竹本座跡の碑
初代竹本義太夫が人形浄瑠璃のために開いた竹本座跡の碑。大阪・道頓堀にある。義太夫は近松門左衛門とコンビを組み、「曽根崎心中」で当たりをとる。義太夫が健康上の理由で座本を下りると、初代竹田出雲が二代目座本となり、近松とのコンビで多くのヒットを飛ばした。主な初演作に、「曽根崎心中」、「冥途の飛脚」、「国性爺合戦」、「女殺油地獄」(以上、近松門左衛門:作)、「菅原伝授手習鑑」(並木宗輔、初代竹田出雲らによる合作)、「義経千本桜」、「仮名手本忠臣蔵」(いずれも並木宗輔、二代竹田出雲らによる合作)などがある。
近松、二代竹田出雲亡きあとは衰微し、明和4(1767)年に閉鎖された。
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