われる。「Somewhere」が、今回のバージョンのオリジナルキャラクターであるバレンティーナの独唱曲として懐旧の念をもって歌われる場面もある。

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決闘の場が塩の保管倉庫になっていたり、ラストシーンの舞台がバレンティーナが営む商店のそばになるなど、異なる場面は結構多い。ベルナルドの腰巾着的立場であったチノが幅のある人間として描かれているのも意外だが、映画全体の奥行きを出すのに一役買っている。

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シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」は人間の愚かしさを恋愛劇という形で描き上げた作品であるが、1961年の「ウエスト・サイド物語」のラストシーンでもマリアが人間の愚かしさを憎むような表情で退場していた。ただ、今回の「ウエスト・サイド・ストーリー」では憎しみというよりも運命の受け容れに近いように見える。時を経て、差別に対しては憎悪よりもある程度の受け容れが重要であると認識が変わってきたことを表しているようでもある。

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2022年2月15日 (火)

これまでに観た映画より(281) 没後40年 セロニアス・モンクの世界「MONK」

2022年1月31日 アップリンク京都にて

アップリンク京都で、「没後40周年 セロニアス・モンクの世界『MONK(モンク)』」を観る。「セロニアス・モンクの世界」は「MONK」と「MONK IN EUROPE」の2本立てであり、共に上映時間1時間ちょっとと短いが、料金は1000円と安めに抑えられている。

ジャズ・ジャイアンツの中でも、一風変わったピアニストとして知られるセロニアス・モンク(1917-1982)。独学でピアノを習得し、ペダルの使用を控えた独特の響きと独自のコード進行などで人々を魅了している。今回の映像は、1968年に製作されたモノクローム作品で、ニューヨークのヴィレッジヴァンガードなどでの本番やリハーサル、モンクの日常の風景などを収めている。監督は、マイケル・ブラックウッド。

劇中でモンクは、1917年にノースカロライナで生まれたこと、母親が子供をニューヨークで育てたがったため、幼くしてニューヨークに移ったことなどを話している。モンクの若い時代については、本人が余り語りたがらなかったようで、今も良くは分かっていないようである。

ジャズ・ジャイアンツの多くは奇行癖の持ち主であったが、モンクもその場で何度もグルグル回ってみたりと謎の行動を見せている。煙草をくゆらせながら汗だくでピアノを弾いているが、リハーサルに密着した映像では酩酊したような語りを見せており、薬の影響が疑われるが、実は1970年代に入ると、セロニアス・モンクは表舞台から遠ざかってしまう。躁鬱病(双極性障害)であった可能性が高いとのことなのだが、あるいはこの時の喋り方は病気の予兆なのかも知れない。

情熱的で個性豊かな音楽を生んだ不思議な音楽家の姿を収めた貴重なフィルムである。

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2022年2月 8日 (火)

これまでに観た映画より(278) 「風と共に去りぬ」

2014年12月6日

DVDで、ハリウッド映画「風と共に去りぬ」を観る。誰もが知っている名画の一つ。マーガレット・ミッチェルの唯一の小説の映画化。戦中の製作であるが、少なくともこんな映画を作っている国に戦争を挑んでも勝ち目はないと思われる。

アメリカ唯一の内戦である南北戦争を背景にした男女の恋物語である。客観的に見ると男を手段として用いるスカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)は計算高すぎるし、レット・バトラー(クラーク・ゲーブル)は単にモテるだけの嫌な男なのだが、南側の立場から南北戦争を描いていることと、緻密な心理描写も重なり、見応えのある劇になっている。

監督:ヴィクター・フレミング。製作:デイヴィッド・O・セルズニック。出演:ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル、レスリー・ハワード、オリヴィア・デ・ハヴィランド、トーマス・ミッチェル、バーバラ・オニール、ハティ・マクダニエル、イヴリン・キース、アン・ラザフォード他。音楽:マックス・スタイナー。


タラの屋敷が実は画によるものだったりと、色々と種明かしされているが、凝ったセットを用いた完成度の高い仕上がりである。後半はメロドラマに過ぎるといえなくもないが。


アカデミー賞で9部門を受賞しているが、現在では映画音楽としてトップレベルの知名度を誇る「タラのテーマ」を含む音楽部門は、この年は当たり年だっため受賞していない。

受賞こそしていないが、アシュレー役のレスリー・ハワードとオリヴィア・デ・ハヴィランドは主役であるヴィヴィアン・リーやクラーク・ゲーブル以上に洗練された演技を見せており、助演男優賞や助演女優賞を受けてもおかしくないハイレベルに達している(助演女優賞は、この映画で黒人のメイドを演じたハティ・マクダニエルが黒人初となる受賞を勝ち得ている)。

1939年度のアカデミー賞で受賞したのは、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、室内装飾賞、編集賞、特別賞である。

このDVDでは、ラストのスカーレット・オハラのセリフが、「明日は明日の風が吹く」ではなく、「明日は必ず約束されているのだから」という新しい訳になっている。

DVDは、地デジ対応以前の画像サイズで、現在のモニターだと左右が切れる形になる。Blu-rayだとそういうことはなさそうだ。

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