大阪音楽大学

大阪府豊中市庄内にある大阪音楽大学。西日本初の音楽大学である。
日本を代表する指揮者であった朝比奈隆が、音楽監督をしていた大阪フィルハーモニー交響楽団（最初の名称は関西交響楽団)に優秀な人材を送り込もうと自ら教壇に立ち、音楽学や語学を教えるなど、大阪フィルと強いパイプを作ったことでも知られる。なお、大阪音楽大学は作曲、器楽、声楽中心で指揮科は存在しない。朝比奈隆も指揮は教えていない。有名OGで指揮者の西本智実は作曲科の出身で「ヒットソングの作り方」を研究している。指揮を学ぶのはサンクトペテルブルク音楽院においてである(年齢制限があるため本科には入れず別科で学んでいる。ただ別科は誰でも入れるが「才能なし」と見なされるとすぐ退学になるため、修了するのはかなり難しい）。
短期大学が併設されており、有名OGにaiko、夫婦漫才師かつみ・さゆりのさゆり(尾崎小百合。在学中にお笑いに転向したため卒業はしていない)などがいる。

クラシック界をはじめとする音楽界に数多くの人材が輩出しており、有名出身者は数え切れないほどである。