鴨川の河原で一人稽古
戯曲の改訂も終わったことだし、そろそろ俳優的な感覚を取り戻しておいた方が良いだろうということで、鴨川まで出て、既成の一人芝居用台本を朗読する。選んだ本の名前は具体的には言えないが、一人芝居としてはかなり長めで、しかも延々喋りっぱなしという種類の台本である。内容も重い。
写真の景色を眺めながら、「あめんぼの歌」や「四季譜」といった発声練習をしてから早速読み始める。背後を人が行き来するが、羞恥心を克服する意味も含めて人がいる方が訓練になる。河原だし、騒音になるわけでもない。サキソフォンやバンドの練習をしている人もいる。さすがに演劇関係のことをしているのは私だけだが。
腹式呼吸とは違う呼吸法を試しているのだが、今日の読みはまずまずといったところか。声の表情はまだ余りつけていないし、発音が難しい箇所も多々ある。でも、日が暮れるまで1時間以上ノンストップで読み終えることが出来た。息切れして意識は朦朧とはいかないまでも低下気味にはなったが。
次回からは場所を変えてもっと朗々と読み上げたいものだ。
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