カテゴリー「街の想い出」の27件の記事

2009年9月 5日 (土)

街の想い出(28) 有楽町 有楽町マリオン

街の想い出(28)  有楽町 有楽町マリオン

東京で映画といえば有楽町マリオン。日本劇場の跡地に立つこのシネマコンプレックスに私もよく通いました。
ここで観た映画でパッと思い浮かぶものを挙げると、「メジャーリーグ2」、「リトル・ブッダ」、「ラヂオの時間」、「みんなのいえ」などです。「ラヂオの時間」はまず地元の千葉の映画館で観たのですが、もう一度観たくなってマリオンに行きました。マリオンのお客さんは千葉のお客さんよりもずっと笑いに対する反応がよく、私も千葉で観た時よりも愉快な気分になれました。映画といえども観る箱を選ぶ必要があるのだと実感しましたね。

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2009年8月17日 (月)

街の想い出(27) 神田・御茶ノ水界隈その8 明治大学12号館

街の想い出(27) 明治大学12号館

明治大学第二文学部文学科文芸学専攻は、今はなき5号館、6号館、7号館と、1994年に竣工した12号館を中心に授業を行っていました。

12号館の教室からはライトアップされた東京タワーが見えました。東京タワーを見ながら勉強というのはロマンティックでしたね。夜の部は学生が少ないということもあり、私語もなく(私語をするような学生はそもそも授業に出てこないということもある。ちなみに多くの学生は全国的に有名な進学校の出身者です)講義内容も充実したものでした。

ちなみに文芸学専攻とは、戦前の文芸科を受け継ぐ専攻で、日本文学と演劇学を軸に、英米仏独露中の各国語の文学を学ぶ場所で、早稲田大学の文芸専修や日本大学芸術学部の文芸専攻といった創作を学ぶ専攻とは趣を異にします。私は日本文学に軸を置いていましたが、戯曲研究などの演劇系科目、仏文学史や独文学史なども学んでいました。だから、外国語こそ中国語が多少出来るくらいですが、翻訳文学に関する知識はオールマイティです。

夜間のみにあった文芸学専攻は、夜間部廃止と同時に文芸メディア専攻に改組され、教育の内容は少し変わったようです。ちなみに学費は倍になりました。

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2009年7月26日 (日)

街の想い出(26) 神田神保町 「まわるお寿司 うみ」

街の想い出(26) まわるお寿司 うみ

明大生時代によく行ったのが、神田神保町の交差点にある回転寿司のお店「まわるお寿司 うみ」。安くて美味しい寿司が食べられます。コンサートの前のちょっとした食事の時には、よくこの店を利用していました。

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2009年5月 7日 (木)

街の想い出(25) 千葉その3 千葉劇場

街の想い出 千葉劇場

千葉市中央区中央3丁目にある映画館、千葉劇場。前身は本当に劇場でしたが、戦後に映画館になりました。
私が10代の頃は2階席のある比較的大きな映画館でしたが、内部はオンボロでした。1995年にいったん取り壊され、その後、ミニシアターとして復活しています。

以前の千葉劇場で上映された映画で一番記憶に残っているのは、高校生の時に観た、オリバー・ストーン監督、ケビン・コスナー主演の「JFK」。ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ大統領暗殺の闇に迫る作品で、当時、大きな話題を呼びました。今ではJFKというと、阪神タイガースの抑え陣のことですね。

ミニシアターになってからの千葉劇場にも何度か通っていますが、正月に映画を見に行った際、何故か暖房が効いていなくて館内が酷く寒かったのを憶えています。

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2008年8月 5日 (火)

街の想い出(24) 神田・御茶ノ水界隈その7 内山書店

街の想い出(24) 神田・御茶ノ水界隈その7 内山書店

東京都千代田区神田駿河台下の、すずらん通り。この通りに中国関係専門書店が2軒あります。1軒は以前に単独で紹介した東方書店。そしてもう1軒がここで紹介する内山書店です。
内山書店は3階建て。私が初めて訪れた頃(1994年)と最近とでは本の配置が多少異なっていますが、1階に日本語の中国語と中国関係書、中国語による経済書、文学書などが並べられ、2階には中国の古典書や音楽書、3階では民芸品などが売られていました。

2階には中国の音楽CDやカセットテープ、VCDなどが並ぶコーナーがあり、中国人作曲家によるオーケストラ曲のCDも売られていました。演奏を担当しているのが中国の団体ではなく、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団という、名前を聞いたこともない怪しげなオーケストラであったことが記憶に残っています。

さて、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団は、現在ではNAXOSというレーベルから出ている録音でおなじみのオーケストラとなっていますが、複雑な事情によりロシア・フィルハーモニー管弦楽団を名乗る団体は複数あるため、内山書店に並んでいたCDのロシア・フィルハーモニー管弦楽団と、NAXOSからCDを出しているロシア・フィルハーモニー管弦楽団が同一団体なのか、今でも判然としないのです。

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2008年4月30日 (水)

街の想い出(23) 銀座その4 銀座シネパトス

街の想い出(23) 銀座その4 銀座シネパトス

東銀座にある銀座シネパトス。地下にある映画館です。3つのスクリーンがあり、ロードショー、名画など様々な映画を上映。

この映画館観た映画で印象深いのは、ルネ・クレマン監督、アラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」のリバイバル上映。1994年か1995年のことだったと思います。

今はどうか知りませんが、当時の銀座シネパトスは近くを走る地下鉄の音がときおり館内に響いてくるという、のんびりした感じの映画館。そうした場所で、アラン・ドロン演じる主人公が海辺で太陽の光を浴びながら満面の笑みを浮かべ、でも実は……、という切ないラスト(このラストシーンは原作にはない、映画独自のもの)を観るのは、最新式の映画で万人向けの映画を観るのとは違った独特の感慨があったのをよく憶えています。

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2008年3月14日 (金)

街の想い出(22) 銀座その3 銀座山野楽器本店

銀座通りにある山野楽器本店。銀座のみならず日本を代表する老舗音楽ショップです。CD売り場や楽器販売も充実していますが、私はCDや楽器よりもピアノスコアを買うためにこの店に良く通いました。ここと銀座通りの南にあるヤマハ銀座店に行けば、欲しいピアノスコアは大体手に入れることが出来ました。

1999年のある日、山野楽器銀座本店の楽譜売り場に行くと、子供向けの曲が延々とかかっていました。モニターにアニメの映像が流れ、スピーカーからは同じ曲がエンドレスで流れていたわけです。その時は何で子供向けの曲をずっと流しているのかわからなかったのですが、程なく、その子供向けの曲の正体がわかりました。大ブレークすることになる「だんご三兄弟」だったのです。「だんご三兄弟」は話題にはなっていたもののCDはまだ発売になっておらず、楽譜が先行発売されていたので、楽譜売り場でここぞとばかりに「だんご三兄弟」が流れていたわけです。
それにしても瞬く間に盛り上がって、あっという間に終わった、あの「だんご三兄弟」フィーバーは何だったんでしょうね。

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2008年1月 9日 (水)

街の想い出(21) 千葉その2 シネマックス千葉

街の想い出(21) 千葉その2 シネマックス千葉

千葉市中央区にある映画館「シネマックス千葉(CINEMAX千葉)」。5つのスクリーンを有する、千葉市初のシネマコンプレックスです。1997年のオープン。この映画館で最初に観た映画は、確か竹中直人監督の「東京日和」だったと思います。写真家のアラーキーこと荒木経惟(あらき・のぶよし)夫妻をモチーフにしたドラマです。竹中直人と中山美穂の主演。松たか子の映画初出演作でもありました。岩松了の脚本。映画音楽の作曲は大貫妙子で、坂本龍一が編曲を担当しています。私は「洛北日和」というブログもやっていますが、そのタイトルの基になったのが「東京日和」です。

この映画館にはたびたび通い、色々な作品を観ています。というのもシネマックスにはメンズデイがあって、毎週木曜日に男性は1,000円で映画を鑑賞することが出来るので行きやすかったという理由があります。学生料金も1,300円で、東京の映画館に対抗しています(東京の映画館の学生料金は1,500円が一般的)。

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2008年1月 3日 (木)

街の想い出(20) 千葉その1 千葉神社

街の想い出(20) 千葉その1 千葉神社

千葉にいた頃は、毎年、千葉神社に初詣に行きました。普段は人の少ない千葉神社境内も(有名な神社でも普段の日は境内はガラガラですが)正月三が日は人で溢れ返ります。子供の頃は参拝するまで長い時間待つのが苦痛でした。帰り道に、毎年お好み焼きを買うのが楽しみでもありましたが。

二階建ての重層社殿である拝殿・本殿は平成になってから建ったものでそれ以前は、比較的小さな社が本殿でした。
かっての本殿は、現在は摂社である千葉天神の社になっています。

千葉天神(旧・千葉神社本殿)
千葉天神(旧・千葉神社本殿)

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2007年12月17日 (月)

街の想い出(19) 銀座その2 東劇

街の想い出(19) 銀座その2 東劇

東劇。銀座と築地の中間、東銀座にある映画館です。

ここで観た映画と特に印象に残っているのは、竹中直人監督の「119」と黒沢清監督の「ニンゲン合格」。

「119」は消防署員の物語。とはいえ、ここ何年も火事が起こっていないという平和な海辺の街でのお話です。出演は、赤井英和、鈴木京香、温水洋一、塚本晋也、浅野忠信、津田寛治、マルセ太郎、宮城聰、竹中直人ほか。脚本は、筒井ともみ、宮沢章夫、竹中直人の3人が担当。音楽:忌野清志郎。
静岡県沼津市を中心とした日本情緒の残る風景、小津安二郎を意識した竹中の演出、撮影当時25歳だった鈴木京香の日本美人ぶり、忌野清志郎の歌など、見所の多い作品です。

「ニンゲン合格」は、14歳の時に事故で記憶を失った青年(西島秀俊)が10年ぶりに目覚めたところから始まるヒューマンドラマ。出演は、西島秀俊、役所広司、りりぃ、麻生久美子、哀川翔、洞口依子ほか。
展開が淡々としているので、“退屈だ”と評価する人も多かったようですが、「人間」、「夢」、「家族」などについて考えさせられるところも多く、個人的には第一級の人間ドラマであると思っています。

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