源頼政の墓
平等院の塔頭、最勝院にある源頼政の墓。源平の時代にあって、源氏でありながら平清盛に近しい人物として、源氏としては異例の従三位まで進み、「三位頼政」とも称された源頼政。だが清盛の天狗ぶりに反発するところがあり、以仁王と共に平家追討を計画、以仁王の平家追討の令旨をもって全国の源氏に挙兵を促すが、平家側に情報が漏れたため、奈良に落ち延びようとする途中の宇治で平家の大軍に追い付かれる。平等院に立てこもって平家と対戦するが、多勢に無勢であり、頼政は以仁王を逃して平等院内で自刃した。時に77歳。
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