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2013/06/08

江戸城天守台

江戸城天守台

現在の天守台は明歴の大火(1657年)で天守が焼失した後に、時の将軍・家綱が規模を縮小して天守を再建するために石垣を組んだものである。
しかし、老中会議において、天守は最早戦時には無用の長物であって、権威を示すものに過ぎず、天下太平で徳川の治政が盤石になった今では権威も不要、ただ金が掛かるだけという意見が多数となり、天守が再建されることはなかった。
代わりに江戸城内で最も美しいとされた富士見櫓をもって天守の代用とすることが決まった。

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