名古屋城天守
名古屋市のシンボルでもある名古屋城大天守と小天守。5層6重の大天守は床面積では日本最大とされる(実際の日本最大の天守は家康の駿府城天守だったようだが、早くに焼失してしまい、また7層の天守だったことはわかっているが、正式な史料が残っていないために日本最大の天守と認定できない)。江戸城、大坂城、二条城、駿府城など、幕府が作った天守が次々に失われていく中にあって、江戸時代を通して立ち続けた名古屋城大天守と徳川氏の権威の象徴である金の鯱は名古屋人の誇りであった。しかし昭和20年5月14日の空襲により焼失。燃え落ちる天守を見て名古屋人は涙したという。昭和34年(1959)に鉄筋コンクリートで大天守、小天守ともに外観復元された。
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