玄武神社
玄武とは風水における北を守る神のこと。黒い亀という意味で、亀と蛇がからんだ姿をしている。
玄武神社は、在原業平の主であり、文徳天皇の第一皇子であった惟喬親王を祭神とする。当然、皇太子になれたはずの惟喬親王だが、藤原良房を外祖父に持つ、異母弟の惟仁親王(清和天皇)が生後わずか9ヶ月立太子し、皇位を継ぐことになる。玄武神社は不遇に終わった惟喬親王の御霊をなぐさめるために建てられたという。京都市北区紫野雲林町。平安京における玄武は船岡山がそれに擬されたが、玄武神社は船岡山よりも少し東にある。
| 固定リンク | 0
コメント