雪の鹿苑寺(金閣寺)その1

臨済宗相国寺派の寺院・鹿苑寺。金閣寺の別名で知られる。西園寺公経の別荘・北山第を足利三代将軍義満が譲り受け、山荘北山殿としたのが始まり。
足利義満は明国より「日本国王」の称号を得て、日本史上唯一、天皇よりも上の地位に就くなど絶大な権力を手にし、この地で北山文化を興した。
義満の死後、遺言により寺院として改められ、義満の法号・鹿苑院殿より鹿苑寺と名付けられ、夢窓国師を開山として迎えた。

1994年、世界文化遺産に登録。