京都・西陣「空爆被災を記録する碑」
京都・西陣の辰巳公園内にある「空爆被災を記録する碑」。昭和20年(1945)6月26日午前9時30分過ぎ、米軍B29爆撃機が近畿地方上空に侵入、京都・西陣に7発の爆弾を投下、死者43名、重傷者13名、軽傷53名(ただし重軽傷者は300名を超えていたという証言もある)、全壊家屋71戸、半壊292戸、何らかの被害を受けた家屋は850戸を超えるという大災害となった。しかし大本営発表により「被害なし」とされたため、今でも「京都は空襲を受けなかった」と信じている人は多い。この碑は西陣空襲の記憶を風化させないために地元の有志の方々により建てられたものである。
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