高山彦九郎皇居望拝像
三条大橋東詰、京阪三条駅の東にある「高山彦九郎皇居望拝像」。通称:土下座。現在では待ち合わせの目印としても使われている。
高山彦九郎正之は、江戸時代中期の思想家。徳川将軍が日本の最高権威とされる時代にあって、「天皇こそが日本の君主である」と考え、勤王論を唱えて全国を回った。上洛の際には、京の入り口である三条大橋で跪き、御所(皇居)のある北西方向に頭を下げ、天皇への敬意を示すと同時に皇室の零落を嘆いたそうで、その様がこのように銅像になっている。
高山彦九郎が幕末の勤王志士に与えた思想的影響は極めて大きい。
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