10月7日の稽古
午後1時過ぎから午後4時40分頃まで、ほとんどぶっ続けで稽古を行う。
まず、西側を向いて、訃報の入った緒形拳氏のために黙祷。
今日もテキストを2回通して読む。
今日は鼻の調子が悪いので、といっても鼻の調子は常に悪くて、いつもどちらか片方の鼻の穴が詰まっているような状態なのだが、今日は両方とも詰まっているような状態だったので、発音がいつも以上に悪くなる。
1回目の読みは、発音を意識して行うが、発音に意識が行きすぎて、噛むこと噛むこと。もともと文語調で噛みやすいセリフではあるのだが、さすがに噛みすぎである。
ということで、発音は今日は諦めて、2度目の読みはリズム重視で行う。これは比較的スムーズにいった。しかし、意識をまだ分散できていないのが弱いといえば弱いだろう。一つのことに集中すると他のことがおろそかになるというのは、実生活ではともかく、演技者としてはマイナスでしかない。もともと男性というのは一つのことにしか集中できないように頭の構造がなってはいるのだが、それを少しでも克服していきたい。
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