芝右衛門
大阪・道頓堀のセラヴィスクエア中座4階にある「客入れ」と「人気」の神様・芝右衛門の像。
淡路島に住んでいた狸の芝右衛門は、ある日、大坂の中座で面白い芝居があると聞き、侍に化けて見に行ったところ大いに気に入り、毎日、中座に通うようになった。しかしある日、鼻の利く犬に正体を見破られた芝右衛門は、木の葉を銭に見せかけて払っていたということもあって、皆によってたかって殴り殺されてしまう。ところがその翌日から中座は客の入りが悪くなった。中座関係者は「これは祟りに違いない」と、奈落に狸の像を祀ったところ、再び大入りが続くようになったことから、芝右衛門は「人気の神様」として崇められるようになった。
現在の芝右衛門像は最近になって出来たものだが、一緒に写真を撮ると人気上昇の御利益があるという。
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