安土城遠景
織田信長最後の拠城となった安土城。天正4(1576)年に造営を開始し、同9(1581)年に完成(天正7年完成という説もある)。5層の天主がそびえる壮麗な城であり、訪れたポルトガルの宣教師も「これほどの建築は見たことがない」と驚くほどだったが、完成からまもない天正10(1582)6月2日未明、織田信長は本能寺の変に倒れ、直後に安土城の天主も焼け落ちる。信長の次男・織田信雄が焼き払ったともいわれる。
城のある安土山はかっては目加田山といったが、信長が近くにあった安土山という山の名を気に入り、名前を移したという話が伝わっている。
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